床暖房の修理やメンテは?

ガス床暖房

ガス床暖房の仕組みと故障までの寿命を紹介!メンテナンスは不要?

ガス床暖房を設置するなら、もしくは設置したら、ぜひ考えておきたいのが、

メンテナンスや修理のことですね。

 

なぜかというと、床暖房は部屋の床下に設置しているので、故障するとどうしても修理が大掛かりになるからです。

ということは、

もちろん費用もそれなりにかかります。

であれば、修理やメンテナンス、その費用についても、ある程度知っておきたいものです。

知っておけば、備えることもできます。

 

そこで今回は、

ガス床暖房の仕組みやメンテナンス、修理や寿命について

お話しします。

費用的な面でも安心して使うために、ぜひ読んでくださいね!

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ガス床暖房の仕組み

床暖房LOVEだにゃ

床暖房LOVEだにゃ

修理やメンテナンスの話の前に、床暖房の仕組みについて、お話ししましょう。

使う物の仕組みを、ある程度知っておくことも、大切です。

と言っても、そんなに難しくはないので、気楽に読んでくださいね。

 

ガス床暖房はどんな仕組み?

ガス床暖房は、

床仕上げ材の下に、配管が設置されています。

そして

  1. ガスの熱源機(給湯器)で、配管の中の水を暖めてお湯にする
  2. 約60~70℃に温めたお湯を、床仕上げ材の下に設置した配管に循環させる
  3. 循環したお湯は給湯器へ戻り、また温められて配管の中を循環する

という仕組みで、部屋を暖めます。

ガス床暖房の仕組み

ガス床暖房の仕組み

引用床暖房ってどうですか?電気とガスの違いとコストは?

このような仕組みなので、ガス床暖房には、

床下の配管の他に、熱源機が必要

になります。

そのため、電気ヒーター式の床暖房よりは、設置費用が高くなってしまいます。

でも、

1台の熱源機で、複数の部屋や広い範囲に床暖房を敷くことができるのが、メリット。

また、『お湯を沸かして溜めておく』のではなく、『必要な時に必要な分のお湯を沸かす』というやり方なので、湯切れになる心配もありません。

そして、立ち上がりが早くて、部屋が暖まりやすいのが強みです。

 

ちなみに、電気ヒーター式床暖房は

床材の下に電気ヒーターを敷いて、そこに電気を通し、発熱させる

という方法で、部屋を暖めます。

熱源機が要らないので、設置費用は安く済みます。

でも、立ち上がりの時に多くの電流量を必要とするので、契約電力を大きくしなければならないことも珍しくありません。

そのため、電気代の基本料が高くなってしまうこともあります。

そして、部屋全体が暖まるまでに時間がかかるのも、弱点です。

 

ガス床暖房で部屋全体が暖まるのはなぜ?

床暖房では、部屋全体をムラなく暖めることができます。

どうしてそんなことができるか、簡単にお話ししましょう。

 

まず、熱の伝わり方には

伝導…

物の中を熱が伝わっていく。

温かいものに直接触れていることで暖まる。

輻射…

熱(赤外線)が室内の壁や天井などに反射し、その熱で暖まる。

対流…

暖められた空気は上に上がっていき、冷やされると下へ移動する。

その循環で熱が伝わっていく

と3種類あります。

たとえば、

『湯たんぽを膝にのせていると膝が暖かい』=『伝導』

『こたつの赤外線ヒーターで、こたつの中全体が暖まる』=『輻射』

『エアコンの暖房を、風向を下にしてつけていても天井のほうが温まる』=『対流』

となります。

 

床暖房は、この3種類のすべての熱の伝わり方を利用して、暖めます

まず、足や体が床に直接触れることで、熱が伝わって暖かく感じます

そして、輻射熱で、床からの熱が部屋全体に広がります

さらに、空気が暖められることで自然な対流が起き、部屋全体が暖まるのです

このように、暖め方が組み合わさることで、部屋全体をムラなく暖めることができるのです

 

この暖め方だと

  • 足元も暖かい
  • 床の近くと、床から離れた高さの場所でも温度差が少ない

というメリットがあります。

そして、部屋の中に暖房器具を置くわけではないので、シーズンごとに出し入れする手間も要りません。

これが、

『床暖房は便利で体に優しい暖かさ』

と人気がある理由なのです。

 

ガス床暖房の寿命とメンテナンス!故障について

修理やメンテナンスはどうなってる7?

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では次に、ガス床暖房の寿命やメンテナンス、故障などについてお話ししましょう。

床暖房の寿命はどれくらい?

ガス床暖房の寿命は、

  • 配管の耐用年数…30年くらい
  • 給湯器の耐用年数…8~10年くらい

もちろん使い方や機種などによって、多少の差はあります。

また、業者によっては、配管に50年相当の耐久試験を実施しているところもあり、『耐用年数は30年以上』としている業者もあります。

 

いずれにせよ、配管も給湯器も、

耐用年数が過ぎたら、状況によって交換が必要

になります。

ガス床暖房を検討する時には、

  • どのくらいの耐用年数か
  • 交換する時に、どのくらいの費用が掛かるか

も、しっかりチェックしておくことが大切です。

 

ガス床暖房のメンテナンスについて

床暖房そのものについては、

日常的には、これといったメンテナンスは必要ありません。

たとえば、エアコンならフィルターの掃除が必要ですし、ファンヒーターも吹き出し口やフィルターの手入れをする必要がありますよね。

でも、床暖房はそういった手入れはしなくて良いのです。

あえてあるとすれば、

  • 普通の床と同じように掃除する
  • 水などをこぼしたら、すぐに拭き取る

ということくらいです。

 

ただし、ガス床暖房ならではのメンテナンスと点検は、やはり必要です。

どのようなことが必要かというと

  • 不凍液の交換(寒冷地など、不凍液が必要な場合)
  • 熱源機(給湯器)の点検
  • その他、説明書に書いてある点検とメンテナンス

 

不凍液の交換

温水式床暖房で使う不凍液の交換は、メーカーにもよりますが、目安として

  • 4年ごとの追加補充
  • 10年に1度、不凍液の全交換

が必要です。

 

不凍液の全交換には、

不凍液の量にもよりますが、3~6万円くらいかかります。

「高い!」

と思うかもしれませんね。

でも、床暖房を故障させずに使うためには、大切なことなのです。

 

不凍液は、寒冷地などで使うことがありますが、

  • 凍結防止
  • 配管を腐食から守る

という役割があります。

この不凍液は、空気に触れると酸化し、腐食してしまいます。

といっても、普段使っている時に、すぐ酸化して配管などが腐食するわけではないので、そう心配はいりません。

でも、

不凍液が腐食すると、配管や熱源機などに穴が開いてしまうこともあります。

そのため、定期的な補充や交換が必要なのです。

 

熱源機(給湯器)のメンテナンス

熱源機のメンテナンスについては、機種にもよるので、取扱説明書を確認してください。

 

たとえば、あるメーカーの給湯器の場合は、お手入れ方法として

給水水抜き栓先端のストレーナにゴミなどが付いていると、お湯の量が減ることがあります。

お湯の量が少なくなった場合は、給水元栓を確実に閉めて、給水水抜き栓を外し、ストレーナーのゴミを取り除いてください。

 

給湯器の給気口にホコリやゴミが詰まった状態で使用すると、不完全燃焼などを起こすことがあります。

給気口のホコリやゴミを取り除いてご使用ください。

というお手入れ方法が書いてあります。

熱源機は屋外に設置してあるので、つい忘れてしまうことも多いですよね。

でも、安全に使うため、またなるべく長持ちさせるためにも、説明書をよく読み、時々チェックして、必要な時はお手入れをしてください。

 

ガス床暖房の点検

ガス床暖房は

年に1度くらい、熱源機(給湯器)の点検が必要です。

この点検の時期などは業者によって違うので、業者に確認して下さいね。

 

また、これも業者によりますが、

有料で床暖房の定期的な点検を頼めるところもあります。

一例だと、

『その点検の契約をしていると、熱源機が壊れた場合に新しいものと交換してもらえる』

ということもあるとのこと。

このような契約をすると、維持費がかかってしまいます。

でも、故障の対策としては、有料点検を頼んでおくと安心でしょう。

 

それから、普段の点検として

  • 運転中に給湯器から異常な音が聞こえないか
  • 給湯器の外観に異常がないか
  • 給湯器の周りや排気口・排気筒トップのそばに燃えやすいものがないか
  • お湯の蛇口の先端に泡沫器が内蔵されているものは、ときどき内部のフィルタ(金網)を掃除する。
  • 機器本体のラベルが読める状態になっているか(はがれたり、読めなくなったりしたら、販売店に連絡して新しいラベルに貼り替える)

といったことがあります。

庭に出た時などに、ちょっと気を付けて給湯器の様子を見ておくと良いでしょう。

もし異常を見つけた時は、すぐに販売店に連絡してくださいね。

 

床暖房の故障について

ガス床暖房そのものは、しっかりできているシステムです。

多くの場合は30年間、故障せずに使い続けられます。

でも、10年以上たつと、少しずつですが、故障の確率も上がってきます

 

床暖房の故障の原因

床暖房を設置して間もない時期に故障した場合は、初期工事が原因のことも多いです。

でも、たとえば

『うっかり床にくぎやビスを打ってしまった』

というようなことでない限り、10年以上使い続けている中での故障は、原因を突き止めるのは難しく、業者でも

「寿命でしょうね…」

という返事のことが多いです。

 

床暖房が故障した時の修理方法

温水式床暖房は、床下に配管を設置していますよね。

この配管が壊れると、もちろん床暖房として機能しなくなってしまいます。

 

配水管が壊れた場合は、

  • 床をはがして配管を交換する
  • 床の上に新たな床暖房を設置する

ということになります。

 

熱源機が壊れた場合、これも交換になります

でも、熱源機は屋外にあるので、こちらの交換は配管よりも簡単です。

費用も比較的安く済みます。

 

ガス床暖房の修理費用

気になるのが、修理にかかる費用ですよね。

状況や、設置している床暖房の範囲などにもよりますが、修理には

配管の故障…30~80万円

熱源機の故障…1~10万円

くらいかかります。

 

床暖房は最初に設置する費用もかかりますが、修理にもけっこうかかります。

突然の数十万の出費は、なかなか痛いもの。

そのため、

  • 床暖房を設置すると同時に、万が一に備えて少しずつ貯金をする
  • 設置の費用に修理費用も含めて考えておき、最初からその費用分をキープしておく

というふうにしている人もいます。

いずれにせよ、

なるべく早い時期から『万が一壊れたらどうするか』も、ある程度考えておくと良いでしょう。

 

メンテナンスや修理について、確認しておきたいこと

ここで

メンテナンスや修理について、どんなことを業者に確認しておくと良いか

をまとめておきましょう。

 

業者に確認しておくと良いことは、

業者に確認すること一覧

  • ガス床暖房の耐用年数
  • 熱源機(給湯器)の耐用年数
  • 床暖房と熱源機、それぞれの交換にかかる費用
  • 不凍液を使う場合は、不凍液の補充や交換の時期とその費用
  • 床暖房の修理にかかる費用の目安
  • 床暖房の有料の点検やメンテナンスのサービスがあるかどうか、ある場合どのような内容で、どのくらいの費用か
  • 床暖房の保証の期間と、保証の内容

 

もちろん、修理や点検などの費用は、状況にもよります。

でも、

『どんな時に、どのくらいの費用がかかるのか』

ある程度知っておくことは、大切です。

そして、

できる範囲で万が一の故障に備えておけると、安心ですよ。

 

床暖房にかかる費用を抑えるには

床暖房のメンテナンスや修理にも費用がかかるとなれば、

  • 設置の費用
  • 普段使っている時の、ランニングコスト

をなるべく抑えておくのも、大切です。

 

ということで、床暖房の設置費用やランニングコストを抑える方法を、ざっとお伝えしましょう。

 

設置費用をなるべく抑える方法

床暖房の設置費用を抑えるのに

設置面積を抑える

という方法があります。

設置面積が少なくて済めば、費用も抑えられます。

 

といっても、もちろん、あまりに面積が少ないと、暖かくありませんよね。

それでは床暖房を入れる意味がなくなってしまうので、

『効率的に暖められ、かつなるべく少ない設置面積

で床暖房を配置すると考えると良いです。

 

床暖房は、部屋の床前面に設置する必要はありません。

だいたい5~7割くらいで、十分暖房効果があります。

その5~7割を

  • 人の足が触れる場所
  • 人が通る場所
  • 大きな家具の下を避ける

という配置の仕方をすればよいのです。

そのためには、

床暖房を設置する前にある程度、『大きな家具をどこに置くか』決めておくこと

が大切です。

実際の配置については、どう配置すると良いのか、業者とよく相談してくださいね。

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ランニングコストを抑える方法

ランニングコストを抑えるには

  • スイッチのオン・オフは1日2回までにする
  • 『自動運転モード』を使う
  • タイマーを使って、30分くらい早めにスイッチを切る
  • 温度設定を低めにする
  • ガス床暖房向けの料金プランを使う

という方法があります。

 

まず、スイッチのオン・オフは、3回を超えると、24時間つけっぱなしにしたのと同じくらいのランニングコストになります

「つけっぱなしにしてないのに、どうして?」

と思うかもしれませんね。

これは、ガス床暖房では

スイッチを入れた時に使うガスの量が多いからです。

そのため、付けたり消したりすると、ガス代が高くなってしまうのです。

 

『自動運転モード』は、外気温などに合わせて、快適な温度になるように自動的に調節してくれる機能です。

朝と日中、そして夜では、温度が変化しますよね。

その変化に合わせて自分で設定を変えなくても、自動的に合わせて運転してくれます。

ムダも省けますし、設定し忘れの心配もありません

 

それから、温度設定でも、ガスを節約できます

床暖房は効率よく部屋を暖め、

体感温度も高めになるため、エアコンの設定より2~4℃くらい低めでも暖かく感じることができます。

であれば、暖かいと感じる範囲で温度設定を下げたほうが、おトクですよね。

 

そして大事なのが、

ガスの料金プラン。

ガス床暖房を使うと、どうしてもガスの使用量が増えます。

普通の料金プランでは、ガス代がかなり高くなってしまうのは、目に見えています。

ガス会社では、床暖房向けのプランを用意している所も多いので、ぜひ利用してください。

ぜひというより、

『必須』と言っても過言ではありません。

 

もし、契約しているガス会社で床暖房向けプランがない時は、ガス会社変更サービスを使って、

「合う料金プランがあるガス会社がないか」

を問い合わせてみましょう。

ガス会社変更サービスでは、利用者に合うプランのあるガス会社を探してくれます

利用料もかからないので、おおいに利用してくださいね。

 

ガス床暖房をオトクに使う方法は、ほかにもあります。

こちらの記事も、ぜひ読んでみてくださいね。

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まとめ

床暖房は、基本的に30年間は安心して使える暖房です。

もちろん、長く使うためには点検やメンテナンスが大切!

必要なメンテナンスや点検は、しっかり受けておいてくださいね。

 

万が一修理となると、どうしても費用がかかってしまいます。

その時に慌てないためにも、

  • 耐用年数が過ぎたり、修理が必要になったりした時の費用について、考えておく
  • 保証の期間や内容、メンテナンスや点検、修理の内容と費用について、業者に確認しておく

ということが大事です。

 

「まだ故障してないうちから修理の費用を考えなきゃいけないのも、なんだかなぁ…」

と思う人もいるかもしれませんね

でも、気軽に買い替えたりできないのが、床暖房。

費用がかかるなら、早くから修理の費用をどう工面するか考えておく方が、安心です。

床暖房のメリットを満喫するためにも、あなたにとってできる範囲での備えを、ぜひ考えてみてくださいね。

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