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ガス床暖房にサーキュレーターや扇風機を組み合わせて効果はある?

床暖房とサーキュレーター

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よく、

『暖房をする時には、サーキュレーターを使うと効率が良くなって節約になる』

と言われますよね。

 

筆者も、エアコン暖房にサーキュレーターを組み合わせるようになってから、部屋が暖まるのが早いと感じています。

 

では、足元から温めるガス床暖房の場合はどうなのでしょうか?

 

ガスオ
ガスオ
効果があるとしても、サーキュレーターをわざわざ買うのも、ちょっとなぁ…。

扇風機で代用できない?

たしかに、なるべくコストは抑えたいですよね。

 

ということで、この記事では

  • 床暖房とサーキュレーターを組み合わせるのは効果があるのか?
  • 扇風機でサーキュレーターの代用はできるのか?

について解説します。

 

ぜひ読んでくださいね!

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ガス床暖房にサーキュレーターを使うと暖房効率は良くなる?

ガス床暖房にもサーキュレーターを使ったほうが良い?

結論から言うと、

ガス床暖房には、サーキュレーターは必要ありません。

 

なぜかというと、床暖房は床を温めるので、

  1. 床で温まった空気が上にあがる
  2. 天井付近で冷えた空気が下に降りてくる
  3. 降りてきた空気が床のところでまた温められる

という循環(対流)が自然に生まれるからです。

 

つまり、サーキュレーターを使わなくても、空気が動いて部屋全体が温まるのです。

 

筆者も、床暖房を体験したことがあります。

体感としても、サーキュレーターがなくても『どこかが寒い』ということはまったくなく、快適に過ごせています。

 

サーキュレーターを使っても、暖房効率が悪くなることはないでしょうが、

必要がないなら使わない方が、電気代の節約になりますよ。

 

サーキュレーターは床暖房以外の暖房器具で使うのがおすすめ

床暖房にはサーキュレーターは必要ありませんが、床暖房以外の

  • エアコン
  • ストーブ

といった暖房器具を使うときには、サーキュレーターを使うと暖房効率が良くなります。

 

またファンヒーターも、状況によっては、使うと部屋全体を早く温められます。

 

どの暖房器具にどう使うと良いか、ざっと紹介しましょう。

 

メモ

家具などがあって、ベストの場所に置けない場合は、

安全における場所に置いて真上に向けて風を送る

のが、おすすめです。

 

エアコン暖房にサーキュレーターを使う場合

エアコン暖房にサーキュレーターを使う場合のベストの置き場所や向きは、いくつか説があります。

 

  • エアコンの真下に置き、壁に向けて風を送る
  • エアコンの真下に置き、真上に向けて風を送る
  • エアコンの真下から少し離して置き、エアコンのある壁に向けて斜め上に風を送る
  • 広くない部屋なら、エアコンと対角線になる場所に置き、上に向けて風を送る

といった使い方です。

 

どれが良いか迷ってしまいそうですが、大事なのは

『下から上に空気を送る』

という使い方をすることです。

下の冷たい空気を上に送って空気を循環させることで、暖房効率を高められるからです。

 

ストーブと併用する場合

ストーブにも、サーキュレーターを使うのがおすすめです。

 

ストーブの場合は、

ストーブに風が当たらないようにして、壁に向けて風を送る

という使い方が良いです。

 

こうすると、壁伝いに暖かい空気を伝えることができます。

 

ただし、

『ストーブに直接風が当たらないように置く』ということを厳守してください。

 

ストーブに直接風が当たると、

  • 火力が強くなりすぎる
  • ストーブの内部で火が燃料に引火する

というリスクがあり、とても危険です。

 

ファンヒーターにサーキュレーターを使う場合

ファンヒーターは、

暖房器具の性能と部屋の広さがきちんと合っていれば、基本的にはサーキュレーターは要りません。

暖房器具そのものが温風を床付近に吹き出すからです。

 

でも、なかなか部屋が暖まらなかったり、足元が寒く感じたりする場合には、

『ファンヒーターから離れた場所にサーキュレーターを置き、上に向けて風を送る』

という使い方がおすすめです。

 

ファンヒーターにサーキュレーターを使う場合も、

『ストーブに直接風が当たらない場所と向き』を厳守して使いましょう。

 

サーキュレーターは扇風機で代用できる?

サーキュレーターの代わりに扇風機を使うってどうなの?

サーキュレーターの代わりに扇風機を使うってどうなの?

扇風機はサーキュレーター代わりに使える?

サーキュレーターを扇風機で代用できるかどうかというと、

『扇風機では効果がない』というわけではないが、サーキュレーターほどの効果はない

というところです。

 

でも、扇風機でも、何もしないよりは良いです。

ですから、扇風機しかない場合は、扇風機をサーキュレーター代わりにすると良いですよ。

 

扇風機とサーキュレーターの違い

なぜ扇風機にサーキュレーターほどの効果がないかというと、

扇風機とサーキュレーターでは、目的も機能も違うからです。

 

どう違うか、表で見てみましょう。

 

サーキュレーター扇風機
使う目的空気を循環させる風に当たって涼を取る
風の送り方まっすぐに、広がらずに風を送る広がりながら風を送る
風が届く距離長い短い
風の強さまっすぐ遠くまで風を送るために、風力が強い人の体が冷えすぎないようにするために、あまり強くない風力になっている

 

こうして比べると、

サーキュレーター

⇒空気をかき混ぜることに特化している

扇風機

⇒人が涼むために風を送ることに特化している

ということがよくわかりますね。

 

扇風機をサーキュレーターとして使う方法

では、扇風機をサーキュレーター代わりにする場合、どのように使えば良いのでしょうか?

 

基本的には、サーキュレーターを使う場合と同じで、

床暖房

⇒使わなくてOK

エアコン

⇒エアコンの真下に置いて壁に向けるか真上に向ける、対角線上に置いて上に向けるなど

ストーブ

⇒壁に向けて風を送る

ファンヒーター

⇒ファンヒーターに直接風が当たらない場所に置き、なるべく上向きにする

という使い方です。

 

ただし、先ほども書いたように、扇風機はサーキュレーターほどしっかり風を送ることができません。

また、扇風機は首を真上に向けるのは、難しいですよね。

 

ですから、暖房効率をきちんと上げたいなら、やはりサーキュレーターを使うのがベストです。

 

メモ

ちなみに、

『サーキュレーター扇風機』などと呼ばれる、サーキュレーター機能のある扇風機も売られています。

価格は普通のサーキュレーターや扇風機より高いですが、1台2役で1年中使えますよ!

 

サーキュレーターを扇風機代わりにするのはやめよう

ガスオ
ガスオ
サーキュレーターを扇風機の代わりに使うことはできるの?

 

サーキュレーターを扇風機代わりにして涼を取るのは、おすすめしません。

サーキュレーターの強い風に直接当たり続けると、体調を崩しかねないからです。

 

扇風機でも、風に直接当たりすぎると体調を崩すことがあります。

ましてサーキュレーターの風は、扇風機より強くてストレートです。

ですから、サーキュレーターを扇風機代わりにするのは、やめておきましょう。

 

ただ、『サーキュレーターを扇風機代わりにしても、何も問題なかった』という人もいます。

(どういう使い方をしたのかは不明ですし、個人差もあります。)

 

もし、自己責任で試してみるならば、

  • 弱風にしたり、風を壁に反射させたりして、風が強くならないようにする
  • 風を壁に反射させられない場合は、弱風にしてサーキュレーターからの距離を十分取る
  • 体が冷えすぎないようにする

といったことに、十分に気を付けてください。

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まとめ

『暖房器具にサーキュレーターを使うと暖房効率が上がる』というのは基本ですが、

床暖房の場合は、サーキュレーターは要りません。

 

床暖房は、下から温めるので、室内の空気が自然に循環し、全体が温まるからです。

 

床暖房以外の暖房を使う場合には、

  • 下から上に風を送る
  • ストーブやファンヒーターには、直接風が当たらないようにする

ということを意識して、サーキュレーターを使ってくださいね。

 

扇風機をサーキュレーターの代用にする人もいますが、扇風機は

  • 風が弱く、近くまでしか届かない
  • 風が広い範囲に送られる

といったことから、サーキュレーターほど暖房効率を上げる効果はありません。

暖房効率を上げるなら、やはりサーキュレーターを使ったほうが良いです。

 

でも、扇風機しかない場合には、サーキュレーターと同じように使ってみてくださいね。

いくらか温まりが良くなるはずです。

 

暖房器具に合ったサーキュレーターの使い方をして、寒い季節も快適に過ごしてくださいね!

 

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