広告 プロパンガスの違い

プロパンガスの店舗・業務用と家庭用の違いをわかりやすく解説!

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プロパンガスは家庭のほかにも、飲食店や美容院などの店舗から、病院や福祉施設、そして工場など、様々な場所で使われています。

こういった、業務のために使うプロパンガスは『業務用プロパンガス』と呼ばれています。

 

ガスオ
ガスオ
『業務用』っていうと、なんとなく『パワフルにたくさん使う』って感じがするな。

そうですね。

ということは、業務用のプロパンガスは、家庭用のものとは違いがあるのでしょうか?

違うとすれば、どんなところが違うのでしょうか?

 

ということで今回は、

店舗などの業務用のプロパンガスと家庭用のプロパンガスの違い

について、解説していきます。

ガスの使用量や料金のこと、ガス器具などについても解説しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

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店舗・業務用と家庭用のプロパンガスの違い

『業務用プロパンガス』とは?

『業務用プロパンガス』とは、

一般家庭以外で使うプロパンガスのことです。

 

たとえば、

  • 飲食店や美容院、クリーニング店などの店舗
  • ゴルフ場やスポーツジムなどの民間施設
  • 高齢者施設や障害者施設などの福祉施設
  • 機械や食品、金属加工などの工場
  • 農業や畜産業などの生産施設
  • 病院や助産院などの医療関係施設

などなど。

 

お店で使うプロパンガスを『店舗用』という呼び方をすることもありますが、『業務用』とほとんど違いはありません。

店舗も『業務』に含まれるので、どちらも『業務用』です。

 

そして、

工場で製品を作ったり金属加工したりするために使うガスを『工業用プロパンガス』と呼びます。

店舗・業務用と家庭用のプロパンガスは何が違う?

では、店舗や業務用のプロパンガスと家庭用のプロパンガスでは、何が違うのでしょうか?

表を使って比べてみましょう。

 

業務用家庭用
成分店舗や施設などの業務用プロパンガスの成分は、家庭用と変わりない。

ただし、工業用ではブタンを主成分とする『ブタンガス』が使われることも多い。

プロパンを主成分として、ブタンが混ざっている。

(家庭で使われるカセットガスボンベでは、主にブタンが使われている。)

使用量月に300立方メートル以上が『業務用』として『業務用価格』が適用される目安。

ただし、状況によっては100立方メートルくらいでも適用される。

一般家庭では冬でも月に30立方メートルくらい。

一人暮らしなら、8立方メートル

料金『業務用価格』があり、一般家庭より安い料金設定になる事が多い。

ガス会社によっては、業務用価格には基本料金がないこともある。

『基本料金+従量単価』という料金体系のことが多い。
ガス器具ガスコンロ家庭用より火力が強く、飲食店では10,000Kcal以上のものを使うことも多い。

マッチなどで点火する。

火力は、高火力バーナーでも3,610Kcal。

最大でも4,000Kcalくらい。

ボタンやつまみで点火する。

給湯器大量のお湯を頻繁に使うことを前提に作られている。

寿命は3年程度。

50号以上の給湯器を設置・交換する時は、消防署への届け出が必要。

家庭で使う分のお湯を想定しているので、それほど大量のお湯は供給できない。

業務用より価格が安く、寿命は10年くらい。

使うガスボンベ店舗などでは、50㎏までのボンベを使うこともあるが、工業用では425~3,000㎏のガスボンベを使うことも。

また、工場や施設などでは、バルクタンクを使うことも珍しくない。

20~50㎏のガスボンベを使うことが多い。

使用量の多い家庭では、バルクタンクを使うこともある。

適用される法律用途によって、『液化石油ガス法(液石法)』が適用される場合と、『高圧ガス法』が適用される場合がある。『液化石油ガス法(液石法)』が適用される。

 

では、それぞれの違いについて、詳しく解説していきます。

業務用と家庭用での成分の違いはある?

基本的に、プロパンガスは

業務用と家庭用での成分の違いは、ありません。

店舗や施設などで、調理や給湯、冷暖房などに使うのは、プロパンが主成分のガスです。

 

ただし、

『工業用』のプロパンガスの場合は、用途によってはブタンガスが主成分のガスを使うことがあります。

 

ブタンが主成分のガスは、たとえば

  • 金属加工
  • 鉄鋼業
  • 窯業
  • 食品加工
  • 繊維工業

といった場面で使われています。

業務用と家庭用使用量はどれくらい違う?

まず、一般家庭のプロパンガスの1ヶ月の使用量は、使用量が多くなる冬でも

1人暮らし

⇒8立方メートル

2人暮らし

⇒15立方メートル

3~4人暮らし

⇒30立方メートル

と、だいたいこのくらいです。

(使用量は、地域や環境、ライフスタイルなどによって違います。)

 

それに比べて業務用は、店舗や施設にもよりますが、

1か月あたり100~300立方メートル以上!

家庭での使用量の、3倍~10倍以上ですね。

 

もちろん、業種や店舗の規模によっては、もっと多く使うお店や、100立方メートルに満たないお店もあります。

業務用と家庭用プロパンガス料金の違い

業務用と家庭用のプロパンガス料金は、料金体系そのものが違います。

料金体系はガス会社や料金プランにもよりますが、

  • 基本料金なしで、従量料金のみ
  • 『基本料金+従量料金』だが、従量料金が一般家庭より安い
  • 使用量が多くなるほど、従量単価が安くなる

など、いろいろなパターンがあります。

 

これだけ聞くと、うらやましい気がしますよね。

でも、基本料がないのも従量単価が安いのも、それだけ大量にガスを使うからです。

 

つまり、業務でプロパンガスを使うということは、

『基本料なし』や従量単価が安めの料金設定でも、ガス会社には十分利益があるくらいガスを消費する

ということなのです。

そのため、業務用でプロパンガスを使う店舗や施設を『大口需要家』と呼ぶこともあります。

業務用と家庭用ガス器具の違い

家庭用と業務用では、ガス器具も違います。

 

なぜかというと、

業務用では調理も給湯も大量に効率良くこなす必要があり、よりパワフルなガス器具を使うからです。

家庭用と業務用のガスコンロの違い

飲食店では、大量に効率よく調理をしなければならないですよね。

もちろん、おいしさも大事。

 

そのため、

業務用のガスコンロ

⇒10,000Kcal以上の高火力のコンロが多く、バーナーが2重になっている

家庭用のガスコンロ

⇒3,600Kcalくらいまでの火力のコンロが多く、バーナーは1重

という違いがあります。

 

さらに、家庭のガスコンロは、安全装置がついていて、家庭で安全に調理ができるように作られているのです。

家庭で業務用コンロを使うことは可能?

『業務用コンロは、強い火力で効率的に調理できる』と聞くと、家で使ってみたくなる人もいるでしょう。

 

でも、

家庭で業務用コンロを使うこと自体は不可能ではありませんが、やめた方が良いです。

 

なぜかというと、

  • 業務用のコンロには、家庭用のコンロのように安全装置が付いていない
  • 家庭用の換気扇で業務用コンロを使うと換気が追い付かず、室内にガスがこもったり、不完全燃焼を起こしやすくなったりして危険
  • ビルトインの業務用ガスコンロがない
  • ガスホースなども業務用に対応するものにしなければならない
  • 業務用コンロは、家庭用コンロよりも壁からの距離を取らなければならず、スペースを取る
  • 家庭用コンロがボタンやつまみで着火できるのに比べ、業務用コンロは、マッチやチャッカマンなどで火をつけるものが多く、やけどする可能性がある

 

要するに、

家庭で業務用コンロを使うのは、安全ではないし使いにくい

ということなのです。

 

もし、家庭で火力の強いコンロを使いたいなら、家庭用の高火力のコンロを選んでください。

たとえば、リンナイのVamo.(バーモ)なら、4,000Kcalの高火力です。

こういった家庭用高火力のコンロなら、安全装置もついているので安心して使えます!

業務用と家庭用給湯器の違い

給湯機も、業務用と家庭用では違いがあります。

使う頻度やお湯の量が全く違うからです。

 

号数で比べると、

家庭の給湯器

⇒10~28号(1分あたりの熱量換算で、15,000~42,000Kcal)

業務用給湯器

⇒32号~50号(1分あたりの熱量換算で、48,000~75,000Kcal)

50号となると、かなりパワフルですね。

 

また、給湯器の寿命にも違いがあり、

家庭用

⇒10~15年

業務用

⇒3年くらいで交換時期になる

 

やはり、毎日ハードに使っていると、寿命も短くなります。

また、価格も家庭用のほうが、業務用より安いです。

 

ガスオ
ガスオ
だったら、やっぱり家庭には業務用じゃなくて家庭用の給湯器がいいね。

そうですよ。

業務用の給湯器はパワフルですが、家庭で使うにはコスパが良いとは言えません。

それに、業務用の給湯器を家庭で使うのには、

  • 配管も業務用給湯器に合うものにしなければならない
  • 給湯器の大きさによっては、消防に届け出が必要

というデメリットもあります。

やはり、適材適所が一番ということですね。

 

豆知識

家庭の給湯器は単独で使いますが、業務用の給湯器は、複数の給湯器を連結して使うこともあります。

もし1つが故障しても、他の給湯器でカバーして業務に差し支えないようにするためです。

業種によっては、お湯が使えなくなったら営業できなくなってしまうこともありますからね。

工業用のガスはガスボンベも違う

だいたいにおいて、

一般家庭では20㎏や50㎏のボンベを複数置いて使いますよね。

筆者の家でも、50㎏ボンベを2本でプロパンガスを使っています。

もしくは、ガスの使用量が多い家庭なら、家庭向けのサイズのバルクタンクを使うこともあるでしょう。

 

一方、工業用となると使用量が多いので、

  • 50㎏ボンベを3本以上で使う
  • 工業用のガスボンベを使う
  • バルクタンクを使う

といった使い方をしています。

 

工業用のガスボンベは、425㎏~3,000㎏。

家庭用の8~60倍の容量があります。

かなり大きいボンベですよね。

 

また、工場や施設などでは、使用量に合う大きさのバルクタンクを使うこともあります。

バルクタンクは、安定して大量のガスを供給することができ、配送もボンベに比べて安くできるので、使用量が多い場合には効率的なのです。

関連記事:プロパンガスをバルクタンク供給システムにするメリットとデメリット

関連記事:プロパンガスのボンベの種類を解説!容量や大きさ(サイズ)・重さをチェック

業務用と家庭用では適用される法律も違う?

プロパンガスに関わる主な法律には、

  • 『液化石油ガス法(液石法)』
  • 『高圧ガス保安法』

という法律があります。

 

この法律のどちらが適用されるかというと、

一般家庭で、調理や給湯の燃料としてプロパンガスを使う

⇒液化石油ガス法

店舗や工場などの業務での使用でも、一般消費者と同じような使い方で、法律に定められた使い道である場合

⇒液化石油ガス法

生産設備や製造工程などに使う場合

⇒高圧ガス法

 

業務用でガスを使う場合について、もう少し具体的に見てみましょう。

適用される法律用途使用例
液化石油ガス法プロパンガスを調理や冷暖房に使う飲食店や給食センターでの調理、スーパーなどの店舗の冷暖房、工場の事務所の冷暖房など
プロパンガスを蒸気の発生や、水温を上げるために使うホテルのお風呂、理美容院での洗髪、病院などの医療・保健業、銭湯、福祉施設のお風呂や給湯、スポーツジムなど
高圧ガス保安法生産設備・生産工程に使う生産設備やコンピューターなどを冷却するために使う

農産物の栽培のために使う

畜舎の冷暖房

店舗に卸す食品(例えばコンビニのおにぎり、サンドイッチ、弁当など)を作る

 

このように、理美容店や飲食店など一般のお店であれば、だいたい『液化石油ガス法』が適用されます。

 

ただし、

  • 食品工場で生産のためにガスを使うのは『高圧ガス法』だが、作ったものを工場で販売すると『液化石油ガス法』が適用になる
  • 工場ではなく趣味の陶芸でも、窯の燃料にガスを使うと『高圧ガス法』が適用になる

など、場合によってどちらが適用になるかが変わるケースがあります。

 

どちらの法律の適用範囲になるか、正確な情報が必要なときは、ガス会社やガスの法律に詳しい専門家に確認してくださいね。

 

プロパンガスを業務用価格で利用するには

美容院でもプロパンガスは大量に使われる

業務用価格は『店舗』や『工場』なら適用される?

ガスオ
ガスオ
お店や工場でプロパンガスを使うってなれば、業務用価格にしてもらえるの?

実は、そうとは言い切れないんです。

プロパンガスを業務用価格で利用するには、

『業務用で使う』というだけでなく、使用量の基準もあります。

 

その基準とは、多くの場合

月間300立方メートル以上が目安です。

 

でも、業種や店舗によっては

『300立方メートルも使わないけど、100立方メートルくらいは使う』

ということもありますよね。

 

そのため、

実際には、100立方メートルくらいでも、業務用価格で供給してくれるガス会社も多いです。

業務用価格が適用にならない場合もある

ガスオ
ガスオ
友達の店は毎月50立方メートルくらいしか使わなくて、『一般家庭規模』って判断されちゃったんだって。

そう、そういうふうに業務用価格が適用にならないケースもあるんです。

 

でも、

業務用価格は適用できなくても、使用状況や使用量によっては、安くしてもらえることもあります。

まずはあきらめずに、ガス会社に相談してみてください。

 

また、

ガス会社変更サービスに相談して、リーズナブルなガス会社や料金プランを提案してもらう

という方法もあります。

 

ガス会社変更サービスは、無料で相談できるので、気軽に相談してください。

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関連記事:【2021最新】ガス料金を節約するプロパンガス会社変更サービス比較

上手なガス会社の探し方

お店でも、光熱費はなるべく抑えたいものです。

ガスオ
ガスオ
でも、どこがいいガス会社かわからないし、料金体系もいろいろで、どこがリーズナブルなのかもわかりにくいなぁ…。

そうですよね。

 

そんな時は

ガス会社変更サービスに問い合わせて、ガス会社やプランを紹介してもらうのがおすすめです。

 

ガス会社変更サービスに相談すれば

  • お店でのガスの使用状況にあったガス会社やプランを紹介してくれる
  • お店を開く前で実際の使用量がわからなくても、相談に乗ってくれる
  • 良心的なガス会社の中から紹介してくれる
  • うるさい勧誘もない
  • 『料金保証』があるサービスを利用すれば、契約後の料金も安心

と、とても楽にガス会社を選ぶことができるのです。

利用料もかかりません。

 

もちろん、ガス会社変更サービスからの提案に納得いかなければ、断ってOKです。

 

  • お店のガス代を節約したい
  • これからお店を開くので、安いガス会社を見つけたい

という人は、ぜひ一度相談してみてくださいね。

関連記事:【2021最新】ガス料金を節約するプロパンガス会社変更サービス比較

 

ちなみに、筆者もガス会社変更サービスを利用して、ガス会社を乗り換えました。

一般家庭の例ですが、ガス会社変更サービスってどんな感じ?と思った人は、筆者の体験談も読んでくださいね。

関連記事:ガス屋の窓口でプロパンガス会社を変更してみた【料金節約レビュー】

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まとめ

『業務用プロパンガス』とは、

一般家庭以外の、店舗や工場、施設などで使うプロパンガスのこと。

 

家庭用と業務用のプロパンガスには、

  • 使用量
  • 料金体系
  • 使うガス器具
  • ガスボンベの大きさやタイプ

など、いろいろな違いがあります。

 

業務用でガスを使うとなると、やはり使用量は多くなりますよね。

そのため、ガス会社でも業務用向けのの料金設定を用意しています。

 

業務用料金が適用されるのは、『使用量が月に300立方メートル以上』が目安。

でも実際には、

  • 100立方メートルくらいでも適用になることもある
  • 100立方メートルに満たなくても、使用状況から判断して安い料金設定にしてくれることもある

など、柔軟に対応しているガス会社もあります。

 

なので、業務用ガスを供給してくれるガス会社を探すなら、

使用量にこだわらずに、ひとまずガス会社変更サービスに問い合わせてみること

をおすすめします。

あなたに合わせたガス会社やプランを提案してくれますよ!

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