服は毎日のように洗うのに、カーテンはすっかり景色扱い。「最後に洗ったの、いつだっけ?」となりますよね。
- 年末に一度洗っているけれど、レースも同じ頻度でいい?
- 裾の黒ずみや窓際のにおいが気になる。次の大掃除まで待つ?
- 窓が多く、外すだけでもひと仕事。全部洗うには洗濯機を何回まわす?
洗えるカーテンなら、レースは半年に1回・年2回、厚手のドレープは年1回が基本の目安です。汚れやにおいが出た窓は、予定を早めてお手入れします。
ただ、「年2回」は一枚ごとの洗濯頻度。家中のカーテンを洗うために洗濯機を動かす回数とは違うんです。枚数まで数えると、週末に必要な時間も見えてきます。
レースは年末だけにしないカーテンの洗濯頻度は、薄手と厚手で分ける

窓側の薄いレースと、室内側の厚手のドレープでは、洗濯予定を分けて考えます。年末に一度だけ両方を洗っているなら、レースはもう一回洗う予定が必要ですね。
次の表は、洗濯表示に合った方法でお手入れする場合の基本目安です。使用環境や汚れ方で間隔を調整し、水洗いできない製品はクリーニング店へ相談してください。
| 種類 | 基本の頻度 | 予定の例 |
|---|---|---|
| レースカーテン | 半年に1回・年2回 | 5月と11月に一度ずつ |
| ドレープカーテン(厚手) | 年1回 | 5月にレースとは別に洗う |
5月・11月は、約半年空けるための予定例で、必ずその月に洗うという指定ではありません。雨続きなら乾かせる日に変更します。
レースは窓際の汚れを受けやすい
窓に面したカーテンにはホコリや花粉が付き、結露や湿気でカビが生じることもあります。レースの裾、窓枠に触れる部分、上部のひだを見てみてください。
毎日見ている白いレースほど、少しずつの黒ずみに慣れてしまうもの。久しぶりに外して「こんな色だったっけ?」となる前に、半年ごとの予定を入れておきたいですね。
汚れが付きやすい環境では、レースを年2〜3回洗う目安もあるんです。予定日の前ににおいや汚れが出たら、その窓の洗濯を早めます。
洗濯の合間は、ホコリをやさしく取り除く
部屋の掃除をするときに、カーテンの表面やひだをブラシでやさしく払うか、掃除機のブラシ付きノズルで軽く吸います。生地を強く引っぱらないようにしてください。
レールの上や窓枠も一緒に拭くと、洗ったカーテンに周囲の汚れが移るのを防げます。フックを外すのは面倒でも、ホコリ取りなら吊ったまま始められるんです。
汚れた窓から前倒し半年・1年を待たずに洗うのは、こんなとき
におい、目立つ黒ずみ、食べ物のシミが出たら、その窓だけ予定を早めてお手入れします。家中のカーテンを同じ日に追加で洗う必要はありません。
- キッチン近くで油汚れや料理のにおいが付いた。汚れが広がる前に、洗濯表示に合った方法で洗います。落ちにくい油汚れはクリーニング店へ。
- 開閉する部分に手の汚れ、裾に飲み物のシミが付いた。水洗いできるものは早めに部分洗いし、汚れが広い場合は全体を洗います。
- 結露で湿ったり、黒い点状のカビが見えたりする。洗濯とあわせて窓の水分を拭き、換気や除湿も行ってください。
- 窓をよく開ける部屋で、ホコリや花粉が目立つ。日常のホコリ取りを増やし、全体の汚れが気になる時点で洗濯を前倒しします。
リビングのレースだけ早めに洗ったら、洗濯した日と窓の名前をメモしておきます。次の定期洗濯では、その日からの間隔と汚れ具合を見て予定を調整してください。
カビの黒い色は、洗濯しても完全に消えない場合があります。浴室用のカビ取り剤をカーテンに吹きかけるのは避けます。漂白剤を使えるかは製品の表示と取扱説明を確認し、判断できないものは販売店やクリーニング店へ相談してください。
4窓なら年間12回の例窓数と枚数から、洗濯機をまわす回数を数える

「一枚を年に何回洗うか」と「洗濯機を年に何回動かすか」を分けると、洗濯日の予定が立てられます。レースを全部洗い終えても、厚手のカーテンがまだ同じ枚数残っているんですよね。
4窓・両開きなら、レース8枚+ドレープ8枚
ここでは窓が4つあり、一窓にレース2枚とドレープ2枚を掛けている家を仮定します。さらに、製品と洗濯機の説明書を確認した結果、どちらも一度に2枚洗えるものとします。
一窓はレース・ドレープ合わせて4枚。4窓ではレース8枚、ドレープ8枚、合計16枚です!「4窓だから全部で8枚」では、片方の種類を数え忘れています。
次の表は、種類ごとに分け、レースを年2回、ドレープを年1回洗う場合の計算例です。追加の汚れによる洗濯や、二度洗いは含めていません。
| 種類 | 一巡で洗う枚数 | 一巡の運転回数 | 年間の運転回数 |
|---|---|---|---|
| レース | 8枚 | 8枚÷2枚=4回 | 4回×年2巡=8回 |
| ドレープ | 8枚 | 8枚÷2枚=4回 | 4回×年1巡=4回 |
| 合計 | 16枚 | 両方を一巡洗うと8回 | 8回+4回=12回 |
この仮定なら、家全体で洗濯機を動かす回数は年間12回になります。レースとドレープを同じ日に洗っても、一度に入れられる量が変わらなければ、運転回数は同じです。
一度に洗える量は、洗濯機とカーテンごとに確認
2枚は、この計算の仮定です。実際には一枚の幅・丈・厚さ、使うコースの容量、洗濯ネットなどの指定で変わります。洗濯機が大容量でも、選ぶコースで洗える量まで同じとは限りません。
自宅では、種類ごとに「枚数÷一度に洗える枚数」を計算し、小数点以下を切り上げます。これが一巡の運転回数です。年に洗う回数を掛けると、年間の運転回数が出ます。たとえばレースが5枚で一度に2枚までなら、2枚+2枚+1枚で一巡3回。年2巡なら6回です。
窓ごとにカーテンの大きさが違う場合は、それぞれに必要な洗濯機の運転回数を計算して、合計してください。別洗い指定がある製品は分けます。厚手が一度に1枚までなら、先ほどの4窓の例はレース年間8回+ドレープ年間8回で、年間16回です。
コースの時間だけでも、半日を使うことがある
仮に使うコースが1回40分なら、レース8枚を2枚ずつ洗う4回で、運転時間は40分×4回=160分、2時間40分です。これは仮定の試算で、自宅のコース時間は説明書や操作画面で確認します。
取り外し、フック外し、たたむ作業、取り付け、乾燥待ちの時間は別です。「午前中にレースも厚手も全部」と予定に入れる前に、洗濯機の運転時間だけでも数えておくと、昼ご飯の支度とぶつからずに済みますね。
頻度より先に洗濯表示洗う予定が来ても、自宅で洗えないカーテンがある
年2回の予定を守るためでも、水洗い禁止のカーテンを洗濯機に入れてはいけません。レース、遮光、断熱といった名称だけでは、洗えるかどうかは分かりません。
洗濯表示と、生地の傷みを確認する
カーテンの裏側にあるラベルを探し、洗濯表示を確認します。次は主な家庭洗濯の記号です。数字、桶の下の線、ラベルに書かれた注意文まで確認してください。
| 表示 | 洗う方法 |
|---|---|
| 桶に数字がある | 表示の水温・洗う強さの範囲で洗濯機洗い。数字は水温の上限、下の線は洗う強さの指定。 |
| 桶に手がある | 手洗い。洗濯機を使いたい場合は、その機種がこの表示のカーテンに対応するか説明書で確認。 |
| 桶に×がある | 家庭での洗濯は禁止。クリーニング店へ相談。 |
洗濯機に「手洗いコース」があっても、手洗い表示のカーテンを全部洗えるとは限りません。カーテンの取扱説明と、洗濯機の対応条件を両方確認します。表示が見つからないオーダー品や、素材が分からないものは、購入店に洗い方を聞いてください。
綿や麻などは水洗いで縮む場合があります。長年使った生地に薄くなった部分や裂け、裏面のコーティングの剥がれがあるなら、洗う前に販売店へ相談します。洗濯表示が残っていても、今の生地が丈夫とは限らないんです。
濡れた厚手のカーテンを、そのままレールに戻さない
軽いカーテンは、製品の干し方と、レールの状態や掛けられる重さの上限を確認したうえで、元のレールで乾かせます。一方、厚手のカーテンは水を含むと重くなり、レールに負担がかかります。物干しざおに渡して重さを分散させ、風通しを確保してください。
干す場所は洗う前に確保します。生地同士を重ねたままにせず、室内なら除湿や送風も使います。乾燥機の使用可否や日陰干しなどの指定も、製品と機器の説明に従ってください。
春と秋に、窓ごとに分ける年2回・年1回を無理なく続ける洗濯予定
私は「家中のカーテンを洗う」と書くより、「土曜にリビングの窓1つ」と書くほうが、予定を実行する気になります。全部外してから途方に暮れるのは、ちょっと避けたいです。
5月に両方、11月にレースを洗う予定例
前の4窓・各種類2枚・一度に2枚洗える仮定なら、5月にレースとドレープを一巡、11月にレースをもう一巡洗います。各月の中で4つの窓を、週末ごとに一窓ずつ割り当てる例です。
一窓はレース2枚+ドレープ2枚なので、5月は一窓につき運転2回、4窓で8回。11月は一窓につき1回、4窓で4回となります。両種類を同日に乾かす場所がなければ、レースとドレープで日を分けてください。
窓ごとに洗濯した日を残し、次のレースは約半年後、ドレープは約1年後に予定します。一窓を別の日に洗ったら、次回の日付もその窓だけ変更してください。
年末に一度も洗っていない窓があったら、次の5月まで放置せず、洗濯表示と生地を確認して洗える日に予定を入れます。始める月は家庭ごとに違っていいんです。
シーツで物干しがいっぱいになる日は、厚手のカーテンの予定は別の日へ。家族分のシーツも分割するなら、シーツの洗濯頻度と、洗濯日を分ける例も参考になります。
洗濯前のフック外し・たたみ方を確認する
サンレジャンの公式動画「カーテン専門店が教える!正しいカーテンの洗い方」です。
動画の洗い方を使う前に、自分のカーテンの表示と洗濯機の説明書を確認してください。コースや脱水時間は製品・機種で違います。
- 洗う窓を決め、表示・枚数・干す場所を確認。レールと窓枠は、カーテンを戻す前に汚れを拭き取ってください。
- ホコリをやさしく払い、フックなど外せる付属品を外す。窓の名前を書いた小袋にフックを入れ、取り付け位置を写真に残します。
- ひだに沿ってたたみ、指定のコースと洗剤で洗う。洗濯キャップは、洗濯物の浮き上がりや飛び出しを防ぐ部品です。洗濯ネットやキャップが必要か、一度に洗える量はどれくらいかを、洗濯機の説明書で確認してください。
- 洗濯後はすぐに取り出し、形を整えて干す。洗濯日を記録し、乾いたことを確認します。
フックが一個だけ見当たらない。あの地味な捜索で洗濯日を延長したくないですよね。外した部品は、窓ごとの小袋へ!洗い終えたカーテンと一緒に、元の窓へ戻します。
FAQ|カーテンの洗濯頻度でよくある質問
何年も洗っていないカーテンは、すぐ洗っていい?
先に洗濯表示と、生地の裂けや薄くなった部分を確認します。傷んだカーテンは洗濯で破れる場合があるので、販売店やクリーニング店へ相談してください。汚れをまとめて取りたいからと、熱いお湯や長い脱水に変えるのは避けます。
冬や年末に洗うのはだめ?
冬でも、洗濯表示に従って洗い、十分に乾かせるならお手入れできます。室内干しでは風を通し、必要に応じて除湿や送風を使ってください。年末にレースを洗ったら、次は約半年後に予定する例もあります。
消臭スプレーを使えば、洗濯回数を減らせる?
スプレーだけで付着したホコリや油汚れを洗い流すことはできません。洗えるものは日常のホコリ取りと定期洗濯を続けます。水洗いできないものは、使えるスプレーも製品の説明を確認し、全体の汚れはクリーニング店へ相談してください。
遮光カーテンも、厚手なら年1回でいい?
汚れが目立たないときの予定は、厚手の年1回を目安にできます。ただ、遮光カーテンにも織り方やコーティングの違いがあり、洗い方は同じではありません。汚れたら予定を早め、加工が剥がれているものは洗う前に販売店へ相談します。
まとめ
カーテンの洗濯頻度は、レースが半年に1回・年2回、厚手のドレープが年1回を基本に、窓ごとの汚れやにおいで調整します。水洗いできるかは、各カーテンの洗濯表示で確認が必要です。
4窓にレース・ドレープ各2枚を掛け、一度に各種類2枚洗える仮定では、洗濯機の運転は年間12回。窓ごとに日を分けても、それぞれのレースを半年ごと、ドレープを年1回洗う予定にできます。
年末に全部まとめるより、洗った窓と日付を残して、干せる量ずつ進める。大物のカーテンも、一窓単位なら年間の洗濯予定に組み込めます。