『ガスコンロの魚焼きグリルが眠りっぱなし』っていう人、結構多いです。
魚を焼いた後のグリルの掃除って、大変ですからね。
でも!
『グリルパン』を使えば、お掃除も楽勝!
しかも、オーブンの代用にもなっちゃうので、焼き魚以外にもいろいろな料理ができるんです!
そんなグリルパンの中でも人気があるのが『スペースパン』。
そうなんですよね。
安い類似品もたくさん出ていますが、安いとなれば品質も気になるもの。
そこで今回は、
スペースパンの類似品について、特徴や違いをチェックしていきます!
1,000円台の人気商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
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特徴や違いは?スペースパンの類似品を紹介!
では、スペースパンの類似品をチェックしていきましょう。
ここでは
- 伊吹物産『グリラー』
- 和平フレイズ『ランチーニNEW』
- パール金属『ラクッキング』
を取り上げます。
加えて、スペースパンについても特徴などを紹介しますので、比べてみてくださいね。
スペースパンと類似品の特徴
では、特徴を見ていきましょう。
アサヒ軽金属『スペースパン』の特徴
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まず『スペースパン』の特徴です。
- 手作り製法の『多孔質アルミ』を使っていて、熱が均等に伝わりやすく、焼きムラが少ない
- ガスの熱、庫内の対流熱、スペースパンから食材に伝わる伝導熱を効率良く使って料理できる
- 食材の脂分を溶かして使うことで、油を使わずに揚げ物ができる
食材の脂分で揚げ物ができるなんて、画期的ですね。
『揚げ物は好きだけど、カロリーが気になる』という人には朗報です。
ちなみに、公式サイトで購入すると付いてくるレシピ集には、
魚焼きグリルでの過熱が10分以内でできる料理のレシピが100品も載っているとのこと。
忙しい日でも、おいしい食事が作れそうですね。
イブキクラフト『グリラー』の特徴
イブキクラフトが出している『グリラー』の特徴は
- 陶器なので、調理をした後の保温性が高い
- 電子レンジでも使えるので、電子レンジでの予熱や温め直しができる
- ふたをしたまま魚焼きグリルに入れられるサイズで、蒸し焼きもできる
- 手軽に使える実用性がありながらデザイン性も高く、そのまま食器として食卓に出せる
- 食材にしっかり熱が伝わるので、フライパンで調理するときのように裏返したりする手間がかからない
- 1人分ずつの料理を作れるミニサイズもある
ということです。
『グリラー』にも、いろいろなレシピがたくさん載ったブックレットが付いています。
和平フレイズ『ランチーニNEW』の特徴
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『ランチーニNEW』は、2021年2月14日時点でAmazonのグリルパンベストセラー1位の人気商品です。
特徴は、
- 鉄製なので耐熱温度が高く、焼きもの料理に強い
- ふたをしたままグリルに入れられるサイズで、蒸し焼きもできる
- IHコンロでも使える
ということに加えて
『1,000円ちょっと』という低価格であること!
『お試し的にグリルパンを使ってみたい』という人にもおすすめですよ!
パール金属『ラクッキング』の特徴
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ラストは、パール金属の『ラクッキング』です。
『ラクッキング』には
- 底面が平らなものと波型の2種類があって選べる
- 遠赤外線と対流熱を利用して、ふっくらとムラなく焼き料理ができる
- 魚焼きグリルやガスの直火に加え、IHコンロやハロゲンヒーターでも使える
- 底が波型の『HB-995』では、食材の余分な脂や水分を落とせる
という特徴があります。
(この記事で紹介しているのは、紹介ページの中の『HB-1609』『HB-995』です。)
スペースパンと類似品の仕様を比較
次に、それぞれの仕様を比較していきましょう。
スペースパン | グリラー | ランチーニNEW | ラクッキング | ||
本体の素材 | アルミニウム合金・鋳造製 | 陶器 | 鉄 (内外面は焼付塗装) | 鉄 (表面はシリコン樹脂塗装) | |
サイズ(cm) | 23.4×16×4 (蓋ありの時7.8) | 25.5×18.5×5 (高さはふた有りの状態) | 26.5×20.2×4.1 | 25×19×4 (ハンドル含まず) | |
重量 | 約0.9㎏ (本体約0.5㎏、ふた約0.4㎏) | 約1.27㎏ | 約800g | 約580g (ハンドル含まず) | |
底の形状 | 平面 | 波型 | 波型 | HB-1609 ⇒平面 HB-995 ⇒波型 | |
対応熱源 | 魚焼きグリル | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ガス直火 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
IHコンロ | × | × | 〇 | 〇 ハロゲンヒーターも可 | |
オーブントースター | 〇 (1,000w以下) | 〇 | 〇 | 記載なし | |
オーブン | 〇 (200℃以下) | 〇 | 〇 | 記載なし | |
電子レンジ | × | 〇 | × | 記載なし (鉄なのでおそらく不可) |
特にチェックしておきたいのは、
グリルパンの素材によって、対応する熱源が違う
ということです。
たとえば、陶製の『グリラー』は、電子レンジでは使えますが、IHコンロでは使えません。
逆に鉄製の製品は、IHはOKですが、電子レンジでは使えません。
そしてアルミニウム合金を使った『スペースパン』は、電子レンジ、IHともにNGです。
スペースパンと類似品のレビューをチェック!
ここからは、スペースパンと類似品のレビューをチェックしていきましょう。
アサヒ軽金属『スペースパン』のレビュー
『スペースパン』の良いレビューには
- きれいに焼けておいしくて、ノンオイル料理も手軽にできて、とても便利で重宝している
- 食材の持つ味がそのまま楽しめて、もっと早く買えばよかったと思った
- 同じ魚を焼くのでも、グリルで普通に焼くよりもおいしく焼ける
- 調理後の掃除がとても楽で助かる
- コロッケの衣がサクサクになるし、ハンバーグもふっくら焼ける
といった声がありました。
簡単においしく作れて片付けも楽となれば、言うことないですね!
とはいえ、悪いレビューもあり、
- 思っていたより小さく、サンマを切らずに入れることができなかった
- サイズが小さいなと思ったが、買ってから『スペースパンワイド』があったことを知ってがっかりした
- 値段が高い
といった感想がありました。
でも、『生焼けだった』『すぐ錆びてしまった』など、
機能的な面に関しての悪いレビューは、見当たりませんでした。
サイズと価格に納得して購入すれば、まず間違いない製品と言えます。
イブキクラフト『グリラー』のレビュー
『グリラー』の良いレビューには、
- グリルに入れる前に電子レンジで予熱をするときも入れ替えなくて良いのが便利
- 1人分の料理にちょうど良いサイズで、グリルも汚れないので自炊が楽になった
- 食材を入れて焼いただけなのに、なぜかおいしくなる
- おしゃれな感じが気に入っている
といった口コミがありました。
そして、悪いレビューには
- おいしく作れるが、焦げが付くと取れにくくて大変
- 落としたら割れてしまった、洗っているうちに欠けてしまった
- 魚焼きグリルのトレイが3分の2くらいしか引き出せないタイプなので、結局グリルではなくオーブンで使うことにした
といった声がありました。
『グリラー』は陶製なので、電子レンジでも使えるメリットがある一方、
- 鉄製に比べて割れやすい
- 焦げ付くと取れにくい
というデメリットもあります。
買うときには、こういったデメリットも押さえておいてくださいね。
和平フレイズ『ランチ―ニNEW』のレビュー
人気商品の『ランチーニNEW』のレビューを見ていきましょう。
まず、良いレビューです。
- 魚も肉も、フライパンにふたをして焼くよりも出来上がりが断然おいしい
- 切っただけの食材を放り込んで焼くだけでおいしくて、感激している
- オーブンと違って余熱が要らないのが便利
- グリルに匂いや汚れが付かなくて、片付けがとても楽になった
- おいしく作れて、グリルが汚れなくて、コスパ抜群!もっと早く買えばよかった
- 冷凍のから揚げを温めたら、外はサクサク、中はふんわりになった
といったものがありました。
『食材を入れて焼けばおいしくなる』なんて、とても魅力的ですね。
一方、悪いレビューには
- 久しぶりに使おうとしていたら錆びていた
- 最初は焦げ付かなかったが、3か月くらいで油を塗っても干物の皮がくっついてしまうようになった
- うちのグリルだと、火が近すぎて焦げてしまう
- すぐにコーティングがはがれてしまった
という口コミがありました。
この『コーティングがはがれた』『焦げ付く』については、『ラクッキング』のレビューにもあったので、『ラクッキング』のほうで捕捉します。
パール金属 『ラクッキング』のレビュー
4つ目、『ラクッキング』のレビューを見ていきましょう。
良いレビューには
- オーブン料理ができて、しかも余熱を待たなくて良いので便利
- 取っ手が外れるし、シンプルな作りなのが使いやすい
- 料理も簡単においしく作れるし、グリルの掃除が楽でとても良い
- 鳥のもも肉や胸肉が1枚丸ごと入れられるし、簡単に1品増やせて助かる
- これのおかげで、今まで暇をしていた魚焼きグリルが大活躍している
といった感想があります。
悪いレビューはどうかというと、『ランチーニNEW』の悪いレビューと似た内容の
- 表面の塗装がすぐはがれてしまった
- 数回使ったらすぐ錆が出てしまった
- 初回から魚がくっついてしまい、洗うのも大変だった
といったレビューが目立ちました。
この『塗装がはがれる』『錆』については、メーカーより
- 塗装は、流通段階での錆止めを目的としたもので、永久的な物ではない
- 塗装がはがれた後も、使用は可能
- 洗った後に、表面に薄く油を塗って保管することを推奨している
引用 Amazonレビュー『なんでこんなに錆びるの?』より
とのことです。
鉄製の調理器具は、油を塗って保管するなど、手入れにも少し手間がかかるのです。
なお、こちらの記事には鉄製の調理器具の扱い方について、詳しく書いてあります。
鉄製のグリルパンを検討するなら、参考にしてくださいね。
『スペースパン』と類似品のお値段は?
最後に、『スペースパン』と、今回取り上げた3つの類似品の価格をチェックしておきましょう。
なお、価格は2021年2月14日現在のものです。
スペースパン | グリラー | ランチ―ニNEW | ラクッキング | |
公式サイト | 11,900円(税抜) | 3,300円 | (価格の記載はなく、Amazonにリンクしてある) | 3,000円 |
楽天最安値 | 13,090円 | 3,300円 (予約商品) | 1,060円 | 1,483円 |
Amazon | 取扱なし | 3,300円 | 1,194円 | 2,141円 |
(『税抜』と書いていない価格は、税込み価格です。)
こうしてみると、価格にはかなりの開きがありますね。
なお、今回紹介した類似品以外には、もちろん3,000円以上1万円未満の製品もあります。
『スペースパン』と類似品、どっちがおすすめ?
グリルパンにもいろいろありますから、どれにするか、迷いますよね。
結論から言うと、
筆者としては、やはり『スペースパン』がイチオシです。
品質が確かで使いやすいですし、贈り物としても安心して選べる製品ですから。
でも、類似品から選ぶとしたら、筆者なら
グリラー
⇒電子レンジでも使いたい・おしゃれなグリルパンを使いたいとき
ランチーニNEW
⇒IHコンロでも使いたい場合や、安さ重視で選ぶとき
ラクッキング
⇒鉄の調理器具が好きで、扱いに慣れている・手入れの手間が苦にならない人向け
というところで判断します。
ただし、
グリラー
⇒落としたりぶつけたりしたときに欠けたり割れたりしやすい・焦げが付くと取れにくい
ランチーニNEW・ラクッキング
⇒鉄製なので、使用後にきちんと手入れをしないと、焦げやすくなったり錆びたりすることがある
といったデメリットもあります。
そして、これはどの製品にも言えることですが、
取扱説明書をよく読んで、書いてある使い方や手入れの方法を守ってくださいね。
そうすれば、使いやすい状態で使えますよ。
魚焼きグリルがオーブンの代用に!グリルパンを使うメリット
グリルパンはやっぱり便利!
グリルパンには、多くのメリットがあります。
- 魚焼きグリルを汚さずに料理を作れて、片付けが楽
- サイズは小さいがオーブンの代用にもでき、簡単にオーブン料理ができる
- グリルパンなら、オーブンでは必要な『余熱待ち』の時間が省ける
- グリルパンでの加熱時間が10分くらいで作れる料理もたくさんある
- 食材を切って入れて焼けばおいしく作れて、手軽に一品増やせる
- 加熱時間を忘れさえしなければ、グリルパンで焼いている間にもう1品作れる
- お弁当のおかずを一気に作れる
そして、『スペースグリル』なら、
油なしで揚げものを作れるので、カロリーも減らせて油の始末も要らない
というのも大きなメリットです。
(『スペースパン』以外のグリルパンには、揚げ物ができない製品もあります。)
一家に1つ用意しておくと、日々の料理が手軽でおいしく作れますよ!
グリルパンを選ぶときにチェックすることは?
スペースパンでも他のグリルパンでも、選ぶときにはいくつかチェックしておくポイントがあります。
それは
- 魚焼きグリルのサイズ
- 使う熱源
- グリルパンの材質
- 底が波型か、平らか
です。
魚焼きグリルのサイズをチェック!
どんなに良いグリルパンを買っても、『大きすぎてグリルに入らない』なんてことになったら残念ですよね。
- グリル庫内の、網から上までの高さ
- グリルの入り口の幅
- 網の奥行き
は、必ずチェックしてから買いましょう。
また、レビューにもありましたが、
『魚焼きグリルが3分の2くらいしか引き出せず、グリルパンが使いにくい』といったこともあります。
魚焼きグリルがどれくらい引き出せるかもチェックして、使いやすいサイズを選んでくださいね。
使う熱源は?
『グリルパンを使うときに、どんな熱源で料理するか』も要チェックです。
多くのグリルパンは、魚焼きグリル以外にも
- ガスの直火
- オーブン
- オーブントースター
では使えます。
でも、
- 電子レンジ
- IHコンロ
については、対応するものとしないものがあります。
どの熱源に対応しているかは製品ごとに違うので、これも必ず確認しましょう。
グリルパンの材質と底の形は?
グリルパンは、材質によって得意な料理が違います。
たとえば、
鉄
⇒肉料理に特に強く、食材に伝わる熱のムラが少なくて、料理が冷めにくい
鋳鉄
⇒ハンバーグなどの厚みのある料理が得意で、中までじっくりと熱を通すことができる。
陶器
⇒焼き魚、野菜料理に強く、食材の水分を保ってふんわりと仕上げることができる
というようにです。
グリルパンでどんな料理をしたいか絞られている場合は、料理の種類に合わせて選ぶのも良いですよ。
そして、底の形状も要チェック。
平らなものと波型のものがありますが、それぞれ
底が平ら
⇒フライ返しやへらなどを使いやすい
底が波型
⇒余分な脂を落とせるし、いい感じに焦げ目をつけられる
という特徴があります。
もちろん、料理に合わせて複数用意するのもありですよ!
鳥を飼っている人は表面加工した製品に要注意!
表面加工をしてあるグリルパンのレビューの中に、とても気になるものがありました。
『グリルパンを使ったら、飼っていた小鳥が亡くなってしまった』
というレビューです。
書かれたレビューの中にもありましたが、
表面加工に使われていたテフロンやフッ素などから鳥にとって有害なガスが発生したためと考えられます。
これはグリルパンに限らず、テフロン加工のフライパンなどでも起きることです。
(もちろん、人間にとっては無害です。)
鳥を飼っている人は、フッ素やテフロンで表面加工したグリルパンは避けるか、
- キッチンに鳥が近づかないようにするか、鳥のいる場所にキッチンの空気が流れ込まないようにする
- キッチンの空気が流れて行かない場所に、鳥を避難させる
- 調理中は換気扇を回したり窓を開けたりして、しっかり換気をする
- 空だきしないように注意する(空だきをすると、調理器具の温度が上がりすぎるため)
といったことに十分注意してください。
また、『鉄製』とだけ書いてあっても、流通段階での錆を防ぐためにコーティングしてある製品もあります。
気掛かりなときは、ショップに問い合わせて確認してくださいね。
参考記事:テフロン加工フライパンで事故も~料理時は換気など要注意
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まとめ
『スペースパン』の類似品は、たくさんあります。
類似品の中でも人気があるのが、
イブキクラフト『グリラー』
⇒陶器なので電子レンジでも使えて、そのまま食卓にも出せる
和平フレイズ『ランチーニNEW』
⇒とにかく価格が安く、鉄製で焼きもの料理に強い
パール金属『ラクッキング』
⇒IHコンロでも使えて、底面が平らなものと波型のもの両方がある
この3製品。
価格も『スペースパン』よりもずっと安いので、『ひとまず使ってみたい』という人にもおすすめです。
ただし、
- 陶製は割れやすい
- 鉄製品は、きちんと手入れをしないと焦げ付いたり錆びたりしやすい
といったデメリットもあります。
『高くてもいいから、確実に使いやすいものを選びたい』というなら、やはり『スペースパン』がおすすめになります。
グリルパンを使えば、忙しい朝のご飯作りもお弁当作りも、ぐっと楽になります。
ぜひ使ってみてくださいね!