空気が乾燥すると、肌もカサカサになるし、静電気も起きやすくなりますよね。
また、風邪やインフルエンザなどの予防のためにも、適切な湿度を保つことは大切です。
そのために欠かせないアイテムが『加湿器』です。
今は、手軽に買えて手軽に使える『ペットボトル加湿器』もあるんですよ!
はい、ペットボトルの加湿器でも、適切に使えば効果があります。
ということで、この記事では
- ペットボトル加湿器はどのくらい効果があるのか
- ペットボトル加湿器のメリットとデメリット
- 実際にペットボトル加湿器を使った人の口コミ
について解説します。
ぜひ読んで、加湿器を上手に活用してくださいね!
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ペットボトル加湿器って効果あるの?
ペットボトル加湿器にはどのくらいの効果があるのか
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ペットボトル加湿器の効果はどのくらいなのかというと、
- ペットボトル加湿器を置いた周辺の狭い範囲には効果がある
- 1台で広い部屋を十分に加湿する程の効果はない
ということです。
具体的にどのくらいの広さに効果があるのかは、ペットボトル加湿器の機能によって違います。
1時間あたりの加湿量は『ml/h』という単位で表され、目安は以下の通りです。
加湿量/h | プレハブ洋室の場合の広さ | 木造住宅の場合の広さ |
200ml/h | プレハブ洋室6畳 | 木造3畳 |
300ml/h | プレハブ洋室8畳 | 木造5畳 |
『パーソナル加湿器』と書いてある製品 | 加湿器の周辺のみ |
加湿量や適した部屋の広さなどは製品の箱などに書いてあるので、買うときには必ず確認してくださいね。
効果のある使い方は?
ペットボトル加湿器は、基本的には『置いた場所の周囲を加湿する』というくらいに考えておくのが妥当なところです。
なので、
- 仕事中にデスクに置いて、自分のデスク周辺の加湿をする
- ベッドの棚に置いて、ベッド周りを加湿する
といった使い方が適しています。
逆に、
リビングなど、ある程度広い部屋をしっかり加湿したい場合は、ペットボトル加湿器は向いていません。
広い部屋の加湿をするなら、普通の据え置きタイプの加湿器がおすすめです。
ペットボトル加湿器を使うときの注意
ペットボトル加湿器を使うときは、
- 取扱説明書を読み、必要なメンテナンスはきちんとする
- きちんとセットする
- 取扱説明書で指定しているサイズのペットボトルだけを使う
- 倒れにくく、子どもやペットが触らない場所に置く
- 加湿器の近くには、水濡れに弱い物(PCやタブレットなどの精密機器など)は置かない
といったことに注意してください。
ペットボトル加湿器は『手軽で清潔に使える』というイメージが強いですが、
- ときどきペットボトルを取り換える
- 吹き出し口などの掃除をする
- フィルターを使う機種では、必要に応じてフィルターの交換をする
といったメンテナンスをしないと、雑菌が繁殖してしまいます。
その通りです。
どんな物でも、製品に応じたメンテナンスは必要ですからね。
手入れの方法や頻度は取扱説明書に書いてあるので、よく読んで確認してくださいね。
ペットボトル加湿器のメリット・デメリットは?
ペットボトル加湿器のメリットとデメリット
まず、ペットボトル加湿器の一般的なメリットとデメリットを見ていきましょう。
ペットボトル加湿器にはどんなメリットがある?
ペットボトル加湿器のメリットは
- 空いたペットボトルをタンクとして使うので、ボトルが汚れたら交換できる
- こまめに簡単にボトル(タンク)を交換できるので、カビが発生しにくい
- コンパクトで、置くスペースが小さくて済む
- 小さくて軽いので、気軽に移動させられるし、旅行などにも持っていける
- 加湿力が弱いので、加湿のし過ぎを防ぎやすい
- USB充電式やコンセント式など、いろいろな電源方式から自分にとって使い勝手の良い製品を選べる
- 価格が1,000~3,000円台くらいで、据え置き式の加湿器に比べて安価な製品が多い
ということです。
『メンテナンスが簡単で、コンパクトで安い』というのは、かなり大きなメリットですね。
ペットボトル加湿器のデメリット
一方で、ペットボトル加湿器には、
- パワーが弱いために小さな範囲向けの加湿しかできず、リビングなど広い部屋の加湿には向かない
- ペットボトルを洗ったり新しいボトルに取り換えたりする必要がある
- ほとんどは350~500mlのペットボトルが対象で、大きいペットボトルでは使えない機種が多い
- 長時間使うときは何度も水を継ぎ足すことになる
- 倒れやすい
というデメリットがあります。
一番のデメリットは『パワーが弱い』ということでしょう。
そのため、先にも書いたように加湿器周辺の加湿しかできないことが多いです。
それから、ペットボトル加湿器は倒れやすいので、普通の加湿器以上に置き場所に注意が必要です。
水平で安定していて、手や物がぶつかったりしない安全な場所に置かなければなりません。
そして、長時間使うときは『水を継ぎ足す必要がある』ということも手間がかかります。
たとえば、加湿量が300ml/hのペットボトル加湿器だと、500mlのペットボトルを使ったとしても1時間半くらいで水を継ぎ足さなければなりません。
だからといって無理に大きなボトルを使うのは、倒れやすくなって危ないです。
タイプによってもメリット・デメリットが違う
加湿器のメリットやデメリットは
- 加湿方式
- 電源方式
によっても違ってきます。
加湿方法でのメリット・デメリットの違い
ペットボトル加湿器の加湿の仕方には
スチーム式
⇒水を加熱し、蒸気を放出して加湿する
超音波式
⇒水を超音波で振動させることで細かい粒にして放出し、加湿する
自然気化式
⇒水を特殊な布などに染み込ませ、自然に気化させて加湿する
という方式があります。
加湿方式でのメリット・デメリットは、普通の加湿器でもペットボトル加湿器でも同じですが、それぞれどんなメリットやデメリットがあるのか、表で比べてみましょう。
メリット | デメリット | |
スチーム式 |
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超音波式 |
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気化式 |
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こうして見ると、加湿方式だけ取っても一長一短というところですね。
電源のタイプでのメリット・デメリットの違い
次は、電源の違いでメリット・デメリットを比べます。
メリット | デメリット | |
コンセント式 |
|
|
USB式 USB充電式 |
| コンセント式に比べて加湿力が弱く、加湿できる範囲も狭い |
電池式 | 場所やコンセントの有無を気にせずにどこでも使える |
|
自然気化式 |
| 『特殊な繊維のシートに水を染み込ませて自然に気化させる』という加湿方式なので、加湿力が低い |
加湿器を選ぶとなると、どうしても加湿力や加湿方式に目が行きがちです。
でも『電源の取り方』も使いやすさに大きく関わるので、メリットとデメリットをしっかりチェックして選んでくださいね。
追加機能のあるペットボトル加湿器
『ペットボトル加湿器』というと『簡易的』なイメージがあるかもしれませんが、
高機能のペットボトル加湿器もあります。
|
機能を上手に生かせば、メリットの部分が増えたり、デメリットをカバーしたりできますよ。
どんな追加機能があるかというと、たとえば
空焚き防止機能
⇒ボトルの水がなくなると自動的に停止する
水漏れ防止機能
⇒倒してしまっても水がこぼれにくい
タイマー
⇒時間を設定すると、自動的に電源が切れる
ミスト量調節機能
⇒つまみやダイヤルなどで加湿の量を調節できる
アロマ機能
⇒アロマオイルを入れて、香りを楽しんだりリフレッシュしたりできる
ライト機能
⇒多彩な色のライトが点灯してイルミネーションを楽しめる
中でも、空焚き防止機能や水漏れ防止機能は安全性を大きく向上させてくれます。
空焚きをすると、
- 加湿器を傷めてしまい、寿命が短くなったり故障のリスクが高まったりする
- 発火して火災に至る危険性もある
というリスクもありますから、空焚き防止機能が付いている機種はおすすめです。
また、先にも触れましたが、ペットボトル加湿器は倒れやすいです。
PCなど水濡れに弱い物がある場所で使うなら、水漏れ防止機能は必須と言えます。
子どもやペットのいる環境で使うときも、安全性の高い機種を選んでくださいね。
メモ
アロマ機能は、自宅で使うのがおすすめです。
オフィスなど他の人もいる環境でのアロマ使用は、自分にとっては良い香りでも他の人には迷惑になることもあるので注意しましょう。
また、動物はアロマで体に悪い影響が出ることがあります。
動物がいる場所でもアロマの使用は避けてください。
実際に使ってみた人の口コミは?
ここからは、実際にペットボトル加湿器を使った人の感想をチェックしていきましょう。
今回はSNSからピックアップしてまとめました。
ペットボトル加湿器の良い口コミ
良い口コミでは、
良い口コミ
ペットボトルだからと思って甘く見てたけど、思った以上に良いです。
手入れも楽だし、場所を取らないので使いやすいです。
良い口コミ
ペットボトル加湿器でも、あるのとないのとではかなり違います。
良い口コミ
出張でホテルに滞在する時にも使えて便利!
ホテルの部屋の乾燥が気になってたので、持って行って良かったです。
良い口コミ
デザインの良い製品が安く買えてお得です。
可愛い加湿器で気に入りました。
といった感想がありました。
ペットボトル加湿器の悪い口コミ
良い感想がある一方で、良くない口コミもあります。
悪い口コミ
ペットボトル加湿器を使ってみたけど、効果があるように思えません。
普通の加湿器を買おうと思います。
悪い口コミ
注意していても、時々倒してしまいます。
パソコンの近くで使うときは、水漏れ防止の加湿器にしたほうが良いですね。
悪い口コミ
ちゃんとセットできていなかったせいで、変な音がしてうるさかったです。
悪い口コミ
床に置いたら、床が濡れてしまいました…。
最初の口コミの『効果を感じない』というのは、
- ペットボトル加湿器の加湿力を超えた加湿効果を期待していた
- 広い範囲を加湿しようとした
という可能性もあります。
ペットボトル加湿器でも普通の加湿器でも、加湿能力や対応できる広さを確認して買ってください。
また、セットの仕方を間違えたり、ペットボトルが変形していたりすると
- 上手く作動しない
- 異音がする
- 水漏れする
といったトラブルが起きます。
使い方やペットボトルに異常がないかどうかは、きちんと確認しましょう。
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まとめ
ペットボトル加湿器は、狭い範囲なら加湿効果があります。
広い部屋を加湿するのには向きませんが、
デスク周りやベッド周辺など、ちょっとした加湿するのには使いやすいですよ。
また、
- ボトルをこまめに交換すれば清潔に使える
- コンパクトでスペースを取らない
- 普通の加湿器に比べて価格が安い
- 本体が小さいので、旅行等にも気軽に持っていける
- 加湿のし過ぎになりにくい
といったメリットがあります。
一方で、
- 加湿力が弱い
- 長時間使うとなると、割と頻繁に水を継ぎ足す必要がある
- 水を継ぎ足し忘れて空焚きになると危険
- 倒れやすい
といったデメリットがあります。
もちろん、
- 空焚き防止
- 水漏れ防止
などの安全機能がある加湿器を使うのもおすすめです。
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ペットボトル加湿器は、安全に気をつけて適材適所で使えばとても便利です。
ぜひ上手に活用して、快適に過ごしてくださいね!