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プロパンガスを再乗り換え?値上げ後、特典だけで決めて大丈夫?

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一度ガス会社を変えたのに、しばらくして値上げ通知が届く。「あの手続き、何だったの?」と、検針票を持ったまま固まりますよね。前回の切替日はスマホのカレンダーに入れて、工事の予定まで追いかけたはず。ガス会社の続編、こちらは予約していないんですけどね。

  • 切り替えて安くなったと思ったら、また料金改定のお知らせ。
    「もう一度会社を変えてもいいの?」
  • 別の会社からギフト券やキャッシュバックの案内も来た。
    「特典が大きい方を選べばいい?」
  • 今の会社に値上げを相談するか、再見積もりを取るかで迷う。
    「また最初から手続きするのは大変そう……」

前回の申込みや切替え工事を思い出すと、二度目は腰が重くなります。けれど、すぐに別会社へ申し込む必要はありません。値上げ後の料金と、家の実際の使用量を並べてから決めましょう。

まず値上げ通知と直近12か月分の使用量を確認し、再見積もりを同じ条件で比べます。

戸建てで複数社の見積もりを取り直したい場合は、検針票を手元に置いてエネピの料金比較ページも確認できます。見積もりを取ったあと、今の会社を続ける判断をしてもかまいません。

通知書のここを見る値上げで「何が・いつ」変わる?

「値上げします」という一文だけで判断せず、通知書と最新の検針票を並べます。見るのは、値上げの適用日、変わる料金の項目、変更前後の金額です。

  • 適用日:いつの使用分・請求分から新料金になるか
  • 基本料金:使った量にかかわらず毎月かかる金額
  • 従量料金・単価:ガスを使った量に応じて変わる金額
  • 設備料金:別に記載がある場合は、何の費用か
  • 変更理由:会社から説明されている内容

基本料金は同じで、従量単価だけ上がることもあります。反対に、複数の項目が変わる場合も。通知に変更前後の金額や適用日が見つからなければ、契約中の会社に問い合わせてください。値上げの連絡やLPガスの料金表示については、資源エネルギー庁のLPガスの取引適正化に関する案内も確認できます。

次に、前回の契約書や申込書を出します。契約期間、解約時の費用、特典の受取条件が書かれていないか確認。書類が見つからなければ、前回申し込んだ会社や窓口に契約内容を聞きましょう。

値上げ後の金額が分からないまま「高くなった気がする」だけでは、候補会社の見積もりと比べられません。

交渉と見積もりを両方見る値上げ拒否と再見積もり、どちらを先にする?

先に今のガス会社へ、値上げ後の料金と変更理由を確認します。そのうえで、「値上げ幅を見直せますか」「現在の料金で続ける方法はありますか」と聞いてみましょう。希望どおりになる保証はありませんが、返答を聞かずに決める必要もありません。

一方で、再見積もりも並行して構いません。現会社が示した料金と、ほかの会社が提示する料金を同じ使用量で比べられます。交渉の詳しい進め方は、プロパンガスの値上げを拒否したいときの確認方法にまとめています。

プロパンガス料金を下げる一般的な方法を扱う、両学長 リベラルアーツ大学の動画です。

動画の概要欄にはガス会社紹介サービスの広告リンクがあります。動画内の案内だけで決めず、手元の見積もりと契約条件を比べてください。

同じ使用量で比べる再見積もりには検針票を1年分使う

検針票12か月の使用量を今の会社と候補会社で同じ条件で比べる図

検針票は、必要な日に限って最後の1枚しか見つからないことがあります。紙がそろわなければ、ガス会社のWeb明細に過去の使用量が残っていないか確認してください。見積もりを頼むときは、直近12か月の使用量を月ごとに伝えます。冬と夏で使用量が違う家庭では、最近届いた検針票1枚だけで比べても年間の差が分かりません。

候補の会社には、家の使用量に合わせて月ごとの料金を出してもらいます。料金の計算方法が段階制なら、どの使用量から単価が変わるのかも確認。税の扱いを合わせ、値上げ後の現会社と候補会社を同じ使用量で試算します。

年間の料金差 = 現会社の12か月分の見込み総額 − 候補会社の12か月分の見込み総額

比較の材料にするのは、会社から出た金額と自宅の使用量です。サンプル世帯の「月20m³ならいくら」という例ではなく、わが家の検針票を使います。自宅の料金が相場より高いかを確認したい場合は、プロパンガス料金を比較診断する方法も参考になります。

候補会社には、見積もりがいつまで有効か、料金が変わる条件、基本料金と従量単価を確認してください。初年度だけの割引があるなら、その期間が終わったあとの料金も聞いておきます。

年間料金は「今の会社」と「候補会社」に、同じ12か月分の使用量を当てて比べます。

特典の期限も確認ギフト券と毎月の料金差を分けて計算する

特典と毎月の料金を分けて考えるイラスト

ギフト券やキャッシュバックは金額が目立ちます。料金表は字が細かい。比べる側だけ眼鏡が必要な世界です。

ギフト券や一度きりのキャッシュバックは、ガス料金と別に計算します。候補会社の1年目にかかる費用は、次のように見ます。

1年目の支出 = 12か月分のガス料金 + 切替え費用・解約費用 − 条件を満たして受け取る特典

特典が受け取れる時期、対象者、申込み期限、一定期間の利用条件も確認しましょう。条件を満たせなければ、案内額どおり受け取れない場合があります。

2年目以降は、一度きりの特典を差し引かずに年間料金を比べます。月額割引がある場合は、割引が続く期間と終了後の料金も別に確認。初年度に特典を受け取れても、月々の料金が高ければ、長く使うほど差が広がることがあります。何年使うつもりかも含めて決めてください。

前回受け取った特典に返金条件がある場合は、再変更にかかる費用に加えて考えます。契約書や案内メールで利用期間も確認してください。

契約の小さな字も確認再乗り換え前に見落としやすい注意点

「前にも変えたから、今回も同じ」とは限りません。前回の契約条件や今回のキャンペーンが違えば、必要な費用も変わります。

  • 現在の契約に、契約期間や解約時の費用があるか
  • 前回受け取った特典に、返金条件や最低利用期間があるか
  • 候補会社の見積もりが、初年度割引後にどうなるか
  • 変更後の料金が見直される条件と、見積もりの有効期限

再変更できる時期は、契約期間や解約条件によって違います。今の契約書と特典条件を確認してください。

賃貸住宅では、建物全体でガス会社を契約している場合があり、入居者だけで変更できないことがあります。管理会社か大家さんに確認しましょう。LPガス料金や勧誘をめぐって会社との話し合いが進まず困ったときは、消費者庁の案内にある消費者ホットライン188から、身近な消費生活相談窓口を案内してもらえます。

申込みは数字を見てから戸建てで再見積もりする4つの手順

通知確認から1年目2年目比較までの4手順図

  1. 通知書と検針票を集める。値上げの適用日、変更前後の基本料金・従量単価、直近12か月の使用量を月ごとに確かめます。
  2. 今の会社に質問する。値上げ理由と変更後の料金を聞き、料金の見直しができるか尋ねてください。回答はメールなど形に残る方法でもらうと、候補会社の見積もりと比べやすいですよ。
  3. 同じ使用量で再見積もりを取る。候補会社へ、月別の使用量と料金の条件を伝えます。特典や解約費用は別項目で確認してください。
  4. 1年目と2年目以降を比べる。条件を含めた初年度の支出と、特典を除いた年間料金を見て、交渉・再変更・現契約の継続から選びます。

戸建てで、今の使用量をもとに複数社の見積もりを取りたい方は、エネピの料金比較ページを確認できます。実際に会社を変更する段取りは、プロパンガス会社を変更する手順で詳しく紹介しています。

見積もりを比べて、値上げ後も今の会社を続けると決めても問題ありません。再乗り換えをするかどうかは、特典の大きさではなく、使用量に沿った料金と契約条件を見て決めましょう!

FAQ

プロパンガスの再見積もりを、もう一度比較サイトに頼んでもいい?

再度見積もりを相談できます。前回の変更後に契約している会社名と、最新の検針票を伝えてください。対応地域や紹介できる会社はサービスごとに異なるので、利用前に条件を確認しましょう。

前回の切替えでもらったギフト券は返す必要がある?

特典の条件によります。申込み時の案内や契約書で、利用期間や返金条件を確認してください。分からなければ、前回の特典を出した会社や窓口に問い合わせます。

前回の変更からすぐに、また会社を変えられる?

契約期間や解約費用、候補会社の切替え予定によって変わります。前回の契約書を確認し、現在の会社と候補会社の両方に日程を聞いてから申し込みます。

冬の値上げ前に急いで比較した方がいい?

一度の冬の請求だけでは決めず、前年の冬を含む12か月分の使用量で比べます。値上げの適用日と切替えの予定日は、見積もりを頼むときに伝えてください。特典の期限だけを理由に急いで契約する必要はありません。

まとめ

一度会社を変えたあとで値上げ通知が来ても、すぐに再乗り換えを決める必要はありません。

通知書で新料金と適用日を確認し、今の会社に見直しの余地を聞きます。その間に直近12か月の使用量で再見積もりを取り、特典を含む初年度の支出と、特典を除いた2年目以降の料金を分けて比べましょう。

同じ使用量で料金を比べ、契約条件まで確認してから、拒否交渉・再変更・現契約の継続を選びます。

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