プロパンガス会社を名乗る人がセールスに来て
なんて言われた…。
そんな経験、ありませんか?
訪問営業って、しつこく話をしようとしてくることもあって、困りますよね。
一方で、
「安くなりますよ!」
と言われると、やっぱり気になるもの。
でも、断るにしても話を聞きたいにしても、プロパンガスの訪問営業って、注意が必要なんです。
下手をすると、悪質な業者につかまってしまうこともあるからです。
では、どう対応したら良いのでしょうか?
この記事では、
- プロパンガスの訪問営業への対処法
- ボッタクリに遭わないためにはどうしたら良いか
について、お話しします。
プロパンガス以外のセールスにも使える技も書いてあるので、ぜひ読んでくださいね!
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プロパンガスの訪問営業への対処法
プロパンガスの訪問営業が来た時の、一番確実な対処法は
きっぱり断る
これにつきます。
では、
- 断り方
- 断った方が良い理由
- 営業の人の話に興味がある時はどうするか
などについて、お話ししていきましょう。
プロパンガスの訪問営業の断り方
『プロパンガスの訪問営業が来た時は、きっぱり断るのが確実』
とお話しました。
実は、訪問営業を効果的に断るには、
ちょっとしたコツ
があります。
そのコツを伝授しましょう。
プロパンガス以外の訪問営業・販売にも有効な方法なので、ぜひ覚えてくださいね。
効果的に断れる言葉
断る時は、
『契約しない』ということが、相手にはっきり伝わるように言うことが大事です。
たとえば
「別のガス会社と契約する気はありません。」
「今のガス会社に満足しているので、他とは契約しません。」
というようにです。
ガスに限らず、最近のセールスは、あまりしつこくしないことが多いようです。
だいたいの訪問営業は、これで帰ってくれるでしょう。
でももし、それでもしつこく話をしてくる場合は
「契約しません。帰ってください。」
これが一番のパワーワードです。
なぜ『契約しません。帰ってください。』が一番のパワーワードかというと、
- 訪問営業では『契約しない』と言っているのに勧誘を続けた場合、行政処分の対象になる
- 『帰ってください』と何度も伝えても帰らない場合と、『不退去罪』になる
と、法的に効き目のある断り方だからです。
万が一、それでも居座ろうとする場合は
- 『警察を呼びますよ』と警告する
- それでも帰らないなら、警察に電話する
これでOKです。
断る時に使ってはいけない言葉
一方で、訪問営業を断りたい時に使ってはいけない言葉もあります。
それは
『いいです』
『結構です』
このような言葉は使わないようにしましょう。
なぜなら、
『OKです』
という意味にも使うものだからです。
もちろん、まともな業者なら、断る意味に受け取るでしょう。
でも、悪質な業者だと、
自分の都合の良いように意味をねじ曲げて「契約すると言った」ということにしてしまう可能性
もあるんです。
そういう点でも、さきほどの
『契約しません』は、都合よく解釈する余地を相手に与えない言い方でもあるのです。
「きっぱり断るのって苦手…」そんなあなたへ
中には、
「たとえセールスであっても、『きっぱり断る』って苦手なんだよね…。」
という人もいるでしょう。
日本人って、はっきり言ったり断ったりするの、苦手な人多いですもんね。
そんな時は
『きっぱり断る練習』だと思って、断ってみましょう!
実は筆者も、『きっぱり断る』って、かなり苦手でした。
でも、いろいろなセールスの電話がくるたびに、『これは練習!』と思って何度かやっていたら、断れるようになりました。
訪問営業の人も、断られることも折り込み済みで来ています。
遠慮なく断って大丈夫ですよ!
なぜ訪問営業は断ったほうが良いのか
『訪問営業は、断るのが一番確実』
と書きましたが、なぜでしょうか。
実は、訪問営業によるトラブルが、けっこうあるのです。
しつこく勧誘するばかりではなく、契約を取りたいがために
- 実際の契約の内容と違うことを言う
- 消費者に不利なことがあっても、それを言わない
- 悪質な業者だと、仮契約などと言って住所や氏名を書かせ、契約したことにしてしまう
というようなこともあります。
実際にこれまでに
訪問営業の人の言う料金を信じて契約したら、後からどんどん値上げされて…。
ガス代を安くしたくてガス会社を変えたのに、前のガス会社より料金が高くなっちゃった。
『本契約ではないので、住所と名前だけでも書いてください』っていうから書いたら、いつの間にか契約したことにされて、ハンコまで押してあった。
本契約じゃないって言ってたのに…。
というトラブルも起こっているのです。
特に2つ目なんて、かなりひどいケースですよね…。
もちろん、すべての訪問営業の人が、ウソを言ったり悪どいことをしたりするわけではありません。
誠実に話をしてくれる訪問営業の人もいるでしょう。
でも、初めて会った訪問営業の人が誠実かどうかって、わからないですよね。
だから、訪問営業は断るのが最も安全なのです。
もし訪問営業員の話に興味があるなら
訪問営業は、基本的に断るのが最も安全です。
とはいえ、プロパンガスの料金が高くて悩んでる時に
「安くなりますよ!」
って言われたら、気になりますよね。
そんな時は、もし話を聞いてみるとしても
- 絶対にその場では決めない
- 『契約します』という言葉は使わない
- 絶対に氏名や住所を書かない
- 料金や契約内容など、重要なことは、口頭やメモ書きではなく、ガス会社の公式な書面で出されたもので確認する
これは厳守してください。
そして、契約を検討するとしても、
- 家族などと相談してから、ガス会社に契約の連絡をするかどうか決める
- ネットなどで、ガス会社について確かめる
- ガス会社に直接問い合わせ、料金の見積もりを書面で出してもらう
とすることが大切です。
「家族と検討して、もし契約することになったらこちらからガス会社に連絡します。」
と伝えましょう。
もし、
「今日までのキャンペーンで安くなるので、これを逃がすとチャンスはないですよ」
などと、その場で判断させようとしてきても、きっぱり断った方が良いです。
まず、契約する前に、契約書の内容を冷静に確認する必要がありますよね。
ガスの契約では、
- 料金
- 契約期間の縛り
- 契約期間内の解約で違約金が発生するか
など、じっくり確認するべきポイントもあります。
そして
契約についての説明は、営業代理店などではなく、ガス会社の社員から受けるのが、何より確実です。
また、氏名や住所などの個人情報は、安易に渡すものではありません。
万が一、それで契約したことにされてしまったら、大変です。
そして、訪問営業の人が口頭やメモ書きで伝えてきた料金は、その通りになるとは限りません。
後になって
「そんな料金とは言ってませんよ」
などと言われてしまう可能性もあります。
具体的な価格や値下げ、契約内容については、ガス会社から書面で出してもらいましょう。
悪徳業者を見抜く手がかり
先にも書いたように、訪問営業の人がきちんと話をしているかどうかは、なかなか判断しにくいもの。
でも、
『訪問営業がこんな風だったら断るべき!』
という目安はあります。
こんな訪問営業は断ろうリスト
- 社員証などを付けておらず、どこの会社の人かはっきりしない
- 名前を言わない
- プロパンガス会社の人ではなく、営業代理店などの人である
- 安さばかりを強調してくる
- 極端に安い料金を提示してくる(プロパンガスは最安値でも280円以上が目安)
- 「うちは絶対に値上げをしません!」と言い切る
- 「今の利用状況を知りたい」などと言って、検針票を見せるように言ってくる
- 「周りのお宅はみんなうちと契約してますよ」などと言う
- 「今のガス会社の違約金や残債金はすべて家のガス会社で負担する」と言い切る
- 今利用しているガス会社の悪口を言う
- こちらの話を聞かず、一方的に話を勧めようとする
- 質問に答えなかったり、あいまいにごまかしたりする
- 「おトクなキャンペーンが明日まで!」など、契約を急がせるようなことを言ってくる
- 氏名や住所などを書かせようとしたり、押印を求めてきたりする
- その場で契約させようとする
これらを簡単に言うと、
『強引で、消費者に対してフェアに話をしない』
ということです。
では、これがまともなガス会社の説明とどう違うのか、比べてみましょう。
怪しい訪問営業 | まともなガス会社 | 備考 | |
社員証や氏名 | 社員証などを付けていない、見せない。 名前を言わない。 「○○ガスの『方から』来ました」 という言い方は要警戒。 | 社員証を付けていて、提示してくれる。 「○○ガスの△△です」 などときちんと名乗る。 | 訪問営業などの時には、氏名等を明示するように、特定商取引法で決められている。 |
提示する料金 | 従量単価250円などの、安い料金を提示してくる。 | ガス会社にも利益がある料金。 目安としては、安くても280円以上が安全圏。 | プロパンガスの料金は、安ければ良いものではない。安すぎると会社がやって行けなくなり、急に値上げすることもある。 |
料金の提示方法 | 口頭やメモ書きでしか提示しない。 | ガス会社の公式な書面で提示する。 | 口頭やメモ書きでの説明だと、後で『そんな料金は伝えてない』などとごまかせてしまう。 |
値上げについて | 『うちは絶対に値上げをしません』と言い切ったりする。 | 値上げの可能性もあることをきちんと説明する。 | プロパンガスは、原材料価格や為替の変動で値上げすることもあるのが当たり前。 |
今の利用状況について | 『今の利用状況を知りたい』などと言って、検針票を見せるように言ってくる | 利用状況を尋ねるのは、料金プランを考える時(どんなガス器具を使っているかなど。) | 検針票は家庭のプライバシーでもある。 |
他の家庭の状況について | 『周りのお宅はみんなうちと契約してますよ』などと言う | 他の家庭には言及しない | 他の家がどこのガス会社と契約していようと関係ないので、必要のない話である。 |
しつこさ | 断ってもしつこく話をしようとする。 何度も訪問してくる。 | 断られたらそれ以上食い下がらない。 | 特定商取引法で、断っている人に対してそれ以上勧誘してはいけないことが決められている。 |
今のガス会社の違約金や残債金について | 『今のガス会社の違約金や残債金はすべてうちのガス会社で負担する』と言い切る | 違約金や残債金がある場合は、肩代わりできるかどうかや、契約後もその分を上乗せせざるをえなくなること、状況次第ではガス会社を変えない方がよいことなどを正直に話す。 | 違約金や残債金は、変更後のガス会社が肩代わりできないこともあるし、変更後の料金に上乗せされることもある。 |
今利用しているガス会社について | 今利用しているガス会社の悪口を言う | 消費者が今契約している所の悪口を言うようなことはしない。 | |
話しぶり | こちらの話を聞かず、一方的に話を進めようとする | こちらの意思を尊重し、強引に話を進めるようなことはしない。 | |
質問に対して | 質問に答えなかったり、あいまいにごまかしたりする。 | きちんと答えてくれる。 わからないことは分からないと正直に言う。 | |
サインや押印を求めることについて | 中には『仮契約』などと言って、住所や氏名を書くように言う業者もある。 | 必要のない署名や押印は求めない。 | 訪問営業の段階では、絶対に住所氏名を書いたり、ハンコを押したりしてはいけない。 |
契約内容について | ガス会社に都合の悪いことは言わなかったり、ごまかしたりする。 | 消費者にとってデメリットになることもきちんと説明してくれる。 | |
契約することについて | 契約を急がせたり、その場で契約させようとしたりする。 | 契約するかどうかは消費者の意思に任せて、契約を急かすようなことはしない。 |
どんなサービスでも、提供する時には
- サービスについてウソをついたりメリットを誇張したりして説明してはいけない
- サービスを受ける人の意思を尊重する
- 料金を含め、契約内容を書面で取り交わす
というのは、基本中の基本ですね。
つまり、
まともなガス会社なら、基本的なことを当たり前に守る
ということなのです。
プロパンガスでボッタクリに遭わないための対策
「プロパンガスでボッタクリに遭った!」
そんな話を聞いたことはありませんか?
プロパンガスは自由料金で、ガス会社の判断で自由に料金を決めることができます。
ということは、
『ガス会社が好きなように値上げすることもできる』
ということでもあるのです。
これを悪く使えば、ボッタクリもできてしまいます。
でも、生活に欠かせないプロパンガスでボッタクリに遭ったら、たまりませんよね。
では、ボッタクリに遭わないためには、どうしたら良いのでしょうか?
良心的なガス会社と契約することが大事
ボッタクリに遭わないためには、
料金もサービスも良心的なガス会社と契約する
これが一番安心です。
でも、どのガス会社が良心的なのかを見抜くのは、なかなか難しいものですね。
そこでおすすめなのが
ガス会社変更サービスを利用する
という方法です。
ガス会社変更サービスとは、
- ガス料金についての相談
- 優良なガス会社の紹介
- ガス会社の変更をする時の連絡や手続きの代行
- 料金保証(やっている所とやっていない所があります)
など、消費者が良いガス会社を見つけるのを全面的にサポートしてくれるサービスのことです。
「ほんとに良いガス会社を紹介してくれるの?大丈夫?」
と思うかもしれませんね。
でも、ガス会社変更サービスでは、多くの場合、ガス会社に対して
- 料金設定
- 不当値上げはしない
- 保安や緊急対応のサービス
などについて、厳しい基準を設けて審査し、審査に通ったガス会社を紹介しています。
いいかげんなガス会社を紹介すれば、変更サービスの信用にも関わりますよね。
だから、紹介するガス会社はしっかり選んでいるのです。
当ブログでは、
『まずここなら大丈夫!』
というガス会社変更サービスをいくつか見つけてあります。
こちらの記事も読んでみてください。
関連記事:【2021最新】ガス料金を節約するプロパンガス会社変更サービス比較
契約する時には契約書をじっくり確認!
どんな契約もそうですが、
契約をする時は、契約書の内容が全てです。
しっかり内容を確認し、わからないことや納得のいかないことは、契約する前に確認してください。
『契約書の内容が全て』というのは、たとえば
- 訪問営業員が『従量単価は280円』と言っていたとしても、契約書に『350円』と書いてあれば、350円での契約になる
- 訪問営業員が『契約期間の縛りはない』と言っていても、契約書に『契約期間は10年とする』と書いてあれば、10年の契約になる
ということです。
逆に言えば、訪問営業の人が
『期間内に解約する場合は、違約金を払ってもらいます』
と言っていたとしても、契約書に書いてなければ払う必要はありません。
そして
契約書にサインをし、取り交わした以上は、
『契約内容に納得し、同意した』
とみなされます。
後から
「説明と違う!」
と言っても、応じてもらえないことがほとんどです。
だからこそ、契約書の内容はしっかり確認することが大事。
これは、ガス会社変更サービスでガス会社を紹介してもらったとしても、同じです。
ボッタクリに遭わないために、普段からできること
ボッタクリに遭わないために、普段からできることもあります。
それは、
- 検針票が届いたら、書いてある内容をしっかりチェックする
- ガス会社からのお知らせはしっかり読む
ということを、心掛けることです。
そうすれば、料金の変化や、いつからどのくらい値上げするかも、わかります。
また、
「この値上げの仕方はちょっと変だな」
と気づいて、ガス会社に確認したり、ガス会社変更サービスに相談したりすることもできます。
料金のチェックは、ガス会社任せにせず自分で確認することも大事ですよ!
プロパンガスのボッタクリの仕組み
ところで、悪徳ガス業者はどうやってボッタクリをしているのでしょうか。
プロパンガスの料金には
- ガス会社が自由に料金を決められる
- 契約後も、ガス会社の判断で変更できる
- 料金の変更に、顧客の同意や承諾は要らない
という特徴がある、と書きましたが、悪徳業者によるボッタクリは、この仕組みを悪用していると言えるでしょう。
ここで、実際にあるケースを紹介していきます。
『契約する時には安かったのに!』というケース
わりとありがちなのが
- 契約する時にはとても安い料金を提示し、契約を取り付ける
- しばらくは契約した時の料金を維持するが、時間がたったら少しずつ値上げする
という方法です。
言葉は悪いですが、
『料金の安さで釣ってカモにする』
というやり方ですね。
ひどい業者だと、ビジネスモデルとして
『後から値上げすることを前提に、最初は安値にする』
というやり方をする業者まであるとのこと。
このようなケースがあるので、
『安さで売り込んでくるガス会社』
には警戒が必要なのです。
必要な値上げに便乗して不当値上げをするケース
プロパンガスは、原材料や為替の変動で値上げせざるを得ないこともあります。
これは正当な値上げです。
でも、
- 正当な値上げに便乗して、必要以上に値上げする
- 原材料や為替が元に戻っても、料金を元に戻さない
- また原材料価格が上がったら、また値上げをする
ということを繰り返していると、だんだんガス料金が高くなりますよね。
この方法で、
『長く契約している人ほど料金が高くなる』
という状況になってしまうケースもあります。
ずっと利用している人ほど高いなんて、変な話ですよね…。
あいまいな検針票で値上げをわかりにくくする
プロパンガスを利用していると、『検針票』が届きますよね。
普通は、検針票には
- ガスの使用量
- 請求金額
- メーターの指針
- 基本料金と従量単価
- 請求金額の内訳
が書いてあります。
このような項目があると、自分で計算して請求額を確認できます。
でも中には、
使用量と請求額くらいしか書いていない
という、実にいい加減な検針票を出してくるガス業者もいるんです。
これでは、料金を確認しにくく、値上げされていても気づきにくいですよね。
そこを利用して、不当に値上げしてしまう業者もあるのです。
関連記事:プロパンガスの検針票はいつ届く?検針票の再発行と見方を解説!
値上げの通知をせずに値上げをする
プロパンガスの料金を値上げするのに、顧客に通知しないのは
違法
です。
なので、さすがに今どき、値上げの通知をしないガス会社は、ないでしょう。
でも、絶対にないとは言えません。
万が一そのようなことがあった時には、消費生活センターに相談してくださいね。
値上げの通知で一番良いのは、
検針票とは別に、きちんと紙面で知らせる
という通知方法です。
でも、値上げの通知を、検針票の小さいお知らせ欄などに書いてくるガス会社もあります。
通知していることには変わりないとはいえ、見落としそうですよね。
値上げの通知を見落とさないように、検針票の通知欄もよく見るようにしてくださいね。
良いガス会社とは
さて、ここまで悪徳ガス会社のボッタクリを防ぐ方法や手口について見てきました。
では、『良いガス会社』とは、どんなガス会社なのでしょうか?
それは
- 契約内容について、良いことも悪いこともしっかり説明する
- 料金設定なども、書面で提示する
- 安すぎず、高すぎない料金設定をする
- 不当な値上げをしない
- 値上げの時はわかりやすい形で通知する
- 検針票には、メーターの指針や請求内容の内訳などをしっかり書いてある
- もちろん、保安点検や緊急対応もしっかりする
というガス会社です。
これも、ガスの供給業務として、また『顧客に何かを販売する』業務としては、あたりまえのことばかりですね。
訪問営業のところでもお話ししましたが、やはり
良いガス会社とは、当たり前のことを当たり前にちゃんとできるガス会社
と言えるでしょう。
もしもトラブルになってしまったら
プロパンガスの訪問営業や契約でトラブルになったら
- プロパンガスの訪問営業がしつこい
- 安い料金で契約したら、しばらくして無断で料金を値上げされた
- 契約書には契約期間が書いてないのに、解約しようとしたら『中途解約だ』として違約金を請求された
- ガス会社を変えたいのに、今利用しているガス会社がしつこく引き留めてくる・妨害してくる
などなど、トラブルが発生した時には
消費生活センターに相談してください。
電話番号は
局番なしの188(いやや)
『トラブルはいやや』
と覚えてくださいね。
この番号にかければ、最寄りの消費生活センターにつないでもらえます。
消費生活センターでは、プロパンガスを含め、訪問営業や契約についての相談に乗ってもらえます。
どうしたらいいか、プロがアドバイスしてくれるので、安心して相談してくださいね。
注意ポイント
なお、『消費生活センター』は
- プロパンガス消費者生活センター
- プロパンガス消費者センター
- プロパンガス料金消費者協会
などとはまったく別の機関です。
間違えないように気をつけてください。
こんな時は解約可能!
もし契約してしまった後でも
契約してから8日以内なら、解約できます。
これは『クーリング・オフ』といって、
訪問営業などの突然の取引で契約したりした場合に、8日以内なら無条件で解約できる制度です。
ただし、契約書を受け取ってから8日以内に手続きをする必要があります。
手続きの方法などがよくわからない時は、消費生活センターに相談してください。
また、
認知症などで、十分な判断力がない人が契約した場合にも、契約を無効にできる可能性があります。
この場合は、まず『消費生活センター』に相談した方が、スムーズに話を進められるでしょう。
「もう契約してしまったから…」
とあきらめずに、消費生活センターに相談してくださいね。
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まとめ
プロパンガスの訪問営業の人が来た時には、
『契約しません』ときっぱり断る
これが確実な対処法。
プロパンガス業者の中には、契約後に値上げしてぼったくるような、あくどい業者もあるからです。
ガス会社を変える時も、ボッタクリに遭わないためには、
料金でもサービスでも良心的なガス会社と契約する
これが大切です。
ガス会社変更サービスに相談すれば、良心的なガス会社を紹介してもらえます。
そして、万が一プロパンガスの訪問営業や契約でトラブルになってしまった時は、
消費生活センターに相談してください。
困った時には、一人で悩まないことが大切になります。
プロパンガスの業者の中には、残念ながら悪どい業者もあるのが、実情。
でも、私たちが悪徳業者に引っかからないように注意し、またトラブルになったときは消費生活センターなどに相談することで、
悪徳業者を減らせる可能性は、おおいにあります。
『プロパンガスなら、どこの業者でも安心して契約できる』
そんな世の中になってほしいものですね。