お風呂のおもちゃは、子どもたちが楽しくお風呂に入るために欠かせないアイテムですが、
気になるのが、『カビ』ですよね。
お風呂で使う物はどうしてもカビが生えやすいですが、子どもが使うおもちゃならなおのこと、衛生面には気を付けたいものです。
はい、あります!
どこの家庭にもあるアイテムでカビ掃除ができるんですよ!
ということで今回は
- お風呂のおもちゃに付いたカビの掃除方法
- お風呂のおもちゃを衛生的に保管する方法
についてチェックしていきましょう。
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お風呂のおもちゃのカビをきれいにする方法
さっそく、お風呂のおもちゃに付いてしまったカビを掃除する方法を見ていきましょう。
- 食器用中性洗剤+アルコール
- 熱湯をかける・煮沸する
- 重曹で浸けおきする
- 酸素系漂白剤で浸けおき洗いする
という方法があります。
それぞれの掃除方法の注意点などもお伝えするので、おもちゃに合った方法で掃除してくださいね。
食器用中性洗剤とアルコールで洗う
一番手軽なのが、
- 食器用中性洗剤
- 消毒用のアルコール
を使って掃除する方法です。
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手順は、
- おもちゃを食器用の中性洗剤でよく洗う
- 水気を拭き取って乾かす
- 乾いたら除菌用アルコールスプレーをかけ、拭き取らずにそのまま乾燥させる
この方法だと、アルコールで雑菌やカビの菌を退治できるので衛生的です。
アルコールスプレーは、まな板や食卓などに使える製品を選ぶと、より安心ですよ。
注意点
- ゴム製品
- コーティングされた素材
- 革製品
などの素材はアルコールに弱いので、アルコールスプレーをかけないでください。
熱湯や煮沸で洗う
熱湯もカビ掃除に使えます。
- 水で洗って汚れを落とす(汚れがひどいときは中性洗剤で洗う)
- 汚れと洗剤を洗い流す
- おもちゃに熱湯をかける、もしくはおもちゃを鍋に入れて煮沸する
- そのまま乾かす
カビや多くの雑菌は熱に弱いので、この方法で退治できます。
洗剤を使わないで済むので、安心度も高いですね。
注意点
熱湯や煮沸で洗う前に、必ずおもちゃの耐熱温度を確認してください。
また、耐熱温度のわからないおもちゃには、熱湯を使わないほうが無難です。
熱に弱いおもちゃだと、傷んでしまうことがあるからです。
熱湯を使うときは、やけどにも十分注意してくださいね。
重曹で浸けおき洗いする
家の中の掃除で大活躍の『重曹』。
重曹は、お風呂のおもちゃのカビを落とすためにも使えます。
手順は
- おもちゃを軽く洗う
- 洗面器やバケツなどにぬるま湯を入れ、100mlに対して小さじ1杯の割合で重曹を入れてよく混ぜて溶かす
- 重曹湯の中におもちゃを20~30分浸けおきする
- やわらかいスポンジなどでこすってカビや汚れを落とす
- 汚れと重曹を水でよく洗い流す
- 水気を拭き取って乾燥させる
重曹は、水だと溶けにくいです。
40℃くらいのぬるま湯を使うのがおすすめです。
注意点
重曹は
- アルミや銅
- 木材
- 天然繊維
など、アルカリ性に弱い素材が使われているおもちゃには使えません。
変質や変色が起きる可能性があります。
オキシクリーンなどの酸素系漂白剤で浸けおき洗いする
『オキシクリーン』などの酸素系漂白剤も、カビ掃除に使えます。
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手順は
- バケツや洗面器に40~60℃のお湯と酸素系漂白剤を入れ、おもちゃを浸ける
- そのまましばらく浸けおきする
- 残った汚れをスポンジなどでこすって落とす
- 水でよく洗い流す
- 水気を拭き取り、よく乾かす
分量や浸けおき時間は、たとえばオキシクリーンなら
分量
⇒お湯4Lに対して、付属のスプーン1/2杯
浸けおき時間
⇒20分
です。
注意点
酸素系漂白剤を使うときは、必ず説明書きをよく読んで
- 使う量や割合
- 漂白剤の説明に書いてある浸けおき時間の上限
- 使ってはいけない素材の種類
- その他の注意事項など
を確認し、守ってください。
使い方を間違えると、おもちゃが傷んでしまう可能性があります。
おもちゃの素材や耐熱温度がわからない場合
そんなときは、
- 中性洗剤で洗う
- 汚れと洗剤をよく洗い流す
- 水気を拭き取り、よく乾かす
という方法がおすすめです。
中性洗剤で洗うだけなら、傷める心配はまずありません。
もしアルコールや重曹などを使いたいなら、
- 目立たない場所に少し付ける
- しばらく置く
- 変質や変色が起きていないかチェックする
という方法で、おもちゃが傷まないかどうか確かめてから使ってください。
お風呂のおもちゃを洗うときのポイント
お風呂のおもちゃを洗うときは、
おもちゃ全般
⇒傷を付けないようにして洗う
細かいデコボコがある
⇒デコボコの部分は歯ブラシやつまようじなどを使って洗う
中に水が入るおもちゃ
⇒中にも水を入れて振り洗いなどをし、よくすすいで、洗った後は内部の水をできるだけ抜いて乾かす
ということがポイントです。
傷を付けないようにするのは、傷が付くと汚れが入り込みやすくなり、カビのもとになってしまうからです。
こするときはやわらかいスポンジや歯ブラシを使ってください。
- 金属タワシなどの硬いたわしやメラミンスポンジでこする
- クレンザーなどの研磨剤が入った洗剤でこする
といった洗い方は、傷が付いてしまうので避けましょう。
細かいところや内部に入り込んだ汚れやカビは、どうしても見落としやすく、落としにくいです。
しっかりチェックしてきれいにしましょう。
また、洗剤水を入れて内部を洗ったときは、すすぎを丁寧にすることも忘れないでください。
関連記事:激落ちくんに毒性は本当?メラミンスポンジの正しい使い方と原理を解説
知育ポスターも忘れずにきれいにしよう!
もうひとつ見落としがちなのが、お風呂の壁に貼るポスター。
ポスターや貼った部分の壁にも、カビが生えることがあります。
- お風呂が終わったら剥がして水気を拭き取り、風通しの良い場所に干しておく
- ポスターを張る部分の壁も、時々洗って水分を拭き取る
という方法できれいにしておきましょう。
ポスターのカビを防ぐ方法として、
お風呂の壁にフックを付けてポスターをかけ、ポスターと壁の間に隙間ができるようにする
という方法もあります。
フックを付けた場合も、時々はポスターを外して、ポスターの裏や壁をきれいにしてくださいね。
お風呂のおもちゃを衛生的に保つ方法
カビ予防の基本は『洗って乾燥』!
カビ予防の基本は
- 洗ってきれいにする
- 水気を取り除いて乾燥させる
この2つです。
カビは『汚れ』と『水分』で増えるからです。
なので、お風呂のおもちゃを使い終わったら
- お湯でさっと流し、水気を拭き取る
- 中に水が入った場合は中の水をよく出し、中もできるだけ乾かす
- 汚れが付いたら早めに洗ってきれいにする
- 風通しの良い場所に、おもちゃ同士がくっつかないようにして置いて乾かす
というふうにすると、カビを防ぎやすくなります。
お風呂のおもちゃの保管場所と保管方法
おもちゃを保管するときも、湿気が付きにくい保管方法を取ることが大切です。
おもちゃの保管場所
おもちゃの置き場所は浴室以外がおすすめです。
浴室はどうしても湿気が多いので、カビが生えやすいからです。
浴室内におもちゃを置く場合は、湿気の溜まりにくいかごやネットの袋などに入れ、床に接触しないように吊るしておくと良いですよ。
おもちゃの保管の方法
おもちゃの保管方法は、1つずつ棚に置いてもOKですが、
- 1つずつつるす
- ネットの袋に入れてつるす
という方法もあります。
ネットの袋に入れるときは
- おもちゃが乾いてから入れる
- 1つの袋におもちゃを入れすぎない
など、できるだけ湿気が溜まらず乾燥した状態になるようにしておきましょう。
洗いやすいおもちゃを選ぶ
お風呂で使うおもちゃは、なるべく
- デコボコが少なく、構造がシンプル
- 中に水が入らない
- 中に水を入れるおもちゃの場合は、中が洗いやすい構造になっている、もしくは分解して中を洗える
など、洗いやすい製品を選ぶのがおすすめです。
上に挙げたようなおもちゃなら、水気も拭き取りやすく乾燥させやすいでしょう。
手作りおもちゃを使うのもおすすめ
お風呂のおもちゃは
- ペットボトル
- 牛乳パック
- プリンなどのカップ
- 紙コップやプラコップ
- 納豆や豆腐などの空きパック
などを使って手作りすることができます。
工作から楽しめますし、作り方も遊び方もバリエーションは無限大。
壊れたり汚れてきたりしたら新しいのを作ればOKなので、管理の手間も楽です。
おもちゃの作り方は、『お風呂 おもちゃ 手作り』などのキーワードで検索してくださいね。
浴室もきれいにしておこう
おもちゃのカビは、
- 湯垢や皮脂汚れなどがおもちゃについて、カビのエサになる
- 浴室の湿気が付く
- 浴室のカビからおもちゃにカビの胞子が付く
といったことが原因で増えます。
なので、
浴室をきれいにしておくことも、おもちゃにカビが付きにくくする方法の1つです。
定期的に掃除をしておけば、安心して気持ちよくお風呂を楽しめますよ!
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まとめ
お風呂のおもちゃのカビを取り除く方法は、
- 食器用中性洗剤で洗い、アルコールスプレーをかけて乾燥させる
- 熱湯をかけるか、煮沸する
- 重曹を入れたぬるま湯に浸けおきする
- 酸素系漂白剤で浸けおき洗いをする
という方法があります。
洗うときは、
- 洗剤や洗い方でおもちゃが傷まないかどうか確認して洗い方を選ぶ
- デコボコの部分や手の届きにくい場所も丁寧に洗う
- 傷が付かないようにして洗う
- 洗剤や重曹などはよく洗い流す
といったことに注意してください。
洗った後は、中に入った水を抜き、外側の水気も拭き取って乾燥させることが大切です。
保管するときも、風通しが良く、なるべく乾燥した場所に保管しましょう。
おもちゃをきれいに保って、安心で楽しいバスタイムをすごしてくださいね!