ガス床暖房をつけっぱなしにした時の1日のガス代
ガス床暖房の1日のガス代、いくらになる?
ガス床暖房をつけっぱなしにした時の1日当たりのガス代は、 契約単価や暖房の条件によって変わるんです。 1日220円(税込)は、料金比較のための仮定です。 実際のガス代は- 契約しているガスの料金設定
- その日の気温
- 1日の中での気温の変化
- ガス床暖房を使う部屋の広さ
- ガス床暖房の設置面積
- 設定温度
実際のケースを見てみると、1日いくら?
ガス代は条件によって変わるので、具体的な運転条件がある試算を比べます。 『床暖房とエアコンを併用して、1日8時間運転する』 という使い方で、- 木造14畳1室・床暖房の敷設率53%
- 外気温7℃・フローリング仕上げ
- 床暖房は室温センサー付き・セーブモード・温度目盛り4
- エアコンはCS-406CX2-W・設定20℃・風量自動
- もっと寒い時期
- 同じ時期でも、より気温が低い地域に住んでいる
1ヵ月では、ガス代はどれくらいになるか
1日に220円とした場合、1ヵ月(30日間)にかかるガス代は 220円×30日=6,600円 もちろん、実際にガス代を払う時には、この6,600円に加えて- 基本料金
- 他のガス器具で使った分のガス代
- 契約によってかかる設備料金など
プロパンガスだと1日のガス代はどのくらい?
プロパンガスは販売店が料金を決める自由料金です。単価は販売店や契約によって異なり、同じ体積で発生する熱量も都市ガスと違います。 同じ暖房をする場合の、使用量に応じたガス代が- 都市ガスの1.5倍
- 都市ガスの2倍
| 1日のガス代 | 30日分のガス代 | |
| 都市ガス | 220円(仮定) | 6,600円 |
| プロパンガス (同じ暖房のガス代=都市ガス×1.5) | 330円 | 9,900円 |
| プロパンガス (同じ暖房のガス代=都市ガス×2) | 440円 | 13,200円 |
ガス屋
やめたほうがいいですよ。
『ガス床暖房をつけっぱなし』は本当におトク?

床暖房つけっぱなしって、ほんとに節約になるの?
『つけっぱなしがおトク』の意味とは
結論から言うと、『ガス床暖房はつけっぱなしのほうがガス代が安い』というのは、 『一度スイッチを入れたらある程度長い時間つけっぱなしにしたほうが、こまめに切るよりコストが抑えられる』 という使い方です。 長時間使わない間は運転を止めると、その間のガス消費を抑えられます。 立ち上がり時は、部屋が暖まってからの安定運転より多くのエネルギーを使います。 はじめは配管の中の水の温度が低く、水をお湯にするために多くのガスを使うからです。 こまめにスイッチを切ると、ガスを多く使う回数が増えてしまうのです。 だから『つけっぱなしのほうが良い』と言われています。つけっぱなしと1日2回オン・オフの時のランニングコスト比較
ためしに- 24時間つけっぱなしで使った場合
- 留守中と寝ている間はスイッチを切るとして、朝3時間、夕方から寝るまでの6時間で、合計9時間使う場合
床暖房を運転し始めて最初の1時間のランニングコスト
⇒38円
床暖房の運転が安定してからの、1時間あたりのランニングコスト
⇒9円
が一定で続くと仮定した参考額です。ガス代と運転用電気代を含むランニングコストで、基本料金は別にかかります。
結果は、こうなります。
| 1日のランニングコスト | 30日分のランニングコスト | |
| 24時間つけっぱなし | 最初の1日目が245円 2日目以降が216円 | 6,509円 |
| 朝に3時間、夕方から寝るまでの6時間、合計9時間使用 | 139円 | 4,170円 |
メモ
今回の計算は、このようになります。 つけっぱなしの場合は- 最初の1日目は、38円+(9円×23時間)=245円
- 2日目以降は、9円×24時間=216円
- 30日分は、245円+(216円×29日)=6,509円
- 1日のランニングコストが、38円+(9円×2時間)+38円+(9円×5時間)=139円
- 30日分は、139円×30日=4,170円
ベストな床暖房の使い方は?
床暖房をおトクに使う方法は、- 頻繁なスイッチのオン・オフを避ける
- 長時間家に誰もいない間や寝ている間など、ある程度まとまった時間床暖房が要らない時は、スイッチを切る
- 短時間の外出なら、設定温度を下げてつけっぱなしにする
床暖房を安く使うには?
床暖房のコストを抑えるには、他にも- 床暖房向けの、料金が安くなるプランを利用する
- 効率の良い床暖房器具を使う
- 温度設定を低めにする
- 自動運転を使う
ガス床暖房は、つけっぱなしでも安全?
暖房器具をつけっぱなしにする時に気になるのが、安全性ですよね。
ということで、『床暖房をつけっぱなしにした時の、火災の可能性』について、チェックしておきましょう。
ガス床暖房は室内で火を使わない
結論から言うと、 ガス温水式床暖房は、室内でガスを燃やさず、温水の熱で床を暖めます。 室内に炎の出る暖房器具を置かずに使える仕組みなんです。 ガス温水式床暖房には、こうした特長があります。- 室内に炎を出さず、温水で床を暖める
- 熱源機に機種に応じた安全装置がある
過熱防止装置
⇒温度が上がり過ぎると感知して、自動的に止める
温度調節機能
⇒ちょうど良い温度に調整する
といった機能が備わった機種もあるんです。
備わっている機能は、熱源機や床暖房の機種によって違います。
床に密着した家具や敷物は熱がこもり、床材の変形・変色を起こすので注意が必要です。
さらに温度調節機能のある床暖房は
- 設定温度に応じて加熱を抑える
- 温度が下がると必要に応じて加熱を増やす
床暖房の不具合にも注意
電気式床暖房などの電気暖房製品には、 部品の不具合による異常過熱で、リコールされた製品もあります。 たとえば、電気カーペットの一部の製品では、 温度コントローラー内部の部品が過熱し、周辺を焦がすおそれがありました。 温水式と電気式では仕組みが異なり、安全に使うための注意点も、製品ごとに違います。メモ
使っている床暖房に欠陥がないか気になる時には、メーカーに問い合わせるか、メーカーのサイトで検索して、 『使っている床暖房がリコール対象になっているかどうか』 を調べてみてください。 そして万が一リコール対象になっていたら、すぐに使用を中止し、メーカーに連絡してくださいね。床暖房の上に置くと危ないものもある
床暖房を使う時は、床の上に置くものにも注意が必要です。 床暖房の熱は、置いたものや床材にも影響します。 特に、- アイロン
- コンロ
- こたつ
- ファンヒーター
- スプレー缶やカセットコンロのボンベ
まとめ
ガス床暖房を丸1日つけっぱなしにした時のガス代は、ガスの料金や気温など、条件によって変わります。 1日220円という仮定なら、30日で6,600円になる という計算です。 プロパンガスの費用も、契約料金や使用量によって変わります。 『床暖房はつけっぱなしのほうがガス代が安い』という話もありますが、これはあくまでも 『頻繁にスイッチを入れたり切ったりしないほうが良い』 ということです。 実際には、24時間つけっぱなしにするより、- 頻繁なオン・オフを避ける
- 長時間留守にする時や寝ている間など、長時間使わない時はスイッチを切っておく
- ガス床暖房向けの料金プランを利用する
- 自動運転など、床暖房の機能をうまく使う
参考
プロパンガスの料金を安くするなら、ガス会社の変更を検討してみてください。
変更による節約額は、ガスの使用量や契約条件によって変わります。
なによりも優先してやってみるべきです。
実際に私も、ガス会社の変更によって、年間3万円の節約に成功しています。
ガス会社の比較サービスには、相談や見積もりを無料で利用できるものもあります。