ガス器具 プロパンガスの違い

プロパンガスと都市ガスのガスホースの違いとは?接続口や接続方法を解説

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日常生活に欠かせない、プロパンガスと都市ガス。

この2種類のガスは、どちらも家庭で使うガスですが、いろいろな違いがあります。

たとえば、供給方法やガスの成分、原料、それにガス器具など…。

 

そして、ガスホースにも、違いがあるんです!

お店で売っているホースを見ると、

『都市ガス用』『プロパンガス用』

と書かれていますよね。

 

一体、何がどう違うのでしょう?

 

ということで、この記事では、

  • プロパンガスと都市ガスでのホースの違い
  • ガスホースの接続口や接続方法

について、解説します。

 

ぜひ読んで、ガスホースを正しく使ってくださいね!

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プロパンガスのホースと都市ガスのホースの違い

プロパンガスのホースと都市ガスのホースはここが違う!

ではさっそく、プロパンガスと都市ガスのホースの違いを見てみましょう。

プロパンガス都市ガス
オレンジ色パステルベージュ

(以前は青)

構造内側

⇒耐ガス性の良いゴム

中間層

⇒難燃性、対候性の良いゴム

外側

⇒耐可塑性樹脂

内側

⇒耐ガス性の良いゴム

中間層

⇒高強度ゴム

外側

⇒耐熱性の高い合成樹脂

交換時期の目安約3年約6~7年

プロパンガスのガスホースと都市ガスのガスホースでは、上記の違いがあります。

 

構造は、どちらも三層構造であることは同じです。

でも素材は、それぞれのガスの性質に応じて、安全に使える素材が使われています。

プロパンガスと都市ガスでホースが違う理由

プロパンガスと都市ガスでは、なぜホースに違いがあるのか?

 

その理由は、プロパンガスと都市ガスでは

  • 成分
  • 圧力
  • 熱量

に違いがあるからです。

 

どんな違いがあるのか、表で見てみましょう。

プロパンガス都市ガス
成分プロパンが主成分。

他にブタンなど。

メタンが主成分。

他に、エタン、プロパン、ブタン

圧力2.3~3.3KPa1.0~2.5KPa(13Aの場合)
熱量24,000Kcal/立方メートル11,000Kcal/立方メートル

 

特に、圧力と熱量は

圧力

⇒プロパンガスが都市ガスの1.3~2倍

熱量

⇒プロパンガスは都市ガスの2倍以上

と、こんなにも違いがあります。

 

ガスの種類に合わないホースを使うと、事故につながる可能性もあり、危険です。

必ず、プロパンガスにはプロパンガス用のホースを、都市ガスには都市ガス用のホースを使ってください。

ガスホースの種類について

ガスホースには、何種類かあります。

  • ガスソフトコード
  • ガスコード
  • 強化ガスホース
  • 金属可とう管

などです。

 

これも、ガスの種類やガス器具に合うものを使う必要があります。

 

では、それぞれのガスホースについて、簡単に説明しましょう。

ガスソフトコード

まず、『ガスソフトコード』

これは、よく『ガスのゴム管』と呼ばれています。

 

ガスソフトコードは、ガスコンロ、ガス炊飯器、ガスストーブなどのガス器具で、

ホースエンド型のガス栓とガス器具をつなぐために使うものです。

ポイント

ソケットを付ければ、コンセント型の接続口でも使うことが可能になります。

ガスコード

『ガスコード』は、コンセント型のガス栓やガス器具をつなぐものです。

 

ガス栓用プラグを使えば、ホースエンド型のガス栓にもつなぐことができます。

これも、ガスコンロやガス炊飯器、ガスストーブのほか、衣類乾燥機やガスファンヒーターなどの器具で使います。

 

ガスコードには、

  • プロパンガス用
  • 都市ガス用
  • 都市ガス・プロパンガス兼用

のものがあります。

 

ガスソフトコード同様、ガスの種類に合わせて選んでくださいね。

その他のガスホースの仲間

ガスホースには、ソフトガスコードとガスコードの他にも

強化ガスホース(燃焼器用ホース)

⇒ガス給湯器、瞬間湯沸かし器、ガスヒートポンプなどに使う

金属可とう管(金属フレシキブルホース)

⇒ガス給湯器、瞬間湯沸かし器、ビルトインコンロなどに使う

といったものがあります。

 

『強化ガスホース』や『金属可とう管』をつないだり交換したりするには資格が必要です。

ですから、無資格の人が付け外しをしてはいけません。

 

もし給湯器やビルトインコンロなどのガスホースに異常があった時は、業者に連絡してくださいね。

ガスホースを買う時のチェックポイント

ガスホースを買う時には、お店に行く前に

  • ガスの種類(プロパンガスか都市ガスか、都市ガスなら12Aか13Aか)
  • ガスの元栓とガス器具の接続口の形
  • ホースエンド型の接続口なら、9.5㎜用か13㎜用か
  • ガス器具の最大ガス消費量

を確認し、メモしておきましょう。

使っているガスの種類を確認する方法

家で使っているガスの種類を確認するときは、ガスメーターを見てください。

  • プロパンガス
  • 都市ガス12A
  • 都市ガス13A

などと書いてあります。

 

また、家の敷地内にガスボンベがあれば、それはプロパンガスです。

 

ただし、『建物の近くにボンベがなければ都市ガス』とは限りません。

集合住宅では、『集中プロパン』と言って、建物の近くにボンベを置かない供給方法のプロパンガスもあるのです。

 

ですから、ガスメーターを見るのが一番確実です!

接続口の確認ポイント

接続口には

  • ホースエンド型
  • コンセント型

の2種類があります。

 

ガスの接続口

 

それぞれの特徴は、

ホースエンド型

⇒赤い線がある/接続口が段々になっている(段の数は、製品によって違う)

コンセント型

⇒赤い線がない

ということです。

 

この接続口の形によって、ガスホースを使うかガスコードを使うかが違うので、確認してくださいね。

 

豆知識

都市ガスのホースエンド型の場合は、口の大きさに

  • 9.5㎜
  • 13㎜

の2種類があります。

『最大ガス消費量』をチェックする方法

『最大ガス消費量』は、ガス器具についているステッカーで確認できます。

 

なぜ『最大ガス消費量』を確認する必要があるかというと、

ガスホースの長さが、『その器具がどれくらいガスを消費するか』で決まるからです。

 

ではどう決まっているかというと、

『ガスソフトコード』の場合は、最大ガス消費量に関係なく、最大3mまでです。

 

そして『ガスコード』の場合は、この表のようになっています。

最大ガス消費量ガスコードの長さ
4.7kW(4,000Kcal/h以下)5m
5.8kW(5,000Kcal/h以下)4m
6.4kW(5,500kcal/h以下)3m
7.7kW(6,500Kcal/h以下)2m
9.3kW(8,000Kcal/h以下)1m
11.0kW(9,500Kcal/h以下)0.5m

 

これも、ガス器具を安全に使うための基準なので、必ず守ってください。

 

ココに注意

  • ガスホースが長すぎるのを折りまげて使う
  • ギリギリの長さで、ピンと張り詰めた状態で使う

といった使い方は、事故につながりかねません。

ガスホースは長すぎず、ほどよく余裕がある長さで使いましょう。

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ガスホースの接続方法について

ここからは、

  • ホースエンド型の接続口に、ソフトガスコードをつなぐ方法
  • コンセント型の接続口に、ガスコードをつなぐ方法
  • 片方がホースエンド型、もう片方がコンセント型の接続口の場合の繋ぎ方

について、解説していきます。

ホースエンド型の接続口にソフトガスコードをつなぐ方法

ホースエンド型の接続口には、『ソフトガスコード』を使います。

 

つなぎ方は

  1. ソフトガスコードに、ガスバンドを通しておく
  2. ソフトガスコードを、接続口の赤い線のところまで、しっかり差し込む
  3. 差し込んだところを、ゴムホースの上からガスバンドで固定する

これで完了です。

簡単ですね。

 

ガスバンドは、下図のような形をしています。

ポイント

接続口にソフトガスコードを差し込みにくい時は、水で少し濡らすと、差し込みやすくなります。

コンセント型の接続口にガスコードをつなぐ方法

コンセント型の接続口には、『ガスコード』を使います。

 

つなぎ方は、

ガスコードのソケットを、接続口に『カチッ』と音がするまで差し込む

これでOKです。

片方がホースエンド型、もう片方がコンセント型の接続口の場合

場合によっては、

『ガスの元栓はホースエンド型だけど、器具の接続口がコンセント型』

ということもあります。

 

その場合は、ガスソフトコードに加えて、『ゴム管用ソケット』が必要です。

 

『ゴム管用ソケット』はこのようなものです。

このゴム管用ソケットを、ガスソフトコードの片方の端に付けて、器具につなぎます。

 

ソケットをガスコードに付ける方法は、

  1. ガスバンドをホースに通しておく
  2. ソケットの白いところが見えなくなるまで、ガスソフトコードを差し込む。
  3. ガスソフトコードがしっかり入ったら、ガスバンドで固定する

これで完成です。

 

あとは、

ソケットが付いている側

⇒コンセント型の接続口に

ソケットが付いていない側

⇒ホースエンド型の接続口に

それぞれつなぐだけです。

 

注意ポイント

ソケットには、ガスバンドを使わず、塩ビチューブを熱湯で縮ませて固定するものもあります

使い方や付け方は、ソケットの説明書きを確認してください。

ガスホースをつなげた後の注意点

ガスホースをつないだ後も、気を付けておきたいことがいくつかあります。

それは、

  • ガスホースが安全に使えるようにつないであるかどうか確認する
  • ガスホースに汚れが付きっぱなしにならないようにする

ということです。

ガスホースをつないだ後のチェックポイント

ガスホースをつないだら、ガス器具を使う前に、必ず次のことをチェックしてください。

  • ガスホースのつなぎ目が緩んだりしていないか
  • 隠ぺい部(日常的に点検しにくい場所)にガスホースを通していないか
  • ガスホースがねじれたり折れ曲がったり、長さがギリギリすぎて張りつめていないか
  • ガスホースが、炎や強い熱が当たるところを通っていないか
  • ガスホースが、ガス器具や他のものに踏まれていないか

 

このようなことがあると、

劣化が早くなったり、ガス漏れなどの事故の元になったりします。

くれぐれも、気を付けてください。

ガスホースは時々きれいにしよう

ガスホースの汚れをマメに取り除くことで、

  • 劣化
  • ネズミに齧られる

といったことを防ぐことができます。

 

時々、ガスホースが汚れていないかチェックして、汚れがあったらふき取ってくださいね。

ガスホースを交換するタイミングは?

ガスホースも、傷んだり劣化したりすることがあります。

 

ですから、時々ガスホースをチェックして、

  • 油汚れが付いている
  • 変色している
  • 緩んでいる
  • 硬くなっている
  • ひびが入っている
  • 破けそうなところがある

といったことがあったら、交換してください。

 

特に、ゆるみやひび、破損などがある時は、すぐに交換しましょう。

 

上に書いた異常がない場合は、

プロパンガス用

⇒約3年

都市ガス用

⇒約6~7年

を目安に交換することをおすすめします。

 

なお、メーカーやガス会社では、ガスホースの耐用年数をはっきり設定しているわけではありません。

実際に何年使えるかは、使う環境や頻度などによって違うからです。

そのため、メーカーでは『ガスホースはガス器具を替えるときに交換』としていることもあります。

 

でも、長く同じガス器具を使うこともありますよね。

そういう場合は、先ほどの年数を目安に交換したほうが、安心です。

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まとめ

プロパンガスと都市ガスのガスホースには

  • 構造
  • 使っている素材

などの違いがあります。

 

プロパンガスと都市ガスでは、成分や熱量、ガスの圧力などが違うため、

ガスホースも、それぞれのガスの性質に合わせて、安全に使える作りになっているのです。

 

  • プロパンガスには、プロパンガス用のガスホースを使う
  • 都市ガスには、都市ガス用のガスホースを使う

ということを厳守してください。

 

また、ホースを買いに行くときには、

  • ガスの種類(プロパンガスか都市ガスか、都市ガスなら12Aか13Aか)
  • ガスの元栓とガス器具の接続口の形
  • ホースエンド型の接続口なら、9.5㎜用か13㎜用か
  • ガス器具の最大ガス消費量

ということも、しっかりチェックしてから買いに行ってください。

 

そして、

  • ガスホースのつなぎ方や長さなど、使い方の決まりを守る
  • 元栓やガス器具につなぐ時はしっかりつなぎ、きちんとつなげているか確認する
  • 時々点検をして、劣化していたら交換する
  • 劣化していなくても、プロパンガス用は3年くらい、都市ガス用は6~7年くらいを目安に交換する

ということも、しっかり守ってくださいね。

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