家庭用の生ゴミ処理機は、性能の良い製品がたくさんあります。
となると、選ぶときには迷いますよね。
そんな中、『コンパクトで使いやすく、値段も手ごろ』と評判なのが
『パリパリキューブライトアルファ PCL-33』です!
はい、そんなあなたのために今回は『パリパリキューブライトアルファ PCL-33』について
- 性能や使いやすさ
- 口コミ
- ランニングコストはどのくらいかかるのか
をチェックしていきます。
ぜひ読んで、参考にしてくださいね!
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『パリパリキューブライトアルファ PCL-33』の性能は?
まず、パリパリキューブの
- 処理量
- 乾燥処理の方法
- 処理にかかる時間
- 運転音の大きさ
- 生ゴミの臭い対策
- 使いやすさ
- 安全性
について見ていきましょう。
なお、この記事中で『パリパリキューブ』と書いているのは、円筒形の『パリパリキューブライトアルファ PCL-33』のことを指します。
直方体の機種の『パリパリキュー PPC-11』のことではないので、ご注意ください。
処理量はどのくらい?
パリパリキューブの処理量は、
通常モード
⇒1回あたり最大700g(約2L)
節電モード
⇒約200~400g(約0.6~1.2L)
です。
だいたい『1~3人向け』と考えておいてください。
処理量を超えて入れてしまうと、うまく乾燥できなくなる可能性があります。
入れて良い量を守って使ってくださいね。
大きさは、直径21.5×高さ28.3cmで、だいたいA4判くらいのサイズです。
置き場所を考えるときは、A4サイズの紙を目安にすると判断しやすいですよ。
乾燥処理の方法
パリパリキューブは、『温風で乾燥させる』という方法で生ゴミを処理します。
温風の温度は、約60~80℃。
低出力のヒーターを使っているので、電気代を抑えながら効率的に処理できます。
この温度なら、間違ってつまようじなどを一緒に入れてしまっても燃える心配はありません。
安心して使えますね。
処理にかかる時間
生ゴミの処理にかかる時間は、
通常モード
⇒約9時間
節電モード
⇒約4時間20分~約5時間40分
『通常モード』は、運転時間が9時間と決まっています。
一方、節電モードは、生ゴミの量や乾燥状況を判断して自動的に止まります。
これなら電気代が無駄にかかる心配もないですね。
運転音の大きさ
生ゴミ処理機を夜中に使うとなると、音の大きさも気になりますよね。
パリパリキューブの運転音は、約36dbです。
30~35dbの音の大きさは、大まかな目安として、
- 深夜の郊外
- ささやき声
- 落ち葉の音
くらいの大きさです。
40~45dbが
- 図書館の中
- しとしと降っている雨
くらいの音量なので、これよりも小さい音と考えておくと良いですよ。
パリパリキューブをキッチンに置いて夜中に運転していても、音が気になることはまずないでしょう。
生ゴミの臭い対策
パリパリキューブは、
- 活性炭を使った脱臭フィルター
- 負圧技術
と、ダブルの臭い対策技術を使って臭いもれを防いでいます。
『負圧技術』というのは、パリパリキューブの内部を外部より圧力が低くしておく技術です。
内圧が低いと中の空気が外にもれなくなるので臭いも出ない、というわけです。
使いやすさ
パリパリキューブは、『使いやすさ』についてもよく考えて作られています。
バスケット部分に網タイプの三角コーナーネットをセットして、三角コーナー代わりにシンクに置くことができます。
調理中に出た生ゴミを、その場でポンポン入れられます。
そしてパリパリキューブで乾燥させるときは、バスケットをそのままセットすればOK。
生ゴミを入れ直す必要がないのは、助かりますね。
メモ
三角コーナーネットは、網タイプを使ってください。
不織布の三角コーナーネットは、乾燥効率を悪くしてしまう可能性があります。
また、手入れも
- 普段はバスケットや処理容器を中性洗剤とスポンジで洗うだけ
- 浸けおき洗いをしてもOK
- 4~9か月に1度、脱臭フィルターを交換する
という方法で、手軽にできます。
バスケットや処理容器の形は丸みがあるので、手入れもしやすいですよ。
安全性
パリパリキューブは安全性能もしっかりしています。
- 倒れた
- 取手を持って持ちあげた
- 本体の上部だけを床に置いてある
といった場合には作動しない仕組みになっています。
また、
- 異常が起きた場合には自動的に出力を遮断する仕様になっている
- 生ゴミを乾燥させる温風の温度が低いので、発火や故障のリスクが低い
- 生ゴミをかき混ぜる仕組みがないので、生ゴミに骨や貝殻などの硬い物が混ざっていても故障しない
という点も、安全ポイントです。
子どもやペットがいる家でも安心して使えますし、生ゴミの仕分けも要りません。
パリパリキューブの性能や技術についてさらに詳しく知りたい人は、ぜひ公式サイトをチェックしてくださいね!
パリパリキューブの口コミをチェック!
次は、パリパリキューブの口コミについて見ていきましょう。
- SNSへの投稿(宣伝やタイアップの可能性がある投稿は除く)
- ネット通販サイト
の口コミを調べてまとめています。
パリパリキューブの良い口コミ
パリパリキューブの良い口コミには
良い口コミ
パリパリキューブを使うようになってから、生ゴミのストレスから解放されました!
乾燥させるだけで、ゴミってこんなに減るんですね。
特に夏は生ゴミの臭いが強くなる季節なので、臭い問題が解決できて本当に助かってます。
もう手放せません。
良い口コミ
パリパリキューブを使い始めてから、生ゴミのいやな臭いやコバエに悩まされることがなくなりました。
ゴミの量もかなり減って、ゴミ出しが楽です。
夜中に使っていても、音はほとんど気になりません。
買って良かったです!
良い口コミ
生ゴミも減るし臭いも出ないし、手入れも簡単なので使いやすいです。
パリパリキューブで処理した生ゴミを堆肥にしたからか、植物が良く育ちました。
良い口コミ
購入して1年ちょっとくらいした頃に動かなくなってしまいましたが、メーカーに問い合わせたら、とても迅速に修理対応してもらえました。
アフターサービスもとても良いです。
良い口コミで多かったのが
- 生ゴミの量が減った
- 使いやすい
- 生ゴミの臭いやコバエの問題が解決できた
- 夜中でも運転音が気にならない
- 手入れが簡単
といった感想でした。
パリパリキューブの悪い口コミ
一方、悪い口コミはどうかというと、
悪い口コミ
途中で生ゴミを追加できないのが不便です。
途中でフタを開けると止まって、追加した後は最初からやり直しになってしまい、かなり時間がかかります。
生ゴミを溜めておいて一度に入れようとすると、溜めている間は臭いが気になるし…。
一時停止のボタンがあったらいいのに。
悪い口コミ
スタートボタンを押した後にうっかり持ち上げると、止まってしまいます。
一度止まるとまた最初から乾燥させ直しになってしまうので、電気代ももったいないです。
悪い口コミ
寝る前にセットして一晩乾燥させたけど、弱モードではきちんと乾燥できていませんでした。
次の日普通モードでやってみても、言うほどパリパリにはなりませんでした。
(筆者注:『弱モード』は『節電モード』のことだと考えられます。)
悪い口コミ
時間がかかるのが困ります。
時間をかけてもいまいちしっかり乾燥できていないことがあるし、真ん中を空けるように生ゴミを入れるのも面倒です。
もう少し簡単に、短時間でパリパリにしてくれると助かるのですが。
悪い口コミに見受けられたのが
- 期待したほどしっかり乾燥しない
- 時間がかかる
- 途中で生ゴミを追加すると、乾燥処理が最初からやり直しになってしまう
といった内容でした。
この3点について、私なりの解説を加えておきましょう。
パリパリキューブを使うときに気をつけること
悪い口コミからわかるのは、パリパリキューブを使うときには、
- 入れる量を守り、多く入れすぎないようにする
- 生ゴミをぎゅっと詰めないようにする
- 処理の途中で開けたり動かしたりしない
ということに気を付ける必要がある、ということです。
生ゴミの入れ方
パリパリキューブに生ゴミを入れるときは、入れる量を守りましょう。
多く入れてしまうと、乾燥しにくくなります。
先にも紹介したように、パリパリキューブの口コミには、
良い口コミ
⇒生ゴミがカラカラに乾いて量が減った
悪い口コミ
⇒生ゴミがしっかり乾燥しなかった・生乾きだった
という、両方の感想があります。
口コミの投稿者がどういう使い方をしたのかがわからないので、あくまでも私の推測ですが、『うまく乾燥しなかった』というケースは
- 処理量を超えた生ゴミを入れてしまった
- 生ゴミが詰まっていて、隙間がなさすぎた
など、乾燥しにくい状況になっていた可能性があります。
パリパリキューブは、生ゴミの分量にも注意しながら使ってください。
生ゴミを入れたら真ん中をくぼませるようにすると、より効果的に乾燥させられますよ。
生ゴミは一度に入れる
パリパリキューブは、途中で生ゴミを追加することはできません。
なので、生ゴミは一度に入れるようにしましょう。
途中で蓋を開けると処理が止まり、再開しても最初からやり直しになってしまう可能性があります。
例えば通常モードの場合は、処理開始から4時間の時点で追加すると、そこからまた9時間かかることになります。
そうなると、電気代もその分かかってしまいますよね。
生ゴミを溜めておくときは、ビニール袋などに入れて冷蔵庫に入れておけば臭いを抑えられますよ。
途中で追加するときは、『最初からやり直しになる』ということも了解して追加してください。
メモ
パリパリキューブは1~3人くらい向けなので、4人以上の家庭には向きません。
家族の人数が多い、生ゴミの量が多いといった場合は、パリパリキューブよりも処理量の多い処理機がおすすめです。
『それなりに時間がかかる』と心得ておこう
悪い口コミには『時間がかかる』という内容もありますが、
パリパリキューブは低出力のヒーターを使っているので、どうしても時間がかかります。
そもそも生ごみ処理は、それなりに時間がかかるものです。
他の機種でも、5~8時間くらいはかかる製品はよくあります。
時間がかかるのが気になるなら、
夜にセットして、朝起きたときに生ごみ処理が終わっているようにするのもおすすめです。
もしくは、
- 他の高出力の生ゴミ処理機を使う(その代わり、電気代もそれなりにかかる)
- 『ナクスル』のような、ゴミの取り出しが要らず処理が終わるのを待たなくて良い製品を使う
という選択肢もありますよ。
関連記事:【2022年最新】家庭用の生ゴミ処理機おすすめランキング!
パリパリキューブランニングコストをチェック!
パリパリキューブにかかる電気代はどのくらい?
パリパリキューブにかかる電気代は、1kWhあたり27円の場合で
通常モード
⇒約27円
節電モード
⇒約13~17円
です。
1日1回使うとすると、
通常モード | 節電モード | |
1日の電気代 | 約27円 | 約13~17円 |
30日間の電気代 | 約810円 | 約390~510円 |
1年間の電気代 | 約9,855円 | 約4,745~6,205円 |
5年間の電気代 | 約49,275円 | 約23,725~31,025円 |
(1kWhあたり27円の場合)
となります。
あなたの家で契約している電気料金で計算したいときは、
モード | 計算式 | |
通常モード | 電気代 = 1kWhあたりの料金そのまま | |
節電モード | 最小値 | 電気代 = 0.48 × 1kWhあたりの料金 |
最大値 | 電気代 = 0.63 × 1kWhあたりの料金 |
これで1回あたりの電気代が計算できます。
なお、実際の電気代は
- 生ゴミの量
- 生ゴミに含まれる水分量など、生ゴミの状態
- 気温
などによって変わります。
計算した電気代は、目安として捉えておいてくださいね。
パリパリキューブの本体価格をチェック
家電のコストを考えるときは、ランニングコストだけでなく本体価格も大事ですよね。
パリパリキューブ(PCL-33)の価格を調べました。
色 | 公式サイト | Amazon | 楽天最安値 |
トリコロール | 30,360円 | 22,680円 | 18,580円 |
グレイッシュシルバー | 25,800円 | 25,238円 | |
ピンクゴールド | 25,780円 | 25,800円 | |
パールミント | 29,800円 | 27,000円 | |
ブルーストライプ | 23,000円 | 18,975円 |
(2022年6月17日現在の税込み価格)
私の調査では上記の価格になっていましたが、
自治体によっては生ゴミ処理機の購入に助成金を出していることがあるので、もっと少ない出費で買える可能性があります。
中には、『自治体の助成金で、半額以下で買えた』という人もいるんですよ!
ただし、助成金の有無は自治体によりますし、購入する前に申請が必要な場合もあります。
なので、購入する前に
- 『(住んでいる自治体名) 生ゴミ処理機 助成』で検索する
- 自治体の環境課などに問い合わせる
という方法で、助成金の有無や申請方法を確認してくださいね。
パリパリキューブをコスパ良く使うには
それは使い方次第と言えます。
パリパリキューブは、生ゴミ処理機としては本体価格がお手頃で、節電モードも付いています。
- 処理量以内の生ゴミを入れる
- 必要な手入れをする
など適切な使い方をすれば、電気をムダにすることもなく、しっかり働いてくれるはずです。
その結果
- 生ゴミを減らせる
- ゴミ出しの回数が減ったりゴミが軽くなったりして、ゴミ出しが楽になる
- 生ゴミの臭いやコバエに悩まされなくなる
など生活に役立てることができれば、十分コスパが良いと言えます。
一方、
- 処理量を超えた量の生ゴミを入れる
- 処理中に何度も蓋を開け閉めして生ゴミを追加する
など、乾燥しにくい使い方や電気代のかかる使い方をしてしまったら、コスパは悪くなってしまいます。
うまく処理できなくて使わなくなってしまうのも、もったいないですよね。
使い始める前に取扱説明書をよく読み、上手に使ってくださいね。
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まとめ
『パリパリキューブライトアルファ PCL-33』は、
- 低出力のヒーターで効率良く生ゴミを乾かす
- 運転音が静か
- 活性炭フィルターと負圧技術で臭いをブロックする
- バスケットを三角コーナー代わりにシンクに置けるので、ゴミを入れ直す手間が要らない
- 安全機能が付いていて、異常があると自動停止する
など、コンパクトながらも性能の良い生ゴミ処理機です。
口コミの中には、
- 思ったほど乾燥しない
- 生ゴミを途中で追加すると最初からやり直しになって、時間がかかる
- 処理に時間がかかる
といった感想も見受けられるものの、全体としては悪い口コミは多くありません。
- 生ゴミの臭いやコバエが発生しなくなった
- ゴミが減ってゴミ出しが楽になった
- 使いやすい
など、良い口コミのほうが多いです。
そしてランニングコストを良くする使い方は、
取扱説明書をよく読み、入れるごみの量や手入れの方法、注意事項などを守って使う
これにつきます。
パリパリキューブを上手に使えば、きっとあなたの生活を助けてくれるはずです。
ぜひ活用してくださいね!