生ゴミを減らして、臭いや虫も防いでくれる便利な『生ゴミ処理機』。
最近は性能も使い勝手も良い製品がたくさん出ているんですよ。
集合住宅で使うとなると、周りの家への影響も考えますよね。
でも大丈夫!
マンションやアパートで使える生ゴミ処理機もあります!
ということで、この記事では
- マンションでも使えるおすすめの生ゴミ処理機
- マンションに向いている生ゴミ処理機とはどういう製品か
についてチェックしていきます。
ぜひ読んでくださいね!
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おすすめの製品は?マンションで使う生ゴミ処理機
ではさっそく、マンションで使いやすい生ゴミ処理機をチェックしていきましょう!
今回は
- 島産業『パリパリキュー』『パリパリキューブライトアルファ』
- ルーフェン『ルーフェン』
- パナソニック『リサイクラーMS-N53XD』
- 株式会社伝然『ナクスル』
- 株式会社後藤『エコクリーン 自然にカエル』『エコクリーン ル・カエル』
を紹介します。
コンパクトでおしゃれな乾燥式生ゴミ処理機3つ
マンションなどの集合住宅で使うなら、やはりコンパクトで手軽に使える製品が良いですよね。
おすすめなのは『乾燥式』の中でもコンパクトで性能の良い
- 島産業『パリパリキュー』
- 島産業『パリパリキューブライトアルファ』
- ルーフェン『ルーフェン』
です。
それぞれの製品について紹介しましょう。
5人家族までOK!『パリパリキュー』
『パリパリキュー』は、
1~5人分の生ゴミを処理できるくらいの処理量で、一般的な家庭に向いているサイズと機能です。
- 1回に最大1kgまでの生ゴミを処理できる
- 入れる前に生ゴミの分別をしなくて良い
- バスケットを三角コーナー代わりに使える
- 負圧技術と活性炭フィルターでダブルの臭い対策をしている
- 日常の手入れは容器を洗うだけ(必要に応じてフィルターの交換が必要)
- 幅23cm×奥行27cm×高さ27cmというコンパクトさ
- 音が静かで、夜中に使っても気にならない
- 倒れた場合は動作が自動停止する安全機能付き
という特徴があります。
『使いやすい』と評判の、優秀な生ゴミ処理機ですよ!
『パリパリキュー』については、こちらの記事でも紹介しています。
公式サイトと併せて読んでくださいね。
【2022年最新】家庭用の生ゴミ処理機おすすめランキング! 『パリパリキュー PPC-11』
よりコンパクトな『パリパリキューブライトアルファ』
『パリパリキューブライトアルファ』はパリパリキューの姉妹製品。
処理容量は最大700g、1~3人向けのコンパクトサイズですが、
- バスケットを三角コーナー代わりにできる
- 二重の臭い対策で臭いを漏らさない
- 生ゴミの分別不要
- 寝ている間に運転させておける静かさ
- 転倒などの異常で動作を停止する安全性能
といった、『パリパリキュー』と同等の性能を備えています。
電気代も『パリパリキュー』より少なくて済むので、一人暮らしでも使いやすいですよ。
価格は18,000円台~3万円弱と、生ゴミ処理機としては安いほうです。
生ゴミ処理機を初めて買う人も、この値段なら買いやすいですね。
『パリパリキュー』について詳しくは、こちらの記事を読んでくださいね。
関連記事:生ゴミ処理機パリパリキューブの性能を調査!口コミやコスパをチェック
新進気鋭の生ゴミ処理機『ルーフェン』
『ルーフェン』は韓国のメーカーが開発した乾燥式生ゴミ処理機で、
- 生ゴミの分別が要らない
- 生ゴミを入れてボタンを押す、というシンプルな操作で使える
- 生ゴミの量を自動的に感知して出力を調整し、効率よく乾燥させるので、ランニングコストが安い
- 運転中にゴミを追加しても大丈夫
- 除菌力が強く、清潔を保てる
- 生ゴミ処理機には見えないおしゃれなデザイン
という特徴があります。
販売価格は『パリパリキュー』より高いですが、それでも5万円台。
使いやすさと性能を考えたら、この値段で充分元が取れますよ。
もちろん音も静かなので、マンションでも安心して使えます。
『ルーフェン』については、こちらの記事で詳しく書いています。
関連記事:ルーフェンの生ゴミ処理機は凄い?口コミや電気代をチェック!
生ゴミの量が多めの家庭向け 『リサイクラー』
- 家族の人数が多い
- 子どもが食べ盛りで、人数にしては生ゴミの出る量が多め
といった人には、パナソニックの乾燥式生ゴミ処理機『リサイクラー』がおすすめです。
1回あたりの処理量
⇒約2kg
1日当たりの処理量
⇒約8kg
と、処理量たっぷりの頼もしい生ゴミ処理機です。
サイズは26.8cm × 36.5cm × 55cmと大きめですが、
- 屋内はもちろん、ベランダなど屋外に置くこともできる
- 自動的にかき混ぜながら乾燥させるので、処理効率が良い
- 攪拌モーターが作動しているときでも、ささやき声から小さな声くらいの音量
という長所があります。
本体が大きいと音も大きそうな気がしますが、リサイクラーは静音設計なので、マンションでも安心して使えます。
メモ
リサイクラーは屋外設置が可能ですが、
- 雨が当たらないようにする
- 屋外の電源を確保する
といった必要があります。
ものぐささんにもおすすめ! 『ナクスル』
『とにかく手間を省きたい』という人には、ハイブリッド式の『ナクスル』がおすすめです。
本体が大きめで価格が高いのがネックですが、
- 全自動で生ゴミを処理する
- 生ゴミを乾燥させた後に微生物が分解するので、取り出す必要がほとんどないくらいまでゴミが減る
- 手入れは基本的に『中身が限界線までたまったら出す』だけで、手入れの手間がかなり少ない
という特徴があり、とにかく手のかからない生ゴミ処理機です。
そのうえ、
- 入れられる生ゴミの種類がかなり多い
- ペットの糞も処理してくれる
- かかる電気代が安く、ランニングコストを抑えられる
- 攪拌モーターが作動しているときでも23.2dbという静かさ
- 処理後の生ゴミは肥料にできる
など、かなり高機能です。
もちろん臭いの出る心配もありません。
『ナクスル』について詳しくは、公式サイトを見てくださいね。
ベランダでも室内でも使えるバイオ式生ゴミ処理機
バイオ式生ゴミ処理機を使いたいなら、株式会社後藤の
- エコクリーン 自然にカエル(ハンドルでかき混ぜるタイプ)
- エコクリーン ル・カエル(付属のスコップでかき混ぜるタイプ)
がおすすめです。
どちらも
- 好気性(酸素を使って生きるタイプ)の微生物に生ゴミを分解させるので、臭いが少ない
- 電気を使わないので、ランニングコストが安い
- 数か月使った後に取り出したチップ材(バイオ基材)をそのまま肥料に使える
- チップ材を肥料にしない場合は、燃えるゴミとして出せる
という特徴があります。
『自然にカエル』と『ル・カエル』の処理量は、1日最大で
自然にカエル
⇒700g(3~4人家族まで)
ル・カエル
⇒400gまで(最大2~3人家族まで)
です。
屋内にも屋外にも設置できますが、
屋外に置く場合は、雨がかからない場所に置いてください。
『自然にカエル』と『ル・カエル』についての詳しい情報は、公式サイトを見てくださいね。
マンションに向いてる生ゴミ処理機とは?
『室内で使える乾燥式』がおすすめ
マンションで使うなら、基本的には『屋内用の乾燥式』が手軽でおすすめです。
屋内用の乾燥式なら
- キッチンに置いて、出た生ゴミをすぐ捨てられる
- 生ごみを捨てるたびにベランダに出る必要がない
- 熱で生ゴミを処理するので、衛生面でも安心
- コンパクトなサイズの製品が多いので、あまり広くない部屋でも置き場所を確保しやすい
- 臭いが出にくいし、隣に臭いが行く心配もない
- 静音設計の製品も多い
- 乾燥式は全体的に製品が多いので、選択肢が広く選びやすい
といったメリットがあるからです。
マンションで生ゴミ処理機を使うときには、
- 音がうるさくないか
- ベランダに置く場合、生ゴミの臭いが出て周りに迷惑をかけないか
など、近所にも気を使いますよね。
でも、屋内に置くことができれば、臭いや音が隣に迷惑をかける心配もいりません。
もちろんハイブリッド式でも良いのですが、ハイブリッド式は大きくて値段も高いので、手軽さの面では乾燥式に軍配が上がります。
関連記事:生ゴミ処理機の乾燥式とバイオ式の違い!家庭用のおすすめはどっち?
『バイオ式』を使う場合の注意点
もしバイオ式の生ゴミ処理機を使うなら、
- 臭いや虫が出ないように、説明書に書いてある方法や回数を守ってきちんとかき混ぜる
- 入れて良い生ゴミの種類や量、入れ方を守る
- 防虫ネットなどで虫が入らないようにする
といった注意が必要です。
バイオ式生ゴミ処理機は、使い方や注意点を守らないと
- 微生物の働きが悪くなって臭いが出やすくなる
- 生ゴミの臭いで虫が寄ってくる
- 中で虫が湧いてしまう
といったことが起きる可能性があります。
『ベランダでバイオ式を使っていたら、ゴキブリが寄ってきた』という例もあるので、
説明書をよく読んで、使い方をしっかり確認してから使ってください。
- かき混ぜるのが面倒・そういう作業が好きではない
- 入れて良い生ゴミと入れてはいけない生ゴミを分けるのが面倒
- 少しでも臭いがするのは避けたい
- 量を気にせずに生ゴミを入れたい
- 虫が湧くのは絶対にイヤ
- 『微生物がいる』というのが感覚的に苦手
といった人には、乾燥式やハイブリッド式のほうが向いています。
バイオ式は『微生物が元気に分解できるように手を入れる』という手間は避けられません。
そのことを考えて、バイオ式にするかどうか検討してくださいね。
なお、電気で攪拌するバイオ式生ゴミ処理機もあるのですが、2022年7月5日現在、新品が販売されている製品は確認できていません。
バイオ式を使うなら、電気を使わないタイプを買うことになります。
『ディスポーザー』が付いているマンションもある
マンションの中には『ディスポーザー』という、生ごみを粉砕して水と一緒に流す処理機が付いていることもあります。
ディスポーザーは
- 三角コーナーが要らなくなるので、三角コーナーの部分のぬめり掃除などもいらない
- その場でゴミを処分できるので、キッチンを清潔に保てる
- 虫やにおいが発生しない
- ゴミの量が減る
といったメリットがあります。
もしすでに付いているなら、上手に活用してくださいね。
ただし、ディスポーザーには
- マンションに入居してから個人的に導入することができない
- ディスポーザーに入れられる生ゴミと入れられない生ゴミをきちんと区別して使わなければならない
- 熱湯を流したり塩素系洗剤を使ったりすると傷める可能性がある
- 維持管理費や電気代、水道代がかかる
- ディスポーザーを定期的に手入れする必要がある
- 処理する生ゴミの量や状態によっては、音が大きくなったり振動が出たりする
といったデメリットもあります。
ディスポーザー付きのマンションに入居したい場合は、
- 良いなと思うマンションに付いているかどうか
- ディスポーザーの維持管理費や水道代、電気代がどのくらいかかるか
をチェックしておくと良いですよ。
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まとめ
マンションで生ゴミ処理機を使うなら、
- パリパリキュー
- パリパリキューブライトアルファ
- ルーフェン
- リサイクラー MS-N53XD
といった、屋内で使える乾燥式の生ゴミ処理機がおすすめです。
コンパクトな機種なら置き場所も見つけやすいです。
屋内に置けば、臭いや音で隣に迷惑をかける心配もありません。
また、価格は高いですが、ハイブリッド式の『ナクスル』も便利で使いやすい製品です。
ナクスルも室内に置けるので、安心して使えますよ。
電気を使わないバイオ式は、電気代ゼロで使えるのがメリットですが、
- 手動でかき混ぜる手間が苦にならない
- 入れる生ゴミの量や種類、バイオ基材の状態などに気を配れる
- 虫が入ったりしないように注意しながら使える
といった人向きです。
自信がないときは、乾燥式やハイブリッド式にするのが無難ですよ。
あなたにとって使いやすい生ゴミ処理機を見つけて、上手に活用してくださいね!