プロパンガスの料金を節約するには、ガス会社を変えてガス料金を安くすることが、一番の近道です。
『ガス会社変更サービス』を使えば簡単ですよ!
中でも、
『ガス屋の窓口』
は、筆者がおすすめするガス会社変更サービスです。
この記事では、
- 『ガス屋の窓口』でのガス会社変更の手順
- 『ガス屋の窓口』でガス会社を変えるとガス料金が安くなる理由
- 『ガス屋の窓口』のメリットとデメリット
について解説します!
ガス会社変更の手順は、他のガス会社変更サービスでも、ほとんど同じです。
ガス料金を節約したいなら、ぜひ読んでください。
ガス屋の窓口ガス会社を変更する手順
『ガス屋の窓口』ってどんなサービス?
まず、『ガス屋の窓口』のサービスについて、お話ししましょう。
『ガス屋の窓口』は、
- プロパンガス料金の診断
- 良心的で、適正料金でプロパンガスを提供している会社の紹介
- ガス料金の変動具合の監視
- 変更したガス会社で値上げがあった場合の交渉や、差額返金などのサービス
といったサービスを、すべて無料で利用できる、ガス会社変更サービスです。
『ガス屋の窓口』の運営会社
『ガス屋の窓口』の運営会社は、『株式会社エネジスタ』。
『プロパンガスユーザーとその地域のプロパンガス会社を、適正価格でマッチングしたい』
ということで、このサービスを始めたようです。
プロパンガス取扱業専門の会社で、当然プロパンガス業界の事情も、熟知しています。
『ガス屋の窓口』でガス会社を乗り換える手順
では、『ガス屋の窓口』でガス会社を乗り換える手順を解説します。
とても簡単ですよ。
- ガス代の領収書を用意し、ガス料金診断をする。
- ガス会社を乗り換えると決まったら、可能であれば契約書の内容を確認しておく
- メールフォーム、電話、チャットのどれかから、ガス屋の窓口に問い合わせる
- 紹介できるガス会社について電話で説明してもらい、良いと思ったら紹介してもらう
- 新しいガス会社から連絡が来るので、料金や契約内容に納得がいったら、契約をする
- 新しいガス会社と切替工事日を決め、工事をしてもらう
- 工事が終了し、点火確認が終わったら、ガス会社変更完了!
これだけです。
では、さらに詳しく解説します。
ガス料金診断をする
まず、直近のガス代の領収書を用意しましょう。
領収書には、使用量と料金が書いてあるので、チェックします。
次に『ガス屋の窓口』公式サイトにアクセスします。
公式サイトにアクセスしたら、少し下にスクロールしたところにある
『カンタン10秒 自動料金診断』のボタンをクリックします。
料金診断をしたい物件の種類を選びます。
今のガスの使用量と、金額を入れます。
なるべく直近の使用量と金額を入れるのがおすすめです。
入力して『診断する』を押すと、このように結果が出ます。
『ガス屋の窓口』に相談する
ガス料金診断の結果を見て、
ガス会社変更を検討しようかな…
と思ったら、『ガス屋の窓口』に相談です。
もちろんです!
相談してから『やっぱり変えない』と判断するのもOKなので、『検討しようかな』の段階で相談して大丈夫ですよ。
相談するときに用意するもの
相談するときに用意しておくと良いものは、
- ガスの検針票
- もしあれば、今利用しているガス会社の契約書
です。
契約書については、あってもなくても相談には差し支えありません。
もし契約書があるなら、
- ガス設備などの無償貸与契約があるかどうか
- 契約期間はどうなっているか
- 契約期間中に解約した場合の違約金があるかどうか
を確認しておくと、話を進めやすいです。
なお、契約状況によっては契約書そのものがないこともあります。
筆者も契約書がないタイプの契約でした。
なので、契約書がない場合でも、ひとまず相談してみてください。
メモ
ガス屋の窓口での相談方法は、
- 電話
- 公式サイトのフォームから送信
の2通りがあります。
自分にとって利用しやすい方法で相談するのが一番です。
ただ、筆者としては公式サイトのフォームからの相談をおすすめします。
なぜかというと、相談したことを文字で残しておけるからです。
電話で相談するときも、メモを取りながら相談してみてください。
紹介できるガス会社について、電話で説明してもらう
筆者は、公式サイトのフォームで問い合わせをしたのですが、しばらくして『ガス屋の窓口』から電話がかかってきました。
メモ
電話で問い合わせた場合は、状況によって
- その場で紹介する
- 後で電話を掛け直す形で紹介する
という形になります。
この時に、
- その地域の適正料金
- 紹介できるガス会社
- ガス料金やプランについて
などを説明してくれます。
しっかりメモを取って、わからないことは確認してください。
ポイント
もし、納得がいくガス会社がなければ、ここで断っても大丈夫です。
『その電話で、すぐ契約先を決めなければならない』ということもありません。
むしろ、『ぜひ!』と思うガス会社があっても、
即決せずに、『考えてから決めます』と伝えて、冷静に考えて決めることをおすすめします。
新しいガス会社と契約する
紹介してもらったガス会社と契約することが決まったら、『ガス屋の窓口』に連絡します。
そうすると、『ガス屋の窓口』から新しいガス会社に連絡をしてくれます。
その後、新しいガス会社から連絡が来るので、自宅に訪問してもらう日時を決めてください。
新しいガス会社の人が訪問してきたら、
- ガス料金
- プラン
- 契約内容
についてしっかり確認して、納得ができたら契約してください。
メモ
契約内容については、
- 契約年数のしばりがあるかどうか
- 契約年数のしばりがある場合に、途中解約で違約金などが発生するかどうか
についても、忘れずに確認しましょう。
この時も
- 契約内容をしっかり確認する
- わからないことがあったら、そのままにせず質問する
ということが大切です。
ポイント
前に利用していたガス会社の解約手続きは、多くの場合、新しいガス会社がしてくれます。
もし解約手続きの話が出ない時は、ガス会社でやってくれるかどうか、確認してくださいね。
ガスの切替工事日を決める
新しいガス会社と契約したら、
ガスボンベやメーターを交換する工事をする日取りを決めます。
工事後の点火確認の時は立ち合いが必要なので、確実に家にいられる日時を指定してください。
工事と点火確認が終わったらガスの切り替え完了!
ガスの切替工事が済み、点火確認が終わったら、ガスの切替は完了です。
あとは、
- ガスについての説明
- 新しいガス会社の緊急連絡先などの確認
- 口座振替依頼書など、必要な書類の記入
などがあって、すべて終了です。
これで新しいガス会社のガスが使えます!
『ガス屋の窓口』を利用する時の注意点
ガス屋の窓口を利用する時には、いくつか注意することがあります。
それは
- 思うほど安くならないことや、ガス会社を変えられないこともある
- 賃貸住宅の場合は、入居者がガス会社を変えることはできない
- ガス会社を変え終わるまでには、1週間くらいかかる
ということです。
思ったほど安くならない・ガス会社を変えられないケースもある
実際に、どのくらいガス料金を安くできるかは、状況次第です。
たとえば
- ガス設備の無償貸与契約期間が終わっていない
- 紹介されたガス会社の料金と今のガス会社の料金の差が小さい
- 元々のガス料金がそんなに高くない
という場合は、思ったほど安くならない可能性が高くなります。
また、
- その地域のガス会社の数が少なく、契約できるガス会社が見つからない
- ガス屋の窓口で紹介しようとしたガス会社が、今利用しているガス会社と取引関係がある
といった場合は、ガス会社を紹介してもらうことができない可能性があります。
でもこうした場合、ガス屋の窓口を通してガス会社を変えることはできなくても、
他のガス会社変更サービスで、他のガス会社を紹介してもらえる可能性があります。
なので、あきらめずに、ぜひ他のガス会社変更サービスにも問い合わせてみてください。
関連記事:【2021最新】ガス料金を節約するプロパンガス会社変更サービス比較
賃貸住宅のガス会社を変えるには、大家さんの承諾が必要
賃貸住宅の場合は、入居者個人の判断ではガス会社を替えることができません。
ガス会社と契約するのは、オーナーだからです。
つまり、ガス会社を変えるには、大家さんの承諾が必要なのです。
なので、ガス会社を変えて欲しいときは、まず大家さんに相談してみましょう。
賃貸でガス会社を変えたい場合については、以下の記事に詳しく書きました。
関連記事:賃貸の家でプロパンガス代を節約したい!ガス会社の変更は可能?
大家さんへの相談の仕方なども解説しているので、ぜひ読んでください。
ガス会社を変えるには1週間以上かかることを忘れずに!
新しいガス会社と契約してから、その会社のガスを使えるようになるまでには、1週間以上かかります。
ですから、『〇月〇日までにガス会社を変えたい』という希望があるときは、余裕をもってガス会社探しや契約をしましょう。
これは、法律で
『解約をする場合は、申し込み日からボンベとメーターを撤去するまでに相当期間を空けること』
と決められているからです。
さらにおトクなガス会社比較の仕方
ガス会社を切り替えるなら、できるだけ良い結果を出したいですよね。
そのために、ちょっとした技を伝授しましょう。
その技とは
- 今のガス会社の契約内容を把握しておく
- 他のガス会社変更サービスも利用する
- わからないことをそのままにせず、必ず質問する
ということです。
契約内容はなるべく把握しておこう
ガス会社を比較する時に、今のガス会社との契約状況を把握しておくのは大事です。
料金や契約内容をよく知らずにガス会社を切り替えて、
- もともと安かったのを知らずに切り替えて、手間をかけたのにあまり安くならなかった。
- 違約金が発生してしまった
なんてことになったら、ガッカリですからね。
ただ、先にも書いたように、
契約書が見つからない場合は、『ひとまず、ガス屋の窓口に相談する』という方法もアリです。
ガス会社変更サービスは複数に問い合わせるのが、おすすめ!
なぜ複数に問い合わせたほうが良いかというと、
選択肢や情報量を増やすためです。
提携しているガス会社は、ガス料金比較サービスによって違います。
ということは、別の比較サービスでは、『ガス屋の窓口』とは違う会社を紹介してくれる可能性もありますよね。
1つの比較サービスだけを利用するより、選択肢が広がります。
また、複数の比較サービスで、同じことを質問してみるのもおすすめです。
同じ答えが返ってくれば確実性が増しますし、違う答えが返ってくれば、情報量が増えます。
いえいえ、遠慮することはありません。
『問い合わせたらそこで紹介してもらわなければならない』ということではないですから、安心して問い合わせてください。
関連記事:enepi(エネピ)でガス代を安くする!ガス会社を比較する方法を解説!
関連記事:エネピの評判や口コミ調査!しつこい噂と株式会社じげんが怪しいって本当?
わからないことは遠慮なく質問しよう
基本的ながら、とても重要なのが
わからないことや気掛かりなことはそのままにせず、質問する
ということです。
ガス会社との契約は、家計に関わる大切な契約です。
疑問や違和感を抱えたまま契約して、やっぱりよせばよかった…なんてことになったら、残念ですよね。
また、ガス会社変更サービスやガス会社の人と話すときに、遠慮なく質問をすることで
- どんな対応をしてくれるのか
- 信頼できそうか
ということもわかります。
むしろ、そういうことこそ質問してください!
小さなことでも丁寧に答えてくれる会社なら、安心して契約できるはずです。
なぜ『ガス屋の窓口』でガス料金が安くなるの?
『ガス屋の窓口』を利用してガス会社を切り替えると料金が安くなる理由は、実に簡単です。
それは、『適正な料金の、良心的なガス会社と契約できるから』です。
もっと詳しく言うと、
- ガス会社の料金を比較して、安いガス会社を選ぶことができるから
- ガス会社変更後も不当な値上げをしない、優良なガス会社を紹介してもらえるから
- 万が一、不当な値上げがあった場合、適正な価格に戻すように交渉してくれるから
ということです。
プロパンガスの料金には
- 自由料金なので、それぞれのガス会社が自由に価格を決められる
- プロパンガス業界には、価格競争が起きにくい体質がある
という特徴があります。
そのため、どうしても料金が高くなりがちなのです。
でも、『ガス屋の窓口』は、『適正価格で提供するガス会社』を紹介するサービス。
それを利用して、『料金が高めのガス会社から、適正価格のガス会社へ』と変えれば、料金が安くなるのは当然ですよね。
なお、筆者が実際に『ガス屋の窓口』で、ガス会社を変えた結果については、次の記事で書いています。
関連記事:ガス屋の窓口でプロパンガス会社を変更してみた【料金節約レビュー】
ぜひ参考にしてください。
ガス屋の窓口メリットとデメリット
『ガス屋の窓口』を利用する最大のメリットは、
ガス会社の切り替えがとてもラク
ということです。
でも、
他のメリットやデメリットはどうなの?
と思う人も多いですよね。
そこで次は、『ガス屋の窓口』のメリット、デメリットについて解説します。
『ガス屋の窓口』のデメリット
『ガス屋の窓口』のデメリットは
『対象エリアになっていない地域がある』ということです。
対応している地域は
北海道・東北
⇒北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、福島県、山形県
関東
⇒埼玉県、神奈川県、千葉県、東京都、茨城県、栃木県、群馬県
甲信越
⇒山梨県、長野県
中部・北陸
⇒静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、石川県、福井県
近畿
⇒滋賀県、京都府、奈良県、大阪府
中国四国
⇒岡山県、広島県、愛媛県
九州
⇒福岡県、大分県、熊本県、鹿児島県
となっています。
ただし、ガス屋の窓口の対応エリアには、2つ例外があります。
1つは、対応エリアでなくても対応してもらえるケースがあることで、それは
- 一戸建て住宅を新築してプロパンガスを導入する
- 店舗を新設して、プロパンガスを導入する
- これまであった建物に(ガス会社変更ではなく)新しくプロパンガスを導入する
という場合です。
もう1つは、
対応エリアに入っている都道府県でも、離島や遠隔地、山間部など、対応できない地域がある
ということです。
山間部などの場合は、対応できるかどうか問い合わせてみないとわかりません。
なので、ひとまず問い合わせてみてください。
問い合わせることに、デメリットはありません。
いえいえ、セールスは来ないので、ご心配なく。
筆者もガス屋の窓口を利用しましたが、セールスの電話や訪問は、一度もありませんでした。
『ガス屋の窓口』を利用するメリット
では、『ガス屋の窓口』を利用するメリットはどうかというと、
- 自動料金診断だけなら、個人情報を入力する必要がない
- 優良ガス会社を紹介してくれる
- 診断・問い合わせから、ガス会社の紹介、アフターサービスまで無料
- 1つ1つのガス会社を自分で調べなくても良い
- ガス会社の値上げがあった場合の料金保障がある
- 正当な理由による値上げでも、契約後1年以内なら、差額分を返金してくれる
- セールスの電話や訪問がない
- 戸建て、持ち家、集合住宅、賃貸オーナー、店舗など、いろいろな住居形態に対応してくれる
- ガス会社変更後の相談や、ガス器具などの購入についても、相談に乗ってくれる
と、たくさんあります。
特に大きなメリットは?
メリットとして、とくに大きいのが
- 無料でサービスを利用できる
- ガス会社の変更に手間がかからない
- 優良なガス会社を紹介してくれる
- 料金監保保証や差額分返金制度がある
というところです。
自力でガス会社を変更しようと思ったら、それぞれのガス会社に連絡して見積もりをもらい、比較しなければなりません。
でも、『ガス屋の窓口』に頼めば、時間もかからず、セールスが来る心配もいりません。
それから、ガス会社選びで難しいのが、
『本当に良心的な会社かどうか』の見極めです。
一般の人が悪質なガス会社を見抜くのは、なかなか難しいものです。
でも、『ガス屋の窓口』では、提携ガス会社に
- 不当な値上げをしない
- 一定以上の質のサービスを提供する
- 24時間365日の集中監視システムを導入している
などの、独自の基準を設けています。
その中から紹介してくれるので、安心ですよ!
ガス屋の窓口の『料金保証』について
『ガス屋の窓口』では、
- ガス料金監視保証
- 契約後に不当な値上げがあった場合、料金を元に戻すように、ガス会社に交渉する
- 契約後1年以内に、正当な理由も含め値上げがあったら、その差額分をキャッシュバックする
という料金保証があります。
『不当な値上げ』というのは、
- 原材料費が高騰したわけでもないのに、ガス会社の都合で値上げした
- ガス全体が値上がりしているが、平均値上げ幅を上回って値上がりしている
といった場合です。
不当な値上げがわかるということは、ガス料金の状況をよく見ているということですよね。
そして太っ腹なのが、
『契約後1年以内の値上げは、差額をキャッシュバックする』
という料金保証。
このサービスは、業界で初めてです。
これだけのサービスを無料で提供してくれるなんて、本当にありがたいですね。
まとめ
面倒なガス会社の乗り換えも、『ガス屋の窓口』を利用すれば、とてもラクで、安心です。
おおまかな手順は
- 料金診断をする
- 『ガス屋の窓口』に相談する
- 紹介されたガス会社の中から、良さそうな会社を選ぶ
- ガス会社の人に来てもらい、見積もりや契約内容を確認する
- 納得がいったら契約する
- 工事をしてもらい、点火確認に立ち会う
と、これだけです。
面倒なセールス電話への対応や、これまでのガス会社への連絡もしないで済みますし、何より、
- 良心的なガス会社を紹介してもらえる
- 料金が値上がりした時も、サポートしてもらえる
というのが、安心ですね。
さらに、他のガス料金比較サービスも利用することで、ガス会社の選択肢をより広げることもできます。
『ガス屋の窓口』を上手に活用して、おトクで楽にガス会社の切り替えをしてください。
きっとガス料金が安くなって、家計も大助かりですよ!