気持ちよくお風呂に入っているときにふと天井を見上げたら、
黒いカビが見えて気分がぶち壊し…
なんてことありませんか?
浴室は湿気が多いので、どうしてもカビが生えやすいです。
手の届かない天井にカビが生えると、なおのこと厄介ですよね。
大丈夫です!
『クイックルワイパー』などのお掃除ワイパーを使って天井を掃除する方法があるんですよ!
ということで今回は
- お掃除ワイパーを使って浴室天井のカビを掃除する方法
- 天井のカビを掃除するときの注意点
- 浴室の天井にカビが生えるのを防ぐ方法
を解説します。
ぜひ読んで、天井もきれいにしてくださいね!
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お風呂の天井のカビをクイックルワイパーで掃除する方法
用意するものと掃除の準備
お風呂の天井のカビを掃除するときに使う道具は
- ゴム手袋
- マスク
- ゴーグル
- バスシューズ
- レインコート(100均のレインコートでOK)
- クイックルワイパーなどの床掃除用ワイパー
- 洗剤付け用のいらない布、またはキッチンペーパー
- カビ取り用洗剤(液だれしにくいジェルタイプがおすすめ)
- 水拭き用の雑巾(ワイパーに取り付けられるサイズに切ったものを2~3枚)
- 踏み台(必要な場合)
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洗剤を塗るときに古い布を使うときは、白い布を使ってください。
色柄のある布だと、カビ取り用洗剤の漂白作用で色落ちし、天井に色移りする可能性があります。
道具がそろって
- 洗剤が付いても構わない、長袖長ズボンの服を着る
- ゴム手袋とマスク、ゴーグル、バスシューズを着用する
という準備ができたら、いよいよ掃除です。
はい、着けてください。
天井の掃除ですから、洗剤が落ちてくる可能性があります。
万が一目に入ったら大変なので、しっかり防御して作業しましょう。
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レインコートは、天井に付けた洗剤をシャワーで洗い流すときに濡れないために使います。
水が服にかからないようにシャワーを使えるなら必須ではありませんが、100円ショップでも買えるので、用意しておくことをおすすめします。
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天井のカビ取り掃除の仕方
では、掃除の手順を見ていきましょう。
- お掃除ワイパーに、布やキッチンペーパーを取り付ける(キッチンペーパーを使う場合は、2枚重ねる)
- 取り付けた布やキッチンペーパーにカビ取り用洗剤を付ける
- 天井のカビ汚れが付いた部分に洗剤を塗る
- そのまま数分置く(カビがひどいときは、20~30分くらい置く)
- シャワーで水をかけ、十分に洗い流す
- 雑巾をワイパーに付け、水分を拭き取る
ポイントは、
- 天井のカビにしっかりカビ取り用洗剤を付ける
- 洗剤をしっかり洗い流す
ということです。
なお、もしシャワーで水をかけて洗い流せない場合は、
- 雑巾を水で濡らしてしっかり絞り、お掃除ワイパーに付けて天井を拭く
- 水拭きを2~3回繰り返す(最低2回は水拭きをする)
- 最後に乾拭きをして水分を拭き取る
という方法で、すすぎをしてください。
注意
スプレー式のカビ取り洗剤を天井に直接スプレーするのは、絶対にやめましょう。
液が落ちてきて服や肌に付いてしまいますし、目に入ると危険です。
必ずお掃除ワイパーなどを使って塗ってください。
塩素系カビ取り洗剤を使いたくない場合は?
そういうときは、
- 布やキッチンペーパーをワイパーに取り付ける
- 消毒用のアルコールやエタノールを含ませる
- カビの付いた部分を拭く
- 水拭きをする
- 乾拭きをする
という方法でも掃除ができます。
この方法で掃除をするときは、
掃除をする前に、天井の目立たないところにアルコールやエタノールを付けてみて、変色などが起きないか試してください。
天井の素材や塗料によっては、アルコールやエタノールで変色する可能性があるからです。
また、アルコールやエタノールだけで掃除をする方法では、ひどいカビは落とせません。
カビが落とせなかった時は、カビ取り用洗剤を使ってください。
メモ
アルコールやエタノールで掃除をした後に『やっぱり塩素系のカビ取り洗剤をつかおう』ということになった場合は、
- アルコールやエタノールを付けた場所を2度しっかり水拭きする
- 乾拭きする
- 翌日以降に塩素系カビ取り洗剤を使う
という風にしてください。
アルコールやエタノールも、塩素系の洗剤と混ぜてはいけないからです。
カビ以外の軽い汚れを落とすには
天井の汚れが軽いうちなら、カビ取り用洗剤を使わなくてもきれいにできます。
お掃除ワイパー用の
- ウェットシート
- セスキの激落ちくんシート
などを取り付けて拭くと良いですよ。
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お掃除ワイパー用のウェットシートなどがないときは、
- 中性洗剤を薄めた液を雑巾に染み込ませて、お掃除ワイパーに取り付ける
- 天井を拭く
- 水で絞った雑巾で水拭きする
- 乾拭きをする
という方法でも掃除できます。
天井のカビ取り掃除をするときの注意点
塩素系カビ取り洗剤を使って天井のカビ取りをするときには、
- しっかり換気をしながら掃除する
- 必ずゴム手袋、マスク、ゴーグルを着用する
- 金属など、塩素に弱い素材でできた物をどかしておく
- 洗い流すときには、お湯ではなく水を使う
- 洗剤を付けてからの放置時間を含め、掃除中に子どもやペットが浴室に入らないようにする
- カビ予防のためにアルコールやエタノールで天井を拭きたいときは、翌日以降にする
- 踏み台が必要な時は、安定した踏み台を使う
ということに注意してください。
塩素に弱い素材のアイテムはどかしておく
金属や大理石などは塩素系の洗剤に弱く、付くと傷んでしまう可能性があります。
塩素に弱い素材でできたアイテムは、洗剤やすすぐときの水がかからない場所に移動させておきましょう。
塩素系洗剤は水で洗い流す
塩素系カビ取り洗剤を洗い流すときには、必ず水を使ってください。
お湯を使うと塩素の臭いが強くなることがあり、人によっては気分が悪くなることもあります。
子どもやペットの安全に注意!
掃除中は、子どもやペットが浴室に入らないようにしてください。
塩素が皮膚に付いたり、洗剤が付いたところを舐めてしまったりすると危険です。
特に犬や猫は、塩素のガスを吸ったり皮膚に付いたのを舐めたりすると、命に関わることもあります。
浴室ドアにロックをするなどして、十分気を付けてくださいね。
カビ予防のアルコール拭きは翌日以降に
塩素系洗剤と酸性のものを混ぜてはいけないことは有名ですが、
アルコールやエタノールでも、塩素系洗剤と混ざると塩素ガスが発生する可能性があります。
『カビ予防のために、カビを落とした部分をアルコールやエタノールで拭きたい』というときは
- 塩素系洗剤をしっかり洗い流し、水分を拭き取る
- アルコールやエタノールで拭くのは、塩素系洗剤を使った翌日以降にする
ということを守ってください。
参考 花王『台所用の塩素系漂白剤の表示にある「まぜるな危険」とは?』
足元の安全確保もしっかり!
天井の掃除では、長い棒を使って高い所を掃除します。
安全に作業をするためにも、
踏み台が必要な場合は安定した踏み台を使って作業する
ということもしっかり守ってください。
お風呂の椅子などの不安定な物を足場にすると、ケガの元ですよ!
浴室の天井のカビを防ぐ方法は?
浴室はカビが生えやすいとはいえ、天井のカビはできるだけ防ぎたいですよね。
そのためには
- ときどき天井を掃除をする
- 浴室内の風通しを良くして、カビが生えにくい環境にする
という対策がおすすめです。
天井もときどき掃除をしよう
浴室を掃除するときには、『天井』はつい忘れてしまいがちですが、
1か月に1回くらいで良いので、掃除しましょう。
掃除の方法は、
- お掃除ワイパー用のウェットシートか、中性洗剤を薄めて染み込ませた雑巾で拭く
- 中性洗剤を使ったときは水拭きをしてから乾拭きをする
- 天井が乾いたら、アルコールやエタノールを布やキッチンペーパーに染み込ませ、ワイパーに取り付けて天井を拭く
アルコールやエタノールには、カビをやっつけ、繁殖を抑える作用があります。
掃除のあとには、ぜひアルコールなどで拭いてください。
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浴室内をきれいにし、できるだけ乾燥させる
天井のカビを防ぐためには、
- 天井以外の部分になるべくカビを生やさない・生えたカビは早めに退治する
- 浴室の換気を十分にし、通気を良くしてなるべく乾燥させておく
ということが大切です。
天井以外の所にカビが生えていると、カビの胞子が天井にも着いてしまいかねません。
それ以前に、椅子や壁などに生えたカビも気持ちの良いものではないので、見つけたら早めに対処しておきましょう。
そして、浴室のカビの原因の一つが『湿気』です。
浴室の湿気を追い出すためにも、換気扇や窓を使って通気を良くしておきましょう。
浴室の湿気は、完全になくすことはできません。
でも通気を良くしておくと、カビの繁殖を防げますよ。
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まとめ
浴室の天井に着いたカビは
- クイックルワイパーなどのお掃除ワイパーに布やキッチンペーパーを取り付ける
- カビ取り用洗剤を布やキッチンペーパーに付け、天井のカビが生えた部分に塗る
- しばらく待つ
- シャワーを使って水でよく洗い流す
- ワイパーに雑巾を取り付け、水分を拭き取る
という方法で落とすことができます。
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天井のカビ掃除をするときは、
- 手袋やマスク、ゴーグルで肌を守る装備を整えて掃除をする
- カビ取り用洗剤を天井に直接スプレーしない
- 塩素に弱い素材のアイテムはどかしておく
- お湯ではなく水で洗い流す
- 子どもやペットが掃除中に浴室に入らないようにする
- 踏み台を使うときは、安定した踏み台を使う
- カビ予防にアルコールやエタノールを使うときは、塩素系洗剤を使った翌日以降に使う
ということに注意してください。
そして、カビを防ぐためにはこまめな掃除と換気をしましょう。
ぜひ天井もピカピカにして、気持ちの良いお風呂タイムを楽しんでくださいね。