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スチーム式加湿器のしまい方!次の季節まで掃除して片付ける

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スチーム式加湿器は、冬の乾燥から私たちの喉と肌を守ってくれる、まさに「わが家の縁の下の力持ち」です。

ところが、気温が上がり始めると

「もう片付けたいけど、どうせ来シーズンまた使うし…放っておいても大丈夫?」

といった声がちらほら聞こえてきます。

いやいや、スチーム式加湿器のしまい方を誤ると、次の冬に

「あぁ…なんか臭う」

「あれ? うんともすんとも言わない…」

という悲劇が待ち受けているかもしれません。

そこでここでは、スチーム式加湿器を次の季節までキレイかつ安全に保ち、さらに来冬も気持ちよく再始動させるための片付けの手順や注意点などを、フルボリュームで解説します。

なにせあの子(加湿器)は、きちんと手をかけてあげないとすねてしまうタイプかもしれませんからね。

長くなりますが、ちょっとしたユーモアを交えつつお伝えしますので、お茶かコーヒーを片手にお付き合いいただければ幸いです。

おまけ話題として、冬場にガス暖房を併用されている方のために、プロパンガス料金に触れる瞬間もありますが、そちらはほどほどに。

どうぞ最後までご覧ください。

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押さえておきたい注意点スチーム式加湿器をしまう理由

寒い季節は大活躍のスチーム式加湿器。

お湯を沸かして蒸気を出す仕組みなので、部屋の乾燥をバッチリ和らげてくれる頼れる子です。

メリットとしては、

  • 温かいミストで冬の冷えた空気をほんのりと潤す
  • 雑菌を熱で抑えやすい

などが挙げられます。

ですが、その「熱で加湿する」という特性が災いして、タンクやヒーター部に

白い水垢

がつきやすいのも事実。

カップ麺のフタが湯気でベタベタになるがごとく、内部に水道水のミネラル分がへばりつくことが多いんですね。

ましてや寒い季節の最終盤になると、つい

「もう暖かくなってきたしいっか…」

と掃除やお手入れを後回しにしがちです。

しかしここで油断すると、次のシーズンに

“ちょっと開けてみたら内側がカビまみれ…うっ”

みたいな悲しい光景が待っているかもしれません。

しかも、たった数か月放置してしまっただけで、

けっこうエゲツないレベル

に達しているケースもあるんですよね。

こうした事態を回避するためには、しまう前のタイミングでしっかりと掃除して、すっかり乾かし、正しい方法で収納することが肝心です。

「食べた食器を流しに放置するとあとで大変」

と同じ理屈ということで、ここは頑張ってお手入れを済ませちゃいましょう。

さて、ここからは余すことなく、マニュアル帳のような濃い情報をドッサリお届けします。

「こんなに書くの?!」

と思うかもしれませんが、大切な加湿器の健康寿命を伸ばすためには必要な工程ですので、よかったら気長にお付き合いくださいませ。

いつ片付けるのが良いか(ベストタイミング)

まず気になるのが「スチーム式加湿器をしまうタイミング」。

多くの家庭では、暖房の使用頻度が減る春先—具体的には

3月末から5月頃

にかけて片付けるケースが多いでしょう。

関東や九州など、地域によって気候が少し違うため、一律に「いつ」というのは難しいですが、だいたい以下のような目安で考えられます。

シーズン終わり~4月頃

冬の名残がやや残るけれど、暖房なしでも昼間はなんとか過ごせそう…くらいになったら

「そろそろ仕舞おうかな」

と判断する人が多いですね。

さっさと洗ってしまえば、タンクに残った水垢がこびりつきすぎずに済みます。

梅雨前(5月後半~6月初旬)

梅雨シーズンに突入すると湿度が自然に上がるので加湿器は不要になりますが、同時に押し入れ・クローゼットの湿気対策がより重要になります。

梅雨期は収納場所がジメジメしやすいので、

ちゃんと乾かしきった加湿器を除湿剤と一緒に入れて保管しておく…

というのが定番でしょう。

 

ちなみに、

「気温が上がってもまだ喉がイガイガするから使いたい」

という方もいますが、その場合は使用頻度が減った時期にちょこちょこ掃除しておけば、いざ本格的に片付けるときが来てもだいぶ楽になります。

いわば、

こまめなお掃除がすべてを救う…

といった感じでしょうか。

スチーム式加湿器の構造をざっくりおさらい

しまう前のお手入れを丁寧にするには、まず構造を理解しておくのが近道。

細部はメーカーや機種により異なりますが、一般的に下記のようなパーツで成り立っています。

タンク

加湿器の“水を入れておく容器”です。

ここに水を入れてセットすると、タンク内の水がヒーター部に送られて加熱されます。

スチーム式の場合、このタンクに水垢やぬめりが残るとやっかい。

キャップやパッキンにも見落としがちな汚れがこびりつきます。

ヒーター部(沸騰ユニット)

加湿器の心臓部ともいえる存在。

沸騰による蒸気を発生させるため、ここに水垢がこびりつきやすいんですよね。

クエン酸洗浄モードなどが備わっている機種もあれば、パーツごと漬け置き洗いできるものもあります。

本体カバー・操作パネル

外装は基本的にプラスチック製。

ホコリや手垢などが付着しがちなので、使用後の拭き掃除などが欠かせません。

吸気口にフィルターがついている機種もあるので要チェックです。

フィルター(有無は機種次第)

スチーム式では巨大なフィルターがある機種は少ないですが、吹き出し口や吸気口にメッシュ状のフィルターがある場合もあります。

あるなら外して洗う必要があるし、交換時期を迎えている可能性もあるかも。

アロマポッドなどの付属パーツ

一部の加湿器には、アロマオイルを使えるように専用トレイやパッドが備え付けてあることがあります。

これも洗浄対象です。

 

こうしたパーツをしっかりバラしてお掃除し、後ほどちゃんと組み立てることで「しまい方が完璧!」に近づくというわけですね。

お子さんのレゴを組み立てるがごとく、バラバラのパーツを整理していくイメージで取り組むといいかもしれません。

クエン酸が救世主タンクの掃除方法

スチーム式加湿器のお手入れで最も重要なのは、まず「タンクの洗浄」。

何しろ水を入れっぱなしで使うものなので、使い終わりの水をそのままにしているとカビや雑菌が発生しやすいですし、水垢がごっそり固まることも…。

でも大丈夫。クエン酸という強い味方があります。

水捨て&軽いすすぎ

使用後に残った水を捨て、まずざっと水道水ですすいでしまいましょう。

これは「とりあえず汚れ成分を洗い流す」イメージです。

クエン酸洗浄の基本

水1リットルに対してクエン酸大さじ1程度を目安に溶かします。

加湿器のタンク容量が4リットルなら大さじ4くらい…。

あまり濃くしてもいいことはありませんので、だいたいこれくらいが標準。

あまりにも計量が面倒なときは

「まあ大雑把に目安で」

としても大丈夫ですが、

過剰にクエン酸を使うとパーツを痛める

可能性があるので注意は必要です。

クエン酸水を入れて運転

溶かしたクエン酸水をタンクに入れ、本体に装着。

もし「クエン酸洗浄モード」がある機種なら、そのボタンを押せばOK。

そんなモードがない機種ならば、

通常運転で10~60分

程度回してみてください。

内側のヒーター部も同時に洗浄されるはずです。

しばらく放置→排水→スポンジ洗い

運転を止めたら、すぐに水を捨てず30分ほど放置すると、水垢が柔らかくなって落ちやすくなります。

その後排水し、まだこびりついている汚れがあれば柔らかいスポンジでこすり洗いしましょう。

キッチンの金属タワシみたいなものでゴシゴシやると、プラスチックが傷つくのでNG。

優しくコシコシするのがコツです。

最終すすぎ&乾燥

クエン酸水が残らないようにしっかりすすいだら、水気を拭き取り、風通しの良い場所でしっかり陰干し。

完全に乾くまで、ときどきタンクをひっくり返してみたり、布巾で水滴を拭き取ったりしながら確実に乾かします。

ちなみに「熱湯」扱いになることがあるので、クエン酸洗浄をしたあとの排水は火傷に注意。

温度が高いまま排水すると、ひょんなことから「あちちち!」なんて悲しい叫びをあげる羽目になるかもしれません。

ヒーター部・本体外装の清掃方法

続いては、加湿器内部のヒーター部と、外装部分のホコリ取りについて見ていきましょう。

こちらもクエン酸が活躍してくれますが、分解の可否は機種によるので説明書をしっかり確認が必要です。

ヒーター部:重ね洗浄も効果的

タンクのクエン酸洗浄モードを実行すれば、自然とヒーター部にもクエン酸が回りますが、頑固な汚れが取れない場合は

もう1回追加

してみるのも手です。

機種によってはヒーター部を分解して浸け置き可能なものがあるので、もしできるならさらに徹底的に漬け置き洗いができるでしょう。

ただし、絶対に分解禁止の機種もあるので、説明書の指示を優先してください。

外装カバーはホコリとスキマに要注意

本体カバーや操作パネルの周りには意外とホコリが積もりやすく、閉ざされたスキマに汚れが入り込みがち。

乾いた布や掃除機のブラシで、まずはホコリを取り去りましょう。

ひどい汚れがあるようなら、中性洗剤を薄めて布に含ませ、やさしく拭き取ります。

最後はカラ拭きや自然乾燥で仕上げるといいですね。

水分がしみ込むと故障のリスクがあるので、極力「布がヒタヒタすぎないように」気をつけてください。

吸気口フィルターの掃除

製品によっては、外装の吸気口にホコリ除去用のフィルターがついている場合があります。

これを外せるなら外して、掃除機でホコリを吸い取るか水洗いしましょう。

水洗いが可能かどうかは素材次第なので、やっぱりメーカーの指示に従ってください。

もし水洗いできるなら、洗った後は完全に乾かすまで取り付けないのが基本です。

ヒーター部や外装は想像以上に複雑な形状の場合もあるので、

「こんな穴の中まで汚れが…あらあら」

と戸惑うかもしれません。

でも、そこを丁寧に掃除しておけば、次回シーズンに「突然動作不調」みたいな事態を避けられます。

フィルター類・付属パーツもお忘れなく

スチーム式はフィルターレスが多めという話を先述しましたが、だからといって一切フィルターがないわけではありません。

吹き出し口や吸気口などに小さなメッシュ状のフィルターを備えている製品もあるので、ここを見逃すとホコリや汚れが詰まったままになってしまいます。

小学生2年生のお子さんがサッカー帰りに靴下を裏返したら砂がザックザク…なんてのと同じで、

「こんなとこ詰まってたの?」

と後からビックリするかもしれません。

フィルター確認・外せるかチェック

まずは部品構成をチェックして、フィルターの位置をしっかり把握。

取説で「ここにフィルターがある」と書いてあれば、取り外し可能かを見極めましょう。

クエン酸or中性洗剤で洗浄

大半の汚れは水洗い+ブラシ程度で落ちますが、水垢が付着している場合はクエン酸が役立ちます。

ただし漬け置きがOKかどうかも素材次第。

柔らかいブラシやスポンジで、目を傷めないようにやさしく洗います。

十分にすすいで、陰干しで完全乾燥

洗剤やクエン酸が残っていると次回使用時に不快なにおいがすることがあります。

しっかりすすいだら、キッチンペーパーで水気をざっと拭き、風通しの良い場所でじっくり乾かしましょう。

フィルターが生乾きのまま加湿器本体に取り付けると、カビ繁殖リスクが跳ね上がります。

アロマポッドなどの付属品も洗浄

アロマオイルを使える加湿器では、パッドやトレイに汚れが残っている場合があります。

そこから変なにおいの元が発生したりするので、ついでにきれいにしてあげましょう。

パッドは替え時かもしれませんし、洗って再利用できるものもあるので要チェックですね。

乾燥こそ肝! 水分の残留を見逃すと危険

掃除が終わって

「はー、よく頑張った! これでOK!」

と勢いで収納してしまうのは、ちょっと待った。

最も重要なのは、

すべてのパーツを完全に乾燥させる

ことです。

ここをいい加減にすると、保管中にカビが繁殖したり、タンク内に謎のぬめりが発生したりします。

部品はバラバラに

タンクやフィルター、ヒーター部、本体カバー…

外せるものは全部外して、それぞれ風通しの良い状態にしましょう。

重ね置きすると乾きムラが出やすいです。

陰干し推奨

直射日光で急激に乾かすと、樹脂パーツが変形・変色する恐れもあります。

日差しのきつい場所は避け、室内か日陰でゆるやかに乾かすのがベター。

「めんどくさいからドライヤーで…」

とやると、熱でダメージを与える可能性大なので控えた方が無難。

時間をかけて

数時間から1日程度は放置しておくイメージ。

ときどき角度を変えたり、ペーパーで拭いてみたりしながら、水分が残っていないか確認しましょう。

とくにタンクの角や溝、パッキンの隙間などは要チェックです。

少しでも濡れていれば、また拭き取りor再度放置

「ちょっとだけ湿ってるかも…」

という状態で収納すると後悔します。

念には念を入れて乾かすのが、次シーズンに

「ああ良かった」

と思える近道。

1日放置しても心配ならもう1日、くらいの余裕をもつと失敗が減ります。

正しい姿勢と湿気対策収納・保管のポイント

完全に乾かしたら、ようやく収納のステージへ移行。

ここで重要になるのが、

加湿器をどう配置するか、どこにしまうか

という点です。

間違っても、ホコリだらけの物置の隅に放り投げる…

なんて粗雑な扱いをしたら、加湿器は拗ねるかもしれませんよ?

なるべく立てた状態で

スチーム式加湿器は、横倒しにすると内部部品に変な負荷がかかる機種があります。

メーカーや機種によりますが、多くは「立てた状態で保管してください」と説明されていることが多いので、それに従いましょう。

元箱や布カバーを活用

購入時の箱が残っていれば最高です。

緩衝材付きでホコリも防げますし、まるで布団カバーを新品のように保管できるイメージ。

箱がない場合は、袋やカバーで包んで汚れや衝撃を軽減します。

湿気が少ない場所を選ぶ

押し入れやクローゼットは湿気がこもりやすいので、シリカゲルや除湿剤を入れるなどの工夫が必要です。

梅雨時期は特に注意ですね。

ちょっと開けて換気するなどして、押し入れの環境を改善してあげましょう。

部品をまとめて袋に入れる

フィルター、パッキン、キャップなどの小物パーツは、別々に転がっていると

「え? どこいった!?」

と紛失しやすいもの。

チャック付きのビニール袋にまとめて一緒にしまうのが定番テクです。

そうすれば来シーズン迷子を探す時間が節約できます。

こうして見れば、収納にもあれこれコツがあると分かります。

まあ、収納が雑でも

「どうにかなるかな」

と思う方もいるかもしれませんが、いざ次回使おうと思った時に痛い目を見るパターンが多いのでご注意を。

取り出しから本格稼働まで次シーズンに使う前の再点検

長いオフシーズンを終え、冬がやって来た!

「今こそスチーム式加湿器の出番!」

と思って取り出すときにも、ちょっとしたチェックを挟んでおくと安心です。

外装のホコリ落とし

保管している間に多少のホコリが付くことは珍しくありません。

最初にササッと拭き取り、吸気口付近にゴミが詰まっていないか確認。

タンクのニオイ確認&軽いすすぎ

しっかり乾燥させたはずでも、収納中にうっすらニオイがつく場合があります。

気になるときはもう一度クエン酸洗浄を軽くやるのも手。

あるいは水道水ですすいでから本運転するのでも十分です。

試運転で動作チェック

いきなり動作させるより、5分ほど試運転すると

「変な音しないかな? きちんと蒸気出るかな?」

といった点を見極められます。

何らかの異常があれば早めに気づけるので、トラブル対処がスムーズに行えます。

フィルターの劣化

フィルターが存在する機種なら、保管中に虫が入り込んでいたり、素材が劣化していたりも。

万一傷んでいたら交換しましょう。

もし取り寄せや買い替えが必要な場合も、余裕をもって手続きできます。

異常時は無理せず修理or買い替え

試運転でセンサーエラーが出る、いつまで経っても水が沸騰しない、変な焼け焦げ臭がする…

といった場合は自己流で分解せず、メーカーサポートや修理窓口へ連絡。

長年使った機種なら

「買い替えも検討すべきかもしれない」

という時期かもしれません。

こうして「再稼働のためのワンステップ」を踏むだけでも、快適な加湿ライフの始まりをスムーズにしてくれます。

自転車だって乗り始める前にペダルやブレーキを一瞬チェックするでしょう。それと同じ感覚ですね。

使い終わりだけが勝負じゃない長持ちさせるための日頃のコツ

ここまで「しまう直前のお手入れ」をしつこく解説してきましたが、普段の使い方やシーズン中のメンテナンスも、加湿器の寿命を左右する大切な要素です。

もう少し欲張って、長期にわたって便利に使い続けるためのコツを挙げておきましょう。

定期的なクエン酸洗浄

一度しまう前にこってり掃除するのも大事ですが、

シーズン中も1~2か月に1回程度はクエン酸で内部をリフレッシュ

すると汚れが溜まりにくいです。

汚れが少なければしまうときの手間も軽減され、まさに一石二鳥ですね。

使い終わりに残り水を捨てるクセ

スチーム式加湿器はタンクに水が残りがちですが、毎回入れっぱなしで放置すると水垢が蓄積しやすく、雑菌の温床にもなります。

こまめに注ぎ足すよりも、古い水をサッと捨てて新しい水を足す方が衛生的なんですよね。

硬度が高い水の場合は工夫を

日本は地域によって水質が違うため、カルシウム分が多い“硬度の高い水”を使うエリアでは水垢がより付きやすい傾向があります。

そんなときは、時々ミネラル分を除去した精製水などを混ぜて使う手もあり。

ただ、コストがかかるかもしれませんし、そこはバランスを見て判断を。

衝撃や圧迫を避けて収納

しまい方のところでも触れましたが、押し入れに雑に詰め込んで、本体に思いっきり重い荷物を載せるのはNG。

パーツが歪んだりして故障の原因になることもあるんです。

たかが保管場所、されど保管場所。

こういった小さな積み重ねが、大切なスチーム式加湿器を「長生き」させる秘訣です。

プロパンガス使用家庭へちょっとだけ話したいガス料金のこと

さて、ここで少しだけ寄り道。

スチーム式加湿器は電気でお湯を沸かしますが、冬場はガス暖房もフル稼働というご家庭もあるかもしれません。

すると

「プロパンガスの料金が思ったより高い…」

と気づくことも。

プロパンガスって都市ガスよりも割高で、しかも

業者によって料金設定がバラバラ

なんて話も聞きますよね。

もし

「なんだかうち、プロパンガス代がバカにならないな…」

と感じたら、エネピのような比較サービスを使って見直すと意外に節約できることがあります。

「知らないうちに料金が上がってた」

という事例も珍しくなく、ガス会社を変更したら毎月の支払いがガクンと下がった、なんてケースも。

もちろん地域や使用量次第ですが、このタイミング(加湿器をしまうシーズン)で生活コストを見直してみるのも一案かもしれません。

とはいえ、「余計なお世話!」と思う方もいるでしょうし、本記事のメインはあくまでスチーム式加湿器のしまい方ですので、ガス料金の話はちょいとおまけ程度に。ご興味ある方は下記の記事を読んでみてください。

>>ガス代が高すぎる!ガス料金の比較チェックはコチラの記事から

しまった後に起こりがちな問題と対処策よくあるトラブルQ&A

ここで、スチーム式加湿器を片付けたあとの「あるあるトラブル」をいくつか紹介します。

多忙な毎日を送っていると、ほんの些細なミスが大きな痛手になりがちですからね。

ちょっと頭の片隅に入れておくと、いざというとき落ち着いて対処できます。

取り出してみたら白い粉が付いてるんですけど…

乾燥不足や、収納場所の湿度が高くてカビや水垢が再結晶化した可能性あり。

取り急ぎクエン酸洗浄し、スポンジで落とせば再利用できることも多いです。

あまりに固着している場合は、時間をかけて漬け置き洗いにトライしましょう。

パッキンどこ? 小物パーツが行方不明!

仕舞うときに別々の箱や袋に入れてしまうと、次回組み立てられなくなってしまうパターンです。

部品を探して家中をひっくり返す羽目に…。

以後は部品をまとめて保存するルールを徹底。

もし紛失した場合、メーカーサポートで部品取り寄せが可能なケースもあるので諦める前に調べてみましょう。

電源入れてみたら動かない(または変な音がする)

保管中にホコリやゴミが入り、ファンが詰まったりセンサーが誤作動している可能性あり。

フィルターや吹き出し口を点検し、それでもダメなら修理相談を。

あとは長期使用で部品が寿命を迎えている可能性も。

タンクが黄ばんでどうにも…

プラスチックの経年劣化や、水道水中の成分が原因で変色することがあるんですよね。

機能に支障がなければ問題ないですが、見た目が気になる場合は買い替えを検討しても良いかもしれません。

お湯が噴き出して止まらない…なにこれ怖い

センサー不良や内部故障の疑いが。

絶対に無理して使わず、すぐにコンセントを抜いてメーカーか修理業者に相談しましょう。

放置するとやけどや火事のリスクが高まります。

イメージシミュレーションしまい方・スケジュールの一例

では、実際どんなスケジュールで片付け作業を進めるか、一例をざっくり示します。

働く大人にとって、じっくり掃除する時間は限られていますが、

週末を2~3日

使えば案外なんとかなるものです。

3月末~4月初旬

暖房をつける頻度が下がり、昼間はそこそこ暖かい…

そんな頃合いで

「加湿器の出番ももう少なそう」

と感じ始める。

数日前からタンクの残り水を捨てる習慣をつけ、軽いクエン酸洗浄を試しておくと、後々がラク。

週末に本格掃除

土曜日など休日にまとまった時間を確保し、タンクをクエン酸洗浄。

ヒーター部も運転モードを重ねがけ。

また、外装やフィルター、付属パーツを順番に洗い上げる。

昼過ぎに作業開始し、夕方までには終わるはず。

乾燥&最終チェック日曜

金曜夜~土曜に洗浄しておけば、日曜にはほぼ乾いているはず。

ちょっとでも残っていそうな水滴を拭き取り、組み立てられる部分は組み立ててもOK。

小物パーツは小袋にまとめて整理。

除湿剤やカバーと一緒に押し入れへイン。

梅雨シーズン前にチラ見

湿気が多い時期に一度、押し入れを開けて換気し、カビ臭がしないかを軽く確認。

特に問題なさそうなら、そのまま夏~秋まで放置で大丈夫。

次の冬前(10~11月)

押し入れから出してきて、ホコリを軽く払い、試運転。

問題なし!

これでまた1シーズンお世話になる準備が整う。

 

こういうイメージで動くと、忙しい方でもスムーズに片付け&保管ができるかもしれません。

最新スチーム式加湿器の傾向買い替えも選択肢

もし片付けの段階で

「あれ、もう本体がかなりボロボロだな」

と気づいたり、

「どう洗っても落ちない汚れが多すぎる」

といった場合は、このタイミングで買い替えを検討するのもアリ。

スチーム式加湿器は近年いろいろ進化しているんですよ。

フィルターレス設計が増加

フィルター交換の手間なく、タンクを丸洗いできたり、ヒーター部をパカッと外してがっつり掃除しやすいモデルも増えています。

安全機能の充実

倒してしまってもお湯がこぼれにくい構造や、万が一の空だき時に自動停止するセンサー機能など、子どもや高齢者がいる家でも安心して使える設計が進んでいます。

お手入れモードの高度化

ボタン一つでクエン酸洗浄が完結するような機能があると、シーズン中のお掃除が格段に楽に。

近年の高級機種なら当たり前のように搭載しているものも見受けられます。

コンパクト化・デザイン性UP

昔はスチーム式って大きいイメージでしたが、最近は小型でスタイリッシュな製品も充実。

部屋のスペースを取らないモデルもあるので

「狭い部屋でも置きやすいし、収納も楽チン」

と喜ぶ声も。

 

したがって、

「もう寿命かも」

「いつ壊れてもおかしくない」

という加湿器なら、この際、買い替えによってお掃除・保管の手間をグッと減らす選択肢もあります。

あれもこれも高性能になった今の時代だからこそ、来シーズンに向けて検討してみるのもいいかもしれません。

スチーム式加湿器を快適に“しまって”次のシーズンへ備えるまとめ

ここまで、スチーム式加湿器のしまい方や清掃方法、保管時の注意点をたっぷりとお伝えしてきました。

ちょっと

「盛りすぎなんじゃない?」

と思うほどのボリュームかもしれませんが、それだけ加湿器のお手入れは大事なのです。

最後に要点をギュッと凝縮して振り返ります。

  1. シーズンオフになったら早めにお手入れ開始
    放置すると水垢や雑菌が頑固化。
    暖かくなってきたら、サッとクエン酸洗浄を行っておくのが賢い。
  2. タンクとヒーター部の徹底掃除
    クエン酸を使った漬け置きやお手入れモードをフル活用。
    スポンジは柔らかいものをチョイス。
  3. 外装・フィルターも細部まで忘れずに
    ホコリが溜まりやすい吸気口や吹き出し口を見逃さない。
    アロマポッドも同時に洗浄する。
  4. 完全乾燥→立てた状態で収納
    乾いていないとカビの温床に。
    買ったときの箱や布カバー、除湿剤などで守りましょう。
  5. 次シーズン前に試運転
    いきなり本番投入せず、ホコリを拭き取り、軽いクエン酸洗浄→試運転が安心のレール。
  6. プロパンガス利用者はガス料金の見直しもおまけで考えてみて
    冬場の暖房を見直すついでに、プロパンガス料金をチェックして意外な節約になるかも。

これで、

「しまうときに変な臭いに悩まされた」

「出してみたらカビだらけ…」

といった事態を回避し、来シーズンも小学生のお子さんを含めたご家族みんなで心地よく加湿されたお部屋で過ごせるはず。

毎年の慣習として一連のステップを身に着けてしまえば、そこまで苦ではなくなるでしょう。

スチーム式加湿器は確かにお手入れの手間がかかる面もありますが、熱で雑菌を押さえ込むメリットや、しっかりした加湿力の快適さはやっぱり魅力です。

どうせなら上手に付き合って、長く使い続けたいものですよね。

ここまで長々と語りましたが、どうか「我が家の加湿器ライフ」が快適でトラブルフリーになりますよう、心からお祈りしております。

以上、情報過多かなと思いつつも、スチーム式加湿器をしまうための手順をしつこいくらいにお届けしました。

さあ、お掃除の時間にしましょうか。

次の冬に

「よーし、今年もふかふか快適に過ごすわよ!」

と笑顔になれるよう、いま頑張っておきましょう!

家族みんなで協力すれば、洗浄もきっとスムーズに進むに違いありません。

ぜひ参考にしてみてください。

長文を最後までお読みいただき、ありがとうございます。

どうぞ、あなたの加湿器が末永く元気でいてくれますように。

>>ガス代が高すぎる!ガス料金の比較チェックはコチラの記事から

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