うちのアパートが都市ガスからプロパンガスに!?

プロパンガスの契約

賃貸で都市ガスからプロパンガスに変更!切り替え費用や注意事項をチェック

賃貸物件に住むと、家賃もかかります。

となれば、他の費用はなるべく抑えておきたいものですよね。

そのために、ガス代が安い都市ガスの物件を選んで住む人も、多いものです。

 

しかし!

「せっかく都市ガス物件に住んだのに、大家さんがプロパンガスに変えるって決めちゃった!」

なんてことも、あるんです。

入居者とすれば、

ガスオ
なんでわざわざ料金が高いプロパンガスにするの!?

って思うし、ガスを変える時の費用や、変えた後のプロパンガス料金が心配ですよね。

 

そこで今回は、

賃貸で都市ガスからプロパンガスに変更される場合の、切り替えにかかる費用や注意事項、大家さんへの交渉など

について、お話しします。

うまく対処し、極力損をしないようにするためにも、落ち着いてじっくり読んでくださいね。

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賃貸で都市ガスからプロパンガスに変更される時の費用

ガス切り替えにかかる費用は?

ガス切り替えにかかる費用は?

『都市ガスからプロパンガスに変わる』

となった時に、一番気になるのが

ガス変更にあたっての費用負担があるのかどうか

ガス代はどうなるのか

ですよね。

まず、その辺りから見ていきましょう。

 

ガス切り替えに必要な入居者側の費用は?

都市ガスからプロパンガスに変えるとなると、

工事もしますし、給湯器やコンロなどもプロパンガス用のものに取り換える必要があります。

でも、工事費やガス器具などの交換費用を

入居者が負担する必要はありません。

大家さん、もしくはガス会社で、必要な費用を持ってくれるはずです。

 

なぜかというと、

都市ガスからプロパンガスに変えることを決めたのは、大家さんだから。

そして、大家さんの決定によって、工事や新しいガス器具が必要になるからです。

このような場合は、入居者が必要な費用を負担することは、まずありません。

 

賃貸住宅だと入居する時に、ガスコンロを自分で用意することもありますよね。

だとしても、

『大家さん都合で買い替えが必要になる』

ということには変わりないので、入居者負担にはならないのです。

 

ないとは思いますが、万が一大家さんが

『ガス器具を買い替える費用は自分で出してください』

などと言ってきた場合は、

『大家さんがガスを変えると決めたことで買い替えることになるのだから、大家さん側で負担してください。』

とはっきり言いましょう。

それでも入居者で負担するように言われた場合は、その理由をきいておき、

  • これから使うプロパンガス会社
  • 消費生活センター

に相談してみてください。

 

消費生活センターは、全国にあり、契約や消費などに関する相談を受けている機関です。

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に電話すると、近くの消費生活センターを案内してくれますよ。

もちろん、場所を調べて相談に行っても大丈夫です。

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ガス料金はどう変わる?

もう1つの大問題が、

『ガス代がどうなるか』

ですよね。

その辺りについて、考えてみましょう。

 

『都市ガスと同等の料金で』と言われることも多い

通常だと、プロパンガスは都市ガスより料金が高くなってしまいます。

そこで、ガス会社などからは、

ガス屋
プロパンガスに切り替えた後も、都市ガスと同等の料金でガスを供給します。

と言われることも、よくあります。

でないと、入居者がガスの変更に反対したり、転居したりしてしまうかもしれませんからね。

もし本当に『都市ガスと同等のガス代』でやっていけるのなら、入居者にとっても安心です。

 

ただし、これは注意が必要です。

なぜ気を付ける必要があるのか、次にお話しします。

 

『都市ガスと同等の価格』って?

都市ガスとプロパンガスでは、料金の仕組みも実際の価格も違います。

それを考えると、筆者としては

本当に『都市ガスと同等のガス代』になるのか?

と思わざるを得ません。

少なくとも、大家さんや管理会社、ガス会社が

「同等の価格で供給するから、大丈夫ですよ。」

と言ったとしても、

鵜呑みにしないほうが良いです。

 

なぜかというと、都市ガスとプロパンガスには、けっこうな料金差があるからです。

どのくらい違うかというと、地域やガス会社にもよりますが、賃貸の目安として、

都市ガスとプロパンガスの違い

都市ガスの従量料金…

143円/立方メートル

プロパンガスの従量料金…

550円~/立方メートル

プロパンガスの適正料金での従量料金(目安)…

450円/立方メートル

このくらい違うのです。

といっても、都市ガスはプロパンガスの半分以下の熱量。

プロパンガス1立方メートル分の熱量を得るためには、都市ガスは2.2立方メートル必要です。

そのため、

都市ガスの使用量=プロパンガスの使用量×2.2

という計算の仕方をします。

 

これで考えると、実質的には

都市ガス…143円×2.2=314.6円

プロパンガス…550円

適正料金のプロパンガス…450円

ということになります。

使用量を計算に入れても、やはりプロパンガスのほうが高いですよね。

 

さらに基本料金を考えると、これも目安ですが、

都市ガス…1,000円くらい

プロパンガス(賃貸での平均的な料金)…2,000円

プロパンガス(賃貸での適正料金目安)…1,800円

これが、月々のガス代に加わるわけです。

 

もちろん、実際にガス会社が、どういう料金設定にするかにもよります。

でも、もしこの目安通りの基本料金と従量料金だとしたら、

『都市ガスと同等の価格のプロパンガス』はなかなか難しい

と考えざるを得ないでしょう。

 

このような理由から、

『都市ガスと同等の価格で供給すると言われても、鵜呑みにしないほうが良い』

と言えるでしょう。

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ガス料金が高くなるのを防ぐために

最終的にプロパンガスに変えざるを得ないとしても、ガス代が上がるのは、なんとか防ぎたいですよね。

そのために大切なのは

切り替え後、料金が具体的にいくらになるのか、書面で説明してもらう

ということ。

 

なぜ書面で説明してもらうのが良いかというと

  • 料金についての行き違い
  • 言った言わないのトラブル

を防ぐためです。

 

『都市ガスと同等の価格』と言われたら、払う側としては

『都市ガスの時と同じくらいのガス代になる価格設定』

をイメージしますよね。

でもガス会社側からすると、もしかしたら

『ガス会社的に、これが都市ガスと同等と判断した価格』

と考えている可能性もあるわけです。

また、具体的に価格を書いていなければ、どんな価格であっても、

ガス屋
高いと思うかもしれませんが、プロパンガスとしては、これが“都市ガスと同等の価格”なんですよ。

なんて言われてしまったら、こちらは手の打ちようがないですよね。

 

もう1つは、口頭だけの説明だけだと、後になって

ガス屋
同等の価格なんて言ってませんよ。

そういう書面もないですよ。

と言われてしまう可能性もあるからです。

もっとも、実際に『言った』のに『言ってない』なんて言い出すガス会社や管理会社、大家さんは、あまり良くないと思いますが。

 

というわけで、

プロパンガスへの切り替え後の料金は、具体的な価格を書いた書面で伝えてもらいましょう。

 

都市ガスからプロパンガスに切り替えられる時の注意

何をチェックしておく?

何をチェックしておく?

では次に、都市ガスからプロパンガスに切り替えられる時に、どんなことに注意したらよいか、見ていきましょう。

ここまでに書いたことと重なっている部分もありますが、まとめてお伝えするので、ぜひ読んでくださいね。

同意書を提出する前に

先に、『同意の確認』についてお話ししておきましょう。

 

大家さんが賃貸住宅の設備や契約条件を変える時には

入居者の同意

が必要です。

『契約条件を変える』

というのは、たとえば『今までペット不可だった物件がペット可になる』というような時です。

 

ガスは、どうかというと、

  • 都市ガスであることが、物件の条件や契約書、重要事項説明書などにかかれていることも多い
  • 都市ガスであることを理由に物件を選ぶ人もいる

ということで、やはり入居者の同意を取るものと考えるのが、筋でしょう。

実際、ガスの切り替えでは同意書を求めるケースが多いです。

 

入居者の同意を得る時は、入居者に『同意書』を出してもらいます。

これはその名の通り、

『ガスを切り替えることについて、入居者として同意しました。』

という書面です。

 

言うまでもないことですが、これは

きちんと同意してから

出してください。

 

というのは、一旦同意書を出してしまうと、後から交渉しようとしても

「内容に納得したから、同意書を出したんでしょ?」

ということになってしまうからです。

 

逆に言うと、

納得がいかなかったり説明が足りなかったりした場合は、同意書を出さずに、説明を求めたり交渉したりすることができる

ということでもあります。

つまり、

『同意書は入居者の切り札』

ともいえるのです。

ちょっと大げさかもしれませんが、本当です。

 

中には、突然お知らせが来て

『同意書が必要なので、明日までに出してください!』

と言われたというケースもあります。

こんなこと突然言われたら、慌てて、つい出してしまいそうですよね。

でも、大家さんや管理会社に早く出すように言われたとしても、

落ち着いて、確認するべきことは確認し、交渉するべきことは交渉して、納得してから出しましょう。

 

なお、同意書について、なにも言ってこない場合は、早めに

ガスオ
同意書はどうするんですか?

と、ツッコんでみてください。

あまりないケースだとは思いますが、万が一、

もう大家さんが決めてるので、同意書は要りません。
ガス屋

などと言われたら、

「そのやり方はありなのかどうか、どうしたら良いか」

消費生活センターに相談してみましょう。

全国の消費生活センター等

ガスが切り替えられる時の注意ポイント

管理会社や大家さんから

「都市ガスからプロパンガスに変えることにしました!」

というお知らせが来たら、まず

  • なぜガスを切り替えることにしたのか
  • 同意書について
  • ガス器具の交換費用は大家さん(もしくはガス会社)で負担してもらえるか
  • 切り替えた後のガス会社はどこのガス会社か
  • 切り替え後の料金は、具体的にいくらになるのか
  • いつ頃切り替えるのか
  • 工事日はいつになるのか
  • 室内の工事や点火確認などへの立ち合いについて

を確認しましょう。

 

では、それぞれについて説明しますね。

 

なぜプロパンガスにするのか?

『都市ガスはガス代が安いから都市ガスの物件を選んだ』

という人にとっては特に、

『なぜ都市ガスからプロパンガスにするのか?』

は聞いておきたいですよね。

理由がわからないと、『ガス切り替えが必要』と言われても、同意する気持ちにもなりにくいでしょうから、

ガス切り替えのお知らせに理由が書いていない場合は、確認しておきましょう。

 

ちなみに、全てがそうではありませんが、都市ガスからプロパンガスに変えるケースで多いのは

ガス設備や給湯器などの交換費用を浮かせるために、ガス会社に工事費や設備費を肩代わりしてもらいたい

という理由です。

 

プロパンガス会社では、

ガス屋
工事や設備、ガス器具の費用は無償にするので、うちのガスを使ってください。

といわれて契約をすることが、珍しくありません。

これを

『無償貸与契約』

と言います。

一方、都市ガスでガス器具などを取り換えるとすれば、その費用は大家さん負担になります。

当然大家さんとしては、ガス会社に無償でやってもらったほうが助かりますよね。

そんなわけで

「だったら都市ガスからプロパンガスにしよう。」

と、ガスの切り替えを決める人も多いのです。

 

ただし、『無償貸与契約』には、ウラがあります。

実は、この無償貸与でガス会社が持つ費用は、入居者のガス代から回収されるのです。

ということは?

そう、

ガス代が高くなる一因になる

ということです。

 

この『無償貸与契約』と『無償貸与が、ガス代が高くなる原因の1つである』ということは、後でまた出て来るので、頭の片隅に置いておいてください。

 

ガス器具の交換費用を誰が負担するか

先にも書いたように、

大家さん都合でガスを切り替えるのですから、ガス器具の交換費用は入居者が出さなくて良いようにしてもらえるのが、通常です。

でも念のため、

『大家さん(もしくはガス会社)が費用を出します。』

ということをしっかり確認しておいてください。

ガスストーブなど、自分で買ったものについても、遠慮せず確認しておきましょう。

 

切り替えた後のガス会社も教えてもらおう

『プロパンガスに切り替えた後に、どこのガス会社と契約することになるのか』

これも大切な情報です。

きちんと教えてもらってください。

 

なぜかというと、

切り替え後の料金など、ガス会社に直接聞きたいことがある時に必要だからです。

実際のガス料金がいくらなのか、切り替える前に知っておきたいし、必要であれば交渉などもしたいですよね。

そのためにも、

『どうせ後でわかるから』

と後回しにせず、

同意書を出す前に、ガス会社名と連絡先を教えてもらいましょう。

 

切り替え後の料金について

前半部分でも書いたように、

切り替えた後の料金を確認しておくのは、とても大切なことです。

もし大家さんや管理会社が

『具体的な価格を教えてくれない』

『わからない』

という場合は、ガス会社に直接問い合わせて確認し、

『この料金で供給します』ということを、書面で伝えてもらいましょう。

もちろん、大家さんや管理会社が教えてくれた場合にも、書面にしてもらうことが大事です。

 

やり取りは面倒かもしれませんが、

『切り替え後の料金をきちんと知ってから考えたい』

というのは、入居者としてまっとうなことです。

遠慮せず問い合わせてくださいね。

 

工事や立ち合いの予定について

都市ガスからプロパンガスに変えるには、器具の交換だけでなく、配管などの工事もあります。

また、開栓する時には立ち合いも必要です。

となれば、仕事の休みなど、都合をつける必要もありますよね。

そのためにも、

いつ工事をするのかも、確認しておきましょう。

 

良心的な大家さんであれば、ガスを切り替えるお知らせも、早めに出してくれるはずです。

切り替えがしばらく先であれば、具体的な工事日は、決まっていないかもしれません。

その時は、決まったら早めに知らせてもらうように、お願いしておきましょう。

 

ガス会社と料金についてのチェック事項

ガスの切り替えに同意するかどうか考えるうえでは、

切り替え直後だけでなく、

長い目で見た時の料金

についても気にしておきたいものです。

そこで最低限確認しておきたいのが

  • 基本料金と従量料金の具体的な金額
  • ガス料金のうち、どのくらいの額が設備費になるのか
  • 原材料価格や為替の変動でガスを値上げせざるを得ない場合、どうするのか

ということです。

『基本料金と従量料金の具体的な金額を確認する』

ということは、すでにお話ししたとおりなので、ここでは残りの2つについて説明しましょう。

 

設備費の上乗せがいくらになるのか

…と書くと、

「設備費の上乗せ!?何それ!?」

と思う人もいるでしょう。

先に

『無償貸与でガス会社が付けたガス設備や配管の費用は、入居者のガス代から回収される。』

とお話ししたことを思い出してください。

この『回収される分』のことです。

 

2017年6月から

賃貸住宅のガスその他の設備をガス会社が負担して設置し、入居者のガス代に含めてその費用を回収する場合は、そのことについて入居者に説明し、料金明細にも記載すること。

というルールが設けられました。

これは、ガス会社の義務です。

通常、プロパンガス物件に入居する場合は、入居前に説明があります。

入居中に都市ガスからプロパンガスに切り替えられる時も、やはり同意書を出す前に知っておきたいですよね。

ガス切り替えに同意するかどうかの判断材料にもなるので、ぜひ問い合わせておいてください。

 

値上げについてもしっかり確認

と書くと、これも

「値上げするの!?」

って思う人がいると思います。

 

でも、プロパンガスは値上げすることもあります。

原材料や為替レートなどが変動するので、値上げせざるを得ないこともあるからです。

もっともこれは、都市ガスでも同じですね。

 

そこで大事なのが、値上げが必要になった時に

  • どのように通知するのか
  • どのくらいの値上げ幅になる可能性があるのか

ということです。

なるべくこれも訊いておいてください。

 

もちろん、料金のことが気になるからというのもありますが、

『値上げの時に、顧客にどう対応するガス会社か』

も知ることができます。

 

ガス会社の中には

『絶対値上げしません!』

と言うガス会社もあったりします。

そう言われると安心してしまいそうですが、ちょっと待ってください。

そもそも、

状況によっては値上げが必要な物を売っているのに『絶対値上げしない』と言い切る

って、違和感ありますよね。

原材料が高騰したら、値上げなしではガス会社もやっていけなくなります。

それに、中には、

値上げはしないと言っておいて、後で少しずつ値上げする、なんてガス会社もあるのです。

ガス会社全てを疑ってかかる必要はありませんが、油断はしないほうが良いですよ。

 

問い合わせてみることが大事な理由

こうして読んでみると、いろいろ確認したり問い合わせたりするのが、面倒に感じるかもしれませんね。

でも、

  • 必要な情報を得たうえで、判断する
  • 交渉するべきことがあるかどうか、考える
  • 相手がきちんと対応してくれるかどうか、様子を知る
  • 後で不利益を受けないため、不利益を受けた時に対応しやすくするため

という意味でも、必要なことを確認しておくのは、とても大切なのです。

 

良心的な大家さんや管理会社、ガス会社なら、必要なことはきちんと伝えてくれるはずです。

また、わからないことは「わからない」と、確約できないことは「確約はできません」と言ってくれるでしょう。

「面倒がられるんじゃないかな…」

なんて、遠慮する必要はありませんよ。

入居者からの問い合わせに答えることも、大家さんや管理会社、ガス会社の仕事の一つですから。

 

ガス切り替え後のチェック事項

無事に工事が済んで、プロパンガスに切り替わってからも、しばらくは料金などに注意しておきましょう。

チェックするのは

  • ガス料金とガス代
  • ガスの検針票や請求書に、基本料と従量単価、ガスの使用量、税額などの明細が書いてあるか
  • 値上げをする時、わかりやすく通知してくれているかどうか

というあたりです。

そしてもし、

  • 切り替え前に説明してもらった料金とぜんぜん違う
  • 検針票や請求書に、合計金額しか書いていない
  • 通知がないのに値上げされていた

という時は、ガス会社に問い合わせ、改善するよう伝えてOKです。

 

切り替え前に説明してもらった料金と違えば、当然『話が違う』ということですよね。

(こういう時のために、『書面で説明してもらう』ことが大切なのです)

このことに関しては、管理会社や大家さんにも、伝えておいたほうが良いでしょう。

 

また、検針票や請求書に合計金額しか書かないのも、おかしなことです。

どんなものでも、買い物をしたら明細を書くのは当たり前ですから。

それに、合計金額しか書いていないと、不当な値上げもしやすくなります。

 

そして値上げ通知も、本来ならしっかりするべきところです。

中には、検針票に小さく

『〇月から×円値上げします』

と書いてあるだけのガス会社も、あります。

でも、見落としてしまうような通知って、意味がないですよね。

 

もしガス会社に伝えても改善されないようなら、これも消費生活センターに相談するのがおすすめです。

 

ガス変更なんて納得いかない!そんな時は?

交渉してみよう

交渉してみよう

ここまで、ガス変更にかかる費用や注意事項などを書いてきました。

でも、

「都市ガスだから入居したのに!」

と思っている人にとっては、やはりガスの変更は納得いかないかもしれませんね。

 

都市ガスからプロパンガスに変えることを決められるのは、大家さんです。

でも、入居者にだって、交渉する権利はあります。

ここからは、大家さんへの交渉について、書いていきます。

 

交渉で大事なこと

交渉で大事なのは

交渉のポイント

  • 大事な事項(たとえばガスの料金など)は書面で伝えてもらう
  • 納得がいかないうちは、同意書は出さない
  • 冷静に、説得力のある話をする
  • 交渉の目標は、現実的なところにしておく
  • できれば入居者同士で協力して交渉する
  • 相手の話をよく聞く
  • 決まったことは書面(覚書など)にして、大家さんと入居者の両方で保存しておく

ということです。

 

先にお話ししたように、書面で伝えてもらうことや覚書を作ることは、

  • った言わない
  • 記憶違いからのトラブル

を防ぐためです。

また、納得がいかないうちは同意書を出す必要も、ありません。

では、その他のことについて、それぞれお話ししましょう。

 

冷静に具体的な話をする

ガス代が高くなるかもしれないことを考えると、

「都市ガスからプロパンガスに変えるなんてとんでもない!」

と言いたくなるのも、わかります。

日々の生活にかかるお金のことって、すごく大切ですものね。

 

でもここは、

深呼吸して、冷静にいきましょう。

落ち着いて話すほうが伝わりやすく、相手に話を受け入れてもらいやすくなります。

 

そして、

  • ガスを切り替えられると、どういう理由でどんなことが困るのか
  • どんなことについて、どう対応してほしいのか

を整理して、できるだけ具体的に、わかりやすく伝えることが大切です。

 

たとえば

都市ガスのほうが安いのに、プロパンガスにするなんてありえないですよね!

ガス代が上がるとみんな困るんですよ!

どうにかしてください!

と言うより、

プロパンガスでは、最初は安くても、後から値上げされるケースもあると聞いています。

それを考えると、『都市ガスと同等の料金』とだけ言われても、実際に同等になる料金設定になるのか、それを維持してもらえるのか、心配です。

なので、具体的な料金の金額を教えてほしいです。

そして設定した料金を極力守るように、ガス会社に約束してもらってください。

 

ガス会社ではこの料金でと言っていますが、この料金で計算すると、今より年間〇〇円くらいガス代が高くなりそうです。

うちとしてもこれだけガス代が上がるのはしんどいです。

私は都市ガスということでここに入居したし、契約書にも『都市ガス』と書いてありますよね。

プロパンガスに切り替えるのであれば、もう少し料金を下げるようにガス会社に交渉するか、もしくは、家賃をいくらか下げてもらえませんか?

 

というように、数字や事例、どうしてほしいかなどを具体的に出したほうがわかりやすいし、相手も具体的に考えられますよね。

数字や事例を出すのも、説得力を持たせられますよ。

 

交渉の目標は現実的に

『どこを目標に交渉するか』

は、なるべく現実的な線にしておくと良いです。

たとえば、

  • ガス代が少し高くなることを受け入れる代わりに、家賃を安くしてもらう
  • できるだけ料金を抑える努力をすることを、ガス会社に守ってもらう
  • 値上げの理由がなくなったら、できるだけ元の料金に戻すことを、ガス会社に約束してもらう
  • もし不当な値上げがあったら、大家さんからもガス会社に値下げ交渉してもらう

など。

 

逆に、たとえば

  • ガス会社に値上げを一切禁止してほしい
  • 都市ガスの料金を上回った分は、大家さんに支払ってほしい
  • 他の人の所は切り替えてもいいから、うちだけ都市ガスのままにしてほしい

などというのは、現実的とは言えないでしょう。

 

なお、

『都市ガスからプロパンガスへの変更を中止してもらう交渉をする』

というのも、ありです。

ただ、ガス器具の交換が必要でやむを得ずプロパンガスにする場合、うまくいくかは微妙なところだと思います。

 

交渉は、『何が何でも自分の言い分を通すこと』ではありません。

もちろん、主張するところがあって良いのですが、

『双方が受け入れられる着地点を探す』

と考えたほうが、お互い話もしやすくなります。

また、後々も大家さんとは関わりが続くわけです。

なるべくトラブルにならないように、お互いが折り合えるところで決着することも、大切です。

 

できれば複数の入居者で交渉する

大家さんへの交渉は、できたら他の入居者とも協力してするのが、おすすめです。

何人かで交渉すると、

  • 1人の意見ではないことが伝わる
  • 他の人にとってはどんなことが困るかも伝わる
  • 同じ立場の人と相談できる、知恵を出し合える

というメリットがあります。

 

普段あまり付き合いがないと、協力を呼びかけるのもちょっと大変かもしれませんね。

でも、メリットはあるので、ぜひトライしてみてください。

 

相手の話をよく聞く

『交渉』というと、主張を伝えるイメージが強いかもしれません。

でも、『相手の話を聞く』ことも、とても大切です。

なぜかというと、

  • 相手の状況や考えを知ることで、どんな要求なら受け入れてもらえそうか考えられる
  • 納得できるポイントが見つけられる
  • なるべく否定せずに話をよく聞くことで、印象が良くなったり信頼してもらえたりして、こちらの話も聞いてもらいやすくなる

というメリットを得られる可能性があるからです。

「そういう事情があるなら、こっちをお願いしたほうが受け入れてもらえそう。」

「この話をしたら、もしかしたら考えが変わるかもしれないな。」

というようなポイントも、見つけられるかもしれません。

 

そうそう。

先に『冷静に話す』ということを書きましたね。

冷静でいると、『相手の話を聞きやすい』というメリットもあります。

そういう意味でも、冷静さは大切ですよ。

 

なお、シチュエーションは違いますが、『大家さんへの交渉』については、こちらにも書いてあります。

ヒントにしてみてくださいね。

賃貸でガス会社を変えるには大家さんにどう交渉する?

大家さんや管理会社、ガス会社の対応がひどい時は

大家さんや管理会社、ガス会社がみんな、入居者のことを誠実に考えてくれるなら、安心です。

でも残念ながら、入居者思いの人ばかりとは言えないのも、現実です。

もし

  • 説明を求めても、何の説明もしてくれなかったり、はぐらかしたりする
  • 事前の説明も同意確認もなく、ガスの切り替えを『決定事項』として突然通知された
  • 『同意書を出さないと説明しない』などと、意思決定に関わる説明を聞く機会を奪おうとする
  • 『嫌なら出ていけばいい』など、理不尽なことを言われる
  • ガス切り替え後の料金などが、書面で説明してもらったことと違っている
  • 自分は同意して良いと思っているのに、今使っているガス会社から同意書を出さないように言われた
  • ガス器具の費用を入居者が負担するように言われた

など、

『これはおかしいな』『対応がひどい』

と思った時は、

消費生活センターに相談してください。

 

ガス会社や料金のことについては、ガス会社変更サービスなどにも相談はできます。

でも、『大家さん、管理会社とのトラブル』も絡んでくるので、

契約トラブルについても強い『消費生活センター』のほうが良いでしょう。

 

消費生活センターの電話番号は、

『188』

『いやや』と覚えてくださいね。

全国の消費生活センター等

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まとめ

賃貸住宅のガスが、都市ガスからプロパンガスに替わる場合、

入居者の費用負担はありません。

ただし、

ガス代が高くなってしまう可能性

は、十分にあります。

誰でもガス代が高くなるのは、できる限り防ぎたいですよね。

そのためにも、

落ち着いて、確認すべきことやわからないことはしっかり確認し、交渉すべきことはしっかり交渉しましょう。

そして、

大事な決め事は、必ず書面に残してください。

 

賃貸住宅の設備やガスなどについての決定権は、大家さんにあります。

そのため、入居者はどうしても弱い立場に置かれがちです。

でも、私たちにも交渉する権利はあるのです。

黙って泣き寝入りはせず、損をしないようにがんばってみましょう。

 

そして、困った時や、理不尽なことがあった時は

消費生活センター

に相談してください。

サービスや契約などでのトラブル対応のプロが、相談に乗ってくれます。

困った時は一人で抱えず、プロに相談することが大切ですよ!

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