ガス器具

プロパンガスでエネファームを使うメリットとデメリットをチェック

更新日:

最近ではCMなどですっかり知られるようになった、

家庭用燃料電池『エネファーム』

家庭で発電できて、お湯も作れるので、とても便利です。

しかも光熱費の節約にもなり、環境にも優しいなど、多くのメリットが話題になっています。

「うちにもエネファームを入れようかな…」

と考えている人も多いのではないでしょうか。

 

でも、他にどんなメリットがあるのか、デメリットはどうなのか、気になりますよね。

それに、本当に節約になるのかどうかも、大事なポイントです。

 

今回は、エネファームが気になっているあなたのために、エネファームのメリットとデメリットについて、お伝えします

ぜひ読んでくださいね!

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エネファームってどんなもの?

電気もお湯も、賢く使いたい

電気もお湯も、賢く使いたい

まず、『エネファーム』とはどういうものなのか、簡単に説明しましょう。

 

エネファームは

  • 発電
  • 給湯

の機能を持った『家庭用燃料電池』です。

 

どうやって発電するかというと、

ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電します

さらに、発電する時には熱が出るので、その熱を使ってお湯を作ります

作った電気は『燃料電池ユニット』に、お湯は『貯湯ユニット』に溜められます

 

このように、『燃料電池』の機能と、排熱利用の『コージェネレーションシステム』を組み合わせて、エネルギーを無駄なく使えるのが、エネファームなのです。

 

エネファームのメリットとデメリットは?

メリットとデメリット

メリットとデメリット

エネファームのデメリット

エネファームは、便利で経済的と言われていますが、デメリットもあります。

設置する時は、デメリットもよく検討してくださいね。

 

デメリット1 導入の費用が高い

エネファームの製品価格は、初めて発売された時より格段に下がってはいます。

しかし、

導入には、工事費を含めて100万円はかかります

製品や工事の状況によっては、200万~250万円にもなる場合もあるとのこと

 

エネファームを導入すると、補助金や、エネファームと組み合わせてのガス料金プランが使えることもあります。

それでも、元を取るのには、それなりに年月がかかると考えたほうが良いでしょう

そのため、エネファームを設置しても、光熱費の削減効果に不満が残る人もいるようです。

 

このように、初期費用が高いので、費用対効果を総合的に考えると、あまりおトクとは言えない面もあります。

 

デメリット2 ガス料金の問題

エネファームは、ガスを使って発電や給湯をします。

そのため、

  • ガスの従量料金によっては、ガス代がかなり高くなる
  • エネルギー源としているガスの値上がりによって、光熱費が上がるリスクがある

というデメリットがあります。

 

ただ、エネファームを使うと、電気代を安くすることはできます。

でも、ガス代は増えるので、

  • 契約するガス会社の料金プラン
  • 光熱費を総合して考えて、安くなるのかどうか

というところを、じっくり検討しないと、ガス代が高くなってしまいます。

とくにプロパンガスは、都市ガスよりも料金が高くなりがちですよね。

なおのこと、ガス会社や料金プランもよく考えて選ぶことが大切です。

メモ

ガスの料金は、原料価格や為替レートによって変動します。

ガスの使用量が多いエネファームを使っていると、変動がガス代に与える影響も大きくなります。

そのことも、考慮しておきましょう。

 

デメリット3 ガスが止まると使えない

エネファームは、ガスを利用して発電しています。

ということは、

『ガスが止まったら使えない』

ということでもあります。

 

とくに大規模災害の場合、都市ガスは復旧に時間がかかります。

その分、エネファームを使えない期間も長くなってしまいます。

『災害への備え』として考えるなら、より復旧の早いプロパンガスのほうが良さそうです。

 

停電した場合はどうかというと、

停電時に使えるかどうかは機種によります

停電時も使えるようにしたい場合は、購入する時に、製品のスペックをよく確認しておきましょう。

 

デメリット4 お湯を使わないと発電できない

エネファームは、

お湯が貯湯タンクに十分溜まった状態では、発電できません

なぜなら、

『お湯を作ることで電気を生み出す』

という仕組みだからです。

つまり、作ったお湯は使わないといけないのです。

お風呂やキッチンであまりお湯を使わない場合は、その分、電気を作りにくくなります。

導入を検討する時は、普段のお湯の使い具合も考慮に入れてくださいね。

 

デメリット5 設置するスペースが必要

エネファームを設置するには、屋外に

  • 燃料電池ユニット
  • 貯湯ユニット

の両方を設置するスペースが必要です。

サイズは機種に寄りますが、例としてパナソニックのプロパンガス用のものだと

燃料電池ユニット:高さ175cm × 幅40cm × 奥行40cm

貯湯ユニット:高さ175cm × 幅70cm × 奥行40cm

もちろん、メーカーや機種によって、大きさは違います。

エネファームを選ぶときは、あらかじめ設置スペースの大きさも計っておくと良いですね

 

デメリット6 エネファームにも寿命がある

エネファームの寿命は、幅はありますが、だいたい7~12年くらいです。

エコジョーズなど他の給湯器も、寿命の目安は10年くらい。

なので、エネファームが特別強いとか弱いとかいうわけではありません。

 

ただ、100万円以上もかけて設置して、10年で寿命というのでは、コスト的に考えてしまうところですよね。

安くて1年間で10万円、場合によっては年間十数万円かかる、ということですから。

 

そして、炊飯器や洗濯機のように、

「壊れたからすぐ買い替えよう!」

というわけにはいかない値段というのも、考えてしまうところでもあります。

 

デメリット7 低周波音で健康被害を感じる人もいる

『エネファームは騒音を出さない』

と言われていますし、たしかに大きな音は出ません。

しかし、

『低周波音』が発生します。

この低周波音によって、健康被害を感じる人もいるのです

 

『低周波音』とは、文字通りとても低い音のことで、だいたい80~100ヘルツ以下の音を言います。

この低周波音の聴こえ方や感じ方は、個人差があり、

  • 聴こえない人
  • 聴こえても気にならない人
  • ちょっと気になる人
  • ストレスに感じる人
  • 体調が悪くなる人

と、いろいろです。

このように人によって違うのは、『音や振動に対する、体の感受性の違い』によるものです。

 

どんな健康被害かというと

  • 音が聞こえることがストレスになる
  • 頭痛や耳鳴り、不眠

など、こうした健康被害やストレスは、

設置した家の人だけでなく、時には隣近所の人に出てしまうこともあります

 

低周波音が問題になる場合は、

  • 防音パネルの設置
  • 設置場所を変える
  • 機種を変える

など、いくつか対策ができます

防音対策は、騒音対策をする企業などでも請け負ってもらえますが、

エネファームを設置する時には、低周波音のことも含めて、置き場所や機種、対策をメーカーや販売店に相談すると良いでしょう

 

エネファームのメリット

次に、エネファームを使うメリットを見てみましょう。

 

メリット1 光熱費の節約効果が期待できる

電力の使用量にもよりますが、

『エネファームを使うと、電力消費量のだいたい4~7割くらいが賄える』

と言われています。

エネファームで作った電気では間に合わない分だけ電力会社から買えばよいので、

電力会社から買う電気の量を減らせます

『光熱費』の面で考えれば、節約効果はあると考えて良いでしょう。

 

メリット2 エネルギーを効率よく使えるエコなシステム

エネファームはとてもエネルギー効率の良いシステムです。

ガスのエネルギーの85~95%という高効率で使えるため、

ガスの無駄が少なくて済みます。

ガスの無駄が少ないということは、ガスを使う量が少なくて済むということ。

どのくらい少なくなるかというと、

石油や天然ガスなどの一次エネルギーの使用量を、2割近く削減できます

二酸化炭素(CO2)も、火力発電の電気や従来の給湯システムなどを使った時より、約3割削減できます

 

また、エネファームは使う家庭で発電します。

そのため、送電中の電気ロスがとても少なくて済むのです。

電力会社で電気を作って送電する時と比べてどのくらい違うかというと、

発電所からの電気の効率…37%くらい

エネファームからの電気の効率…85.5%

と、このくらい違います。

エネファームは、使う資源も少なくて済み、無駄なくエネルギーを使えるシステムなのです。

 

メリット3 安定して電力やお湯を供給できる

エネファームは、ガスを使って発電するため、

安定的に電気を供給することができます。

太陽光発電のように、天候に左右されることもありません。

『夜だから発電できない』なんてこともないので、安心して使うことができます。

 

さらに、機種にもよりますが、

停電の時にも運転できるものもあります。

もちろん、『ガスが使えれば』という条件付きですが。

災害や発電所の不具合などで停電になっても、ガスさえ使えれば発電できるのは、助かりますね。

 

そして、エネファームには、バックアップ熱源機もついています。

なので、エコキュートのように

湯切れする心配もありません。

このように、電気もお湯も、安定的に供給できる仕組みになっているのです。

 

メリット4 家庭の生活パターンに合わせて運転してくれる

エネファームには『学習機能』がついていて、

設置された家庭で、どの時間帯に電気やお湯の使用量が多いかを覚え、それに合わせて自動的に発電や給湯をします。

家庭の生活パターンは、

『朝早くから電気を使う』

『遅い時間にお風呂に入る』

など、いろいろですよね。

でも、自動的に生活パターンを覚えてくれるので、電気やお湯も無駄になりません。

とてもエコで便利なシステムです。

 

メリット5 補助金やガス料金優待プランがある

エネファームを設置する時には、

国や自治体の補助金制度を使えます。

国の補助金の場合は、指定されたシステムを購入し、設置して使えば、補助金を受けられます

また、

  • プロパンガスを使う
  • 寒冷地仕様のエネファームを使う

という場合は、

さらに補助金を受けられます。

これは国の補助金の場合です。

自治体の補助金は、自治体によって違うので、確認して下さいね。

 

さらにガス会社によっては

エネファームを使う家庭向けの専用プランや優待割引などがあります

普通のガス料金プランでエネファームを使うと、ガス代がかなり高くなってしまいます。

ガス代が高くなり過ぎては、せっかくエネファームを使っても、節約にならなくなってしまいますよね。

エネファームを使う時は、

ガス料金のプランも忘れずに検討してください。

 

メリット6 静穏性が高い

エネファームは、燃料電池で発電します。

そのため、ガソリンを使う発電機などよりも、ずっと音が静かで、騒音のリスクが低いです。

 

ただし、デメリットのところで触れたように、『低周波音』が発生してしまいます。

設置する時には低周波音のことも考えて、

なるべく音が抑えられるような設置の仕方をすると良いでしょう。

 

エネファームをおトクに使うには?

賢くおトクに使いたい

賢くおトクに使いたい

エネファームのメリットやデメリットを見てきましたが、初期費用やガス代のことなどを考えると

「ほんとにおトクなのか、微妙だな…」

と思った人も多いのではないでしょうか。

 

では、ここからは

『エネファームをオトクに使うにはどうしたら良いか』

について考えてみましょう。

 

コスパが良いかどうか、よく検討を

エネファームを使って光熱費を減らしたいなら

  • エネファームの導入にかかるコスト
  • 今現在の光熱費の状況
  • ガス料金のプラン

といったことをしっかり考えて、

コストパフォーマンスが良いかどうか、よく検討する必要があります

 

『エネファームを使うと、こんなにおトクですよ!』

という情報もありますよね。

でも、このような話でモデルにされているのは、だいたい4人家族の場合です。

それより少ない人数の世帯や、1人暮らしの場合は、エネファームを使うメリットは少なくなります

なぜかというと、お湯や電気を使う量が少ないからです。

とくに1人暮らしなら、よほど電気やお湯を使わない限り、エネファームを使うメリットはほとんどないと考えて良いでしょう。

 

エネファーム対応の料金プランは必須!

エネファームを使うなら、

必ずエネファーム対応のガス料金プランを利用しましょう

でないと、ガス代がべらぼうに高くなります。

どのくらい違うか、比べてみましょう。

 

サンプルとして、

  • 燃料電池ユニットのガス消費量を2.0Kw
  • 貯湯ユニットのガス消費量 44.1 Kw
  • 燃料電池ユニットの使用時間 17時間
  • 貯湯ユニットの使用時間1.5時間
  • プロパンガスの発熱量 100.465MJ/立方メートル
  • プロパンガス基本料金 1,500円
  • プロパンガスの通常料金 470円
  • プロパンガスのエネファーム対応プラン 274円

とした場合、

プロパンガス通常料金

(従量料金470円)

エネファーム対応プラン

(従量料金274円)

1日あたりの

ガス料金

1,686.7円 939.1円
1か月(30日)あたりの

ガス料金

1,500円+50,601円

=52,101円

1,500円+28,173円

=29,673円

と、このくらい違います。

 

もちろんこれはサンプルなので、

  • エネファームのガス使用量
  • ガスの料金プラン
  • エネファームの稼働時間

などによっては、もっと安くなります。

とくに料金プランは大切です。

よく検討してガス会社を選んでくださいね

 

なお、ガス会社や料金プランを選ぶなら、『ガス会社変更サービス』を利用するのがおトクで便利です。

「エネファームに対応した料金プランを探している」

ということを伝えて、問い合わせてみてくださいね。

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ちなみに、エネファームにかかるガス代を出すには

エネファームのガス使用量(kW)

×

3.6MJ/kWh

×

使用時間(h)

÷

ガスの発熱量(MJ/m3)

×

ガス従量料金(円)

=

エネファームにかかるガス代

という式で出すことができます。

お目当てのエネファームが見つかったら、実際に計算してみてくださいね。

 

やはり節約は大事

エネファームを使って光熱費が削減できるとしても、

電気やガスの節約は大事です。

  • 家族で時間を合わせて、お風呂に次々に入る
  • シャワーの時間を短めにする
  • 追い炊きの回数を減らす
  • 使わない部屋の照明はこまめに消す

など、電気とガスの節約を心がけましょう。

 

ガスの節約については、こちらの記事でも書いています。

タイトルは『1人暮らしのガス節約』になっていますが、基本的なことは何人家族でも同じなので、参考にしてくださいね。

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まとめ

電気代とガス代を削減できるという『エネファーム』ですが、

  • 導入時のコストが高い
  • 電気やお湯の使い具合によっては、それほど節約できない

などといったデメリットがあります。

一方、

  • エコファーム対応プランの料金と組み合わせて上手に使えば光熱費を削減できる
  • 生活パターンに合わせて運転するので、無駄が少ない
  • 電気やお湯の供給が安定している

などのメリットもあります。

 

エネファームを入れるなら、

『初期費用やランニングコストに見合った節約効果があるかどうか』

が大切です。

  • ライフスタイル
  • ガスの料金プラン
  • エネファームで作った電気やお湯の使い方

など、よく考えて、メーカーやガス会社などともよく相談して、

『どういう料金プランで、どういうふうにエネファームを使うと、おトクになるか』

じっくり検討してくださいね。

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