広告 プロパンガスの節約

プロパンガスで毎日お風呂やシャワーに入るといくら?追い焚きもチェック

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家計の中で、けっこう高くなってしまうのが、ガス料金。

とくに冬場は、ガスをたくさん使いますよね。

おまけに使っているガスが、プロパンガスとなれば、どうしてもガス料金が高くなります。

ガス料金の明細を見て、びっくりしたことがある人も多いのではないでしょうか。

そんなガス料金、なんとか節約したいと思いませんか?

 

ガス料金の節約のカギを握るのは

『お風呂をどう使うか』

です。

なぜかというと、

家庭で使うガスの4分の3ほど

を、お風呂やシャワーで使うガスが占めているからです。

 

では、お風呂やシャワーをどう使ったら、ガス料金を節約できるのでしょうか?

この記事では、その方法をズバリお伝えします。

できることからどんどん実行して、ぜひガスを節約してくださいね!

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プロパンガスの特徴とその料金体系

まず、日常に密接に関わるプロパンガスについて、お話ししていきます。

私自身も以前は、毎月のガス料金に悩まされていたんです。

ですが、一つの大きな変化でその問題を解消しました。

それは、プロパンガス会社の変更です。

プロパンガスの料金計算の仕組み

プロパンガスの料金は、当然のことですが使用量と基本料金で決まります。

この使用量を減らす工夫は、もちろん大切です。

しかし最近、私がご近所さんと雑談している中で判明したあることが衝撃的だったんです。

それは同じサービスでもプロパンガス会社によって料金が大きく違うことでした。

毎日のシャワーやお風呂、料理に欠かせないガス。

しかし少しの工夫で、その料金をグっと減らすことができるんです。

地域ごとの価格差

さらに、プロパンガスの価格はプロパンガス会社だけでなく、地域によって異なることがあります。

引越し経験から気が付いたのですが、同じサービスであっても地域で料金に大きな差があることに驚きました。

だから、引越し後に

「以前とほとんど変わらない料金だから…」

と思っていると、実は高いプロパンガス会社と契約している可能性があるんです!

プロパンガス会社の変更で快適生活へ

ここで最も重要なのが、プロパンガス会社の変更です。

私自身が経験したように、変更するだけで毎月の料金を大幅に引き下げることが可能です。

同じ生活を送りながら、お財布に優しい選択ができるんです。

変更の手続きは意外と簡単で、サポート会社に依頼すれば無料で全部対応してくれます。

よりよく快適な生活を実現するために、一度検討してみてください。

⇒プロパンガス会社の変更についてはコチラ

ガス料金が節約できるお風呂の使い方

さて、少し前置きが長くなってしまいましたが、続いて本題のお風呂の使い方です。

節約するための方法としては、このようなものがあります。

  • 水を張ってから温めるのではなく、浴槽にお湯を入れる
  • 水を張ってから温める場合は、季節によって水を張るタイミングを変える
  • お風呂の設定温度を1℃下げる
  • お湯が5分目くらいまで溜まったら、湯船に入ってしまう
  • お湯が冷めたら、お湯を足して温度を上げる
  • お風呂の保温シートを使う
  • こまめに浴槽の蓋を閉める
  • 家族の入浴時間を考え、できる限り立て続けに入る
  • 換気扇を止める

では、それぞれの方法を紹介しましょう。

 

水をためてから温めるのではなく、浴槽にお湯を入れる

お風呂を沸かす時には、

  • 浴槽にお湯を張る
  • 浴槽に水を張り、それから温める

という2つの方法がありますよね。

この2つで比べると、

浴槽にお湯を張ったほうが、ガス料金が安く済みます。

なぜかというと、水を張ってから温めるのは、言ってみれば『水から追い炊きするようなもの』です。

給湯よりも追い炊きのほうが熱効率が悪く、

同じ温度にするのも、追い炊きのほうが多くのガスが必要になります。

なので、同じ温度のお湯を同じ量だけ入れるなら、

給湯のほうが節約できる

ということになるのです。

 

気温に合わせて水を張るタイミングを変える

それでも『水を張ってから温めるしかない』こともありますよね。

その場合は

  • 夏は早めに水を張る
  • 冬はお風呂を沸かす直前に水を張る

とすると、ガス料金が節約できます。

 

夏は、気温が高いので、早めに水を入れておくと、水もいくらか温まります。

逆に冬は、あまり早くから水を入れてしまうと、水がかえって冷えてしまい、より多くのガスを使うことになってしまいます。

なので、冬はお風呂を沸かす直前に水を入れるほうが、使うガスが少なくて済むのです。

ささやかな節約方法かもしれませんが、積み重なると大きいですよ。

 

お風呂の設定温度を下げる

お風呂の設定温度を1度下げる

のも、ちょっとしたことのようですが、なかなか節約として効果的です。

お風呂の湯量が200リットルとして、お風呂の温度を1度上げるのに、どれくらいのガス料金がかかるかというと、

3.7円

かかります。

これが1ヵ月だと約112円、1年続ければ約1,368円

 

また、

「お風呂はぬるめの温度が身体に良い」

ということも、よく言われますよね。

お風呂の温度は、だいたい38~40℃くらいが適温と言われています

ぬるめで、じっくり温まってリラックスして、身体にも心にも良く、ガス料金も節約できるとなれば、一石三鳥です。

注意ポイント

無理に温度を下げて風邪でもひいたら、病院や薬の費用が掛かってしまいます。

温度を下げるのは、くれぐれも無理のない範囲にしてください。

 

お湯が5分目くらいまで溜まったら、湯船に入ってしまう

浴槽には、だいたい8分目くらいまでお湯を溜める人が多いでしょう。

でも、

5分目くらいまで溜まったら、お湯を溜めながら湯船に入ってしまいましょう。

身体を沈めれば、けっこうちゃんと温まれます。

そして、身体が温まったら、もしくはちょうど良いお湯の量になったら、給湯を止めます。

8分目まで溜めてから止めるよりも、身体の体積でお湯が少なくて済むので、無駄がありません。

注意ポイント

無理はしないでください。

低い水量に無理に体を沈めようとするのは、危ないこともあります。

 

お湯が冷めたら、追い焚きで温度を上げる

お湯が冷めてきてしまった時は、

追い焚きで温度を上げるのがおすすめです。

 

追い焚きの他には『さし湯』という方法もありますが、

  • 高温のさし湯だと、お湯を高温にするのにガス代がかかり、さらに水道代もかかる
  • 温度の高くないさし湯だと、さし湯の量が多く必要になり、その分ガス代も水道代もかかる

ということから、やはりオーソドックスに追い焚きをするのが、一番無難です。

 

自動保温は1時間まで

今は、『自動保温機能』のついたお風呂もありますよね。

 

この機能を上手に使う方法は、

  • 次の人が1時間以内に入るなら、自動保温
  • 次の人が入るまでに1時間以上空く時は、自動保温をオフにして、入る前に追い焚きをする

 

自動保温は、温度が下がったらすぐ追い焚きして、『こまめに追い焚きする』機能。

1回の追い焚きの時間が短くて済むので、1回1回の追い焚きは経済的です。

でも、それが度重なると、普通に追い焚きをするよりガスを使ってしまいます。

 

1時間を目安に、あまり長い間自動保温にしっぱなしにしないように、気を付けてくださいね。

風呂に入っている間は換気扇を止める

入浴中には換気扇を止めておく

というのも、ガス料金の節約につながります。

なぜかというと、

換気扇を回していると、かすかに風が起きるので、体感温度が下がるのです。

換気扇を止めると、風が起きないので、肌寒さが減り、お湯の温度も、そんなに上げなくて良くなります

換気扇を止めるとカビが…

その場合は、

  • お風呂に入っていない間にしっかりと換気扇を回す
  • お風呂に入っていない時間帯に窓を開けておく

というようにして、風呂場をなるべく乾燥させておくようにすれば、それで大丈夫です。

 

立て続けにお風呂に入る

お風呂は、

前の人が上がったらすぐに次の人が入るようにしましょう

1人1人がバラバラにお風呂に入ると、一人が入ってから次の人が入るまでに、どうしてもお湯の温度が下がってしまいますよね。

そして、そのたびに追い炊きをしていると、どうしてもガスの使用量が増えてしまいます

 

たとえば、冬のお湯が冷めやすい時期に、バラバラの時間に入ったとします。

1人が入ってから次の人が入るまでに、お湯の温度が2℃下がるとして、3人家族だったら、1日に合計4℃分加熱することになります。

お湯の温度が1度上がるのに、ガス料金は3.7円かかりますから、

3.7×4=14.8円

1ヵ月で444円、1年で5,402円になります。

これが何年も続くとしたら、バカにならないですよね。

やはり、お風呂に入るときは、できるだけ立て続けに入るようにしましょう。

メモ

家族の中でも、お風呂の温度の好みが違うことがありますよね。

そういう時は、

熱いのが好きな人から順に入る

ようにしてみてください。

それでガス料金が節約できます。

 

お風呂の保温シートを使う

お風呂のお湯が冷めないようにするためには、

保温シートを使うのがおすすめ

中でも、

  • 素材にアルミを使っているもの
  • 厚手のもの

だと、保温力が良く、かなりの効果があります。

これを、

お風呂のお湯の上に浮かべておくだけ

で、しっかり保温してくれます。

また、身体や髪を洗っている時など、

湯船に入っていない時も、こまめに保温シートを使うと、さらにお湯が冷めにくくなります

 

さらに

『少しでも保温したい!』

と思う人は、湯船につかっている間も保温シートを使う手もあります。

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これなら身体が出ている部分だけを出して、あとは保温シートをお湯に浮かべたまま、湯船に入るのです。

これならお湯も冷めにくいです。

ただ、保温シートが若干ジャマになってしまうところもあります。

あまりリラックスできないなら、無理して使う必要はないでしょう。

ポイント

保温シートを買う時には、

耐熱温度がなるべく高いもの

が良いです。

お風呂は、そんなに高温のお湯を使うものではありません。

でも、耐熱温度があまり高くない保温シートだと、使っているうちに変形したり、表面がはがれてしまったりすることもあります。

また、追い炊きでお湯の温度を上げることがあるなら、なるべく耐熱温度が高いほうが安心です。

 

こまめに浴槽の蓋を閉める

お風呂にお湯を入れている間や、次の人が入るまでの間など、

お風呂の蓋はこまめに閉めておきましょう

お湯の表面が冷めてしまうのをできるだけ防ぐことで、お湯の温度を保てます

そして、追い炊きの回数や時間を少なくすることもできます

もちろん、次の人が入るまでの間には、保温シートを使うのもお忘れなく。

 

ちなみに『ペットボトルを浴槽に沈める』のはどうなのか?

お風呂でのガス料金、水道料金の節約でよく出てくるのが、

『ペットボトルに水を入れて、浴槽に沈める』

という方法です。

でも実はこれ、

意外に節ガス、節水にはなりません

 

なぜかというと、

  • 結局、ペットボトルの中の水も温めることになる
  • ペットボトルにお湯を入れるとしても、ガスを使う
  • ペットボトルの水はときどき入れ替えなければならない
  • ペットボトルの凸凹に汚れが付くので、洗うのに手間も水道料金も余分にかかる

という理由があるからです。

 

なので、『体積を稼ぐ』のだとしたら、先に書いたように、

半分くらいお湯が入ったら、浴槽に浸かってしまう

というほうが、節約には有効です。

 

追い炊き?お湯の交換?足し湯?ガス料金が安いのは?

お風呂を沸かす時って、

  • 前日のお湯をとっておいて、追い炊きをする
  • 前日のお湯は全部抜いて、新しいお湯を入れる
  • 前日のお湯に足し湯をする

大きくこの3つの方法がありますよね。

この中で、一番ガス料金が安く済むのは

『前日のお湯をとっておいて、追い炊きをする』

という方法です。

 

では、それぞれがどのくらいのガス料金になるのか、計算してみましょう。

なお、ここでは

  • お湯の量は200リットル
  • 追い炊きの場合、16℃の水を40℃まで上げる(上げる温度は24℃)
  • 熱効率は、追い炊きの場合80%、給湯の場合90%
  • プロパンガスの熱量は24,000Kcal
  • プロパンガスの従量単価は500円

として計算しています。

気温などの条件が変われば、熱効率なども変わります。

ひとまずの目安としてみてください。

 

追い炊きでお風呂を沸かす場合のガス料金

まず、追い炊きの場合のガス料金を計算してみましょう。

ガス料金の計算式は、

上げる温度×お湯の量×熱効率÷カロリー数×従量単価

となります。

なので、

24℃×200リットル×0.8÷24,000Kcal×500円=80円

という式が成り立ちます。

1回お風呂を追い炊きするのに、

80円

かかることになります。

毎日新しいお湯をお風呂に入れる場合のガス料金

この場合は、

24℃×200リットル×0.9÷24,000Kcal×500円=90円

この方法ではお湯を入れ替えるので、水道料金もかかります。

ここでは、1リットルあたり0.2円としておきましょう。

水道料金は

0.2円×200リットル=40円

となるので、この方法でお風呂を沸かすには、合計で

130円

かかることになります。

半分入れ替えで、足し湯をして温度を上げる場合

前日のお湯を半分残し、半分足し湯をしてお風呂を沸かす方法では、ガス料金はどうなるでしょうか。

前日残したお湯は、17℃になっているものとして、計算してみましょう。

 

まず、17℃のお湯100リットルに、100リットルのお湯を足して40℃にするには、足し湯の温度は63℃になります。

17℃の水を63℃にして100リットル入れる時にかかるガス料金は、

46℃×100×0.9÷24,000Kal×500円=86.25円

小数点以下切り捨てで、86円としておきましょう。

さらに、水道料金もかかるので

0.2×100=20円

ガス料金と合わせて、

106円

かかることになります。

 

3つの方法を比べてみると…

  • 前日のお湯をとっておいて、追い炊きをする
  • 前日のお湯は全部抜いて、新しいお湯を入れる
  • 前日のお湯半分に、新しいお湯を半分足し湯をする

この3つの方法の、ガス料金と水道料金が出そろいました。

では、表で見てみましょう。

ガス料金水道料金合計
追い炊き80円0円80円
新しいお湯を給湯90円40円130円
足し湯86円20円106円

どの方法が安いかなんて、一目瞭然ですね。

 

このように、

お風呂のお湯を残しておいて、次の日は追い炊きで沸かす

というのが、最もガス料金の節約になります。

メモ

ついでに言えば、

お風呂のお湯が残っていると、災害などで断水した時にも助かります

ただし、

『小さい子がいるので、お風呂にお湯を残しておくのは危ない』

というようなときは、安全を最優先にしてくださいね。

 

追い炊きや足し湯の衛生面ってどうなの?

ガス料金の節約は大切ですが、

『お風呂のお湯の衛生面がどうか』

も気になりますよね。

 

雑菌が繁殖しやすいお湯の温度は、人肌程度、だいたい36℃前後

お風呂に入った後、少し冷めたくらいの感じです。

なので、毎日お風呂のお湯を変えることを勧める人も、確かにいます。

でも、

2日目のお風呂のお湯で、どんな健康のリスクが、どのくらいあるか確かなことはわからない

というのが実際のところです。

また、筆者は3人家族で、だいたい1日おきにお風呂のお湯を替えていますが、筆者個人の感想としては

お風呂のお湯を変えなかったせいで、病気になったことは1度もない

というのが実感です。

雑菌に対しては、あまり気にしないほうなので、

「お風呂の雑菌で病気になるくらいなら、空気中などの他の雑菌でとっくに病気になってるから、雑菌はあまり気にしなくていい」

と思っています。

 

でも、

『どこからが不衛生で、どこからが衛生的か』

の考え方は、人によって違いますよね

なので、毎日変えるにしてもお湯を追い炊きして再利用するにしても、

気持ち的に負担のない方法をとる

のが一番良いと思います。

節約のために無理をして、ストレスになっても良くないですからね。

ココに注意

生まれて間もない赤ちゃんは、肌も体もデリケートです。

毎日きれいなお湯を使ったほうが良いでしょう。

 

シャワーのガス料金を安くするには?

シャワーの節約方法は?

では、次にシャワーで利用するガスを減らす方法です。

これも沢山の方法がありますよ。

  • 節水用シャワーヘッドを使う
  • 髪や体を洗う時には、こまめにお湯を止め、シャワーを使う時間を短くする
  • 湯船のお湯を使って髪や体を洗う
  • シャワーの温度を1℃下げる
  • シャワーの手元ストップなどを使って、即座にお湯を止める
  • 洗顔や歯磨きなど、洗面所でできることは洗面所でする
  • シャンプーやボディソープの使い方、流し方の工夫

 

節水用シャワーヘッドを使う

シャワーでのガス節約のカギは、

『使うお湯の量を減らす』

ことです。

そのために有効なのが

節水用シャワーヘッド

です。

はっきりいって、シャワーのガス料金節約対策には、『切り札』と言っていいくらいのアイテムです。

節水用シャワーヘッドを付けると、

水圧はある程度保ったままで、より少ないお湯でシャワーを使うことができます

シャワーヘッドを買う時は、節水効果だけではなく

  • 自宅のシャワーに取り付けられるかどうか
  • 水圧はどうか
  • シャワーヘッド自体の重さや形はどうか(使いやすさ)

ということも、忘れずにチェックしてくださいね。

 

こまめにお湯を止めて、シャワーを使う時間を短くする

『シャワーで使うお湯の量を少なくする』

には、水量そのものだけでなく、

シャワーを使う時間を短くする

ことも大切です。

そのためには

  • 髪や身体を洗う間は、出しっぱなしにせず、シャワーを止める
  • シャワーの時間を1分短くする

ということをしてみてください。

シャワーをたった1分少なくするだけで、だいぶ違います。

17℃の水を40℃にしてシャワーで1分(12リットル)出すと、

5.4円

かかります。

けっこう大きいですよね。

これが1年間だと、1,971円になります

家族が4人いるとすれば、全員が1分短くすると、1年で7,884円

侮れない節約金額です。

 

湯船のお湯を使って髪や身体を洗う

シャンプーやボディソープを流す時に、シャワーをなるべく使わない

という方法もあります。

湯船のお湯を使って流してしまえば良いのです。

といっても、あまりたくさん湯船からお湯を使うと、結局足し湯をする羽目になってしまいます。

足し湯もシャワーも、同じ量ならガス料金もほぼ同じですが、

『湯船のお湯でざっと流し、仕上げにシャワーを使う』

というようにすると、湯船のお湯も使い過ぎずに済むことでしょう。

 

シャワーの温度を1℃下げる

湯船に貼るお湯同様、

シャワーの温度も1度下げると、ガスの節約になります

どれくらい節約になるかというと、

1分あたり、0.2円、5分あたり1.1円

くらいです。

一見すると微々たる数字ですが、毎日のことなので、これも塵を積もらせて山にしてしまいましょう。

注意ポイント

あまり欲張って温度を下げすぎると、身体が冷えて風邪をひくおそれがあります。

温度を下げるのは、1℃くらいが良いでしょう。

 

シャワーの手元ストップなどを使って、即座にお湯を止める

シャワーヘッドには、

手元ストップ

が付いているものがあります。

この手元ストップを使うと、

こまめにお湯を止めるのも、楽に素早く止めることができます

そのため、無駄にお湯を使うことを防止することが可能です。

注意ポイント

手元ストップは、給湯器などとの相性や、使えない場合などがあります。

買う前に、まずは給湯器のメーカーに確認してください

合わないもので無理に使うと、給湯器や水栓器具などの故障の原因にもなってしまいます。

そして、手元ストップでお湯を止めても、お風呂からあがるときには、必ず元からお湯を止めてくださいね。

 

洗顔や歯磨きなど、洗面所でできることは洗面所でする

洗顔や歯磨きなど、

洗面所でできることは、お風呂ではなく洗面所でしましょう

なぜかというと、お風呂場では、水を出そうとしても、ガスが付いてしまうことがあるからです。

実際、筆者の家のお風呂では、『水』の温度にして蛇口から水を出しても、給湯器が反応して、給湯のマークが付きます。

洗面所だったら、お湯の蛇口を使わなければ、ガスが付かずに水が出ます。

なので、水でできることや、洗面所でできることは、洗面所でするようにしましょう。

 

シャンプーやボディソープの使い方、流し方の工夫

これも、シャワーを使うのを減らす工夫です。

たとえば

  • 頭から身体まで洗っておいて、シャンプーとボディソープをいっぺんに流す
  • シャンプーやボディソープの泡をある程度落としてから、シャワーで流す
  • リンスインシャンプーを使う、洗い流さないトリートメントを使う
  • 切れのいいシャンプーやせっけんを使う
  • 髪は1日おきくらいに洗う

という方法があります。

 

身体を洗った後、

手で落とせる泡を落としてからシャワーで流す

ことで、シャワーの時間を短くできます。

また、髪の場合は

  1. シャンプーで洗った後、軽くお湯で髪を濡らす
  2. お湯を止め、髪を絞って泡を落とす
  3. シャワーでシャンプーを落とす

というようにすると、少ない量のお湯ですすげます

洗濯機で、すすぎをした後、脱水してからまたすすぐのと同じですね。

 

それから、リンスインシャンプーや洗い流さないトリートメントを使って、すすぎを1回にすると、

髪を洗う時のシャワーを半分にできます。

もちろん、泡切れのいいシャンプーなどを使うのも、素早く流せて良いですね。

 

ただし、いくら節約したいからと言っても、

シャンプーやリンスを流すのが雑になってはいけません。

シャンプーやリンスが頭皮に残ると、髪にも頭皮にも良くないので、しっかり流してください。

 

そして、

『髪は1日おきくらいに洗う』

など、髪を洗う間隔をあけるのも手です。

『髪は毎日洗うもの』と思っている人も多いようですが、毎日洗わなくてもまったく不潔ではありません。

実はむしろ、洗い過ぎないほうが髪や頭皮に良いくらいです。

とはいえ、これも『清潔』の感覚は人それぞれですよね。

なので、感覚に合わない時は無理しないほうが良いのですが、シャンプー代も水道ガス料金も節約できて、髪にも良いので、筆者としてはおすすめです。

 

お風呂とシャワーどっちがガス料金の節約になるの?

頑張って節約!

お風呂でのガスの節約になると

「お風呂に入るのとシャワーで済ませるのと、どっちがガス料金の節約になるか」

という話が、よく出ますよね。

「お風呂のほうが節約になる。」

「いや、シャワーのほうがガス料金が少ない。」

どちらの意見もあります。

 

では、次にこの論争(?)について、検証してみましょう。

 

お風呂VSシャワーだけ、どちらが安い?

結論から言うと、

『場合によって、お風呂のほうが安い時も、シャワーのほうが安い時もある』

ということです。

では、どんな時にどちらが安くなるかというと、

シャワーが安くなるのは

  • 一人暮らし
  • 比較的暖かい季節
  • 家族でお風呂に入る時間がバラバラで、誰かが入るたびに追い炊きをしなければならない

 

一方、お風呂が安くなるのは

  • しっかり温まりたい
  • 家族で次々にお風呂に入れる

という場合です。

 

湯船のお湯の量を200リットル、1分間シャワーを使った時のお湯の量を12リットルとすると、

シャワーの湯量が、お風呂の湯量を超えるのは、17分後

という計算になります。

寒い時に、シャワーだけで温まろうとすると、シャワーの時間がどうしても長くなりますよね。

なので、そういう時は、湯船にお湯を張ったほうが、安く済むのです。

また、家族が何人もいる場合、それぞれがシャワーを使うと、合計17分を超えてしまい、これも湯船の湯量を超えてしまいます

 

もちろん、実際に湯船でお風呂に入るときには、身体を洗ってシャワーも使いますよね。

だとしても、身体を洗う程度なら、1人5分くらいで済みます。

家族が4人いたとしても、お風呂+シャワーで、使うお湯の量は合計248リットル。

シャワーだけにして、1人20分使うとすれば、4人で960リットルにもなってしまいます。

 

一方、シャワーのみでも、シャワーの時間が短ければ、お風呂に入るよりはガス料金は安く済みます

なので、1人暮らしで温かい季節で、

「今日はざっと浴びるだけでいいな」

というような時は、シャワーだけのほうが、ガス料金が安く済みます。

 

ただ、

お風呂に入るのは、身体を温めるためだけではありませんよね?

リラックスしたり、ぼんやりしたりして、一日の疲れをいやす時間でもあります。

お風呂でゆっくり温まるのは、身体にも良いので、無理にシャワーだけにせず、

心と体の健康のためにも、お風呂も上手に使いましょう

 

お風呂とシャワーのガス料金比較

では、お風呂とシャワーだけでは、具体的にどのくらいガス料金が違うのでしょうか。

計算してみました。

計算の前提として

  • 16℃の水を40℃まで上げる
  • お風呂の湯量は200リットル
  • 熱効率は90%
  • プロパンガスのカロリーは24,000Kcal
  • 従量単価は500円
  • シャワーの湯量は、1分あたり12リットル
  • 水道料金は1リットルあたり0.2円

とします。

すると結果は、このようになりました。

使い方ガス料金水道料金合計
お風呂のみ90円40円130円
お風呂+シャワー1分※95円42円137円
お風呂+シャワー5分117円52円169円
シャワーのみ5分27円12円39円
シャワーのみ20分108円48円156円
シャワーのみ30分162円72円234円

※『お風呂に入り、体を洗って湯船のお湯で泡を流し、仕上げにシャワーを1分使った』場合を想定。

以上をガス料金が安い順に並べると

  1. シャワーのみ5分
  2. お風呂のみ
  3. お風呂+シャワー1分
  4. シャワーのみ20分
  5. お風呂+シャワー5分
  6. シャワーのみ30分

という結果です。

(水道料金とトータルでも同じです)

ちなみに、

『お風呂のみ』に関しては、『身体を洗い、お風呂のお湯で身体を流した場合』も含まれます

 

これを見ると、ゆっくり温まって、なおかつシャワーも使うとしたら

『お風呂を沸かし、身体を洗ったら湯船のお湯でだいたい流し、仕上げに1分くらいシャワーで流す』

のが、最も節約になることになります。

 

少しずつ節約して、どれくらいの節約になるのか

では、これまで紹介した方法を合わせると、どのくらい節約になるのでしょうか。

季節によって水温や保温の状況などは変わるので、あくまでも単純計算ですが、このような結果になりました。

なお、水温や上げる温度幅などの条件は、先に書いたものと同じです。

1日1ヵ月6か月1年
お風呂の温度を1度下げる3.8円112.5円675円1,368.8円
お風呂を沸かす時に、

1日おきに追い炊きにする

10円300円1,800円3,600円
保温シートで追い炊き1℃分減3.8円112.5円675円1,368.8円
家族が立て続けに入って追い炊き1℃分減3.8円112.5円675円1,368.8円
シャワーを1分減らす5.4円162円972円1,971円
シャワーの温度を1度下げ、

使用時間を5分にする

1円30円180円365円
合計27.8円829.5円4,977円10,042.4円

(小数点2位以下は四捨五入)

1日単位だと1円や10円の節約も、長い目で見ると大きな額になるものですね。

まさに

『塵も積もれば山となる』

です。

もちろん、どんなお風呂の入り方が心地よいかは、人それぞれです。

自分のライフスタイルに合わせて、無理なく節約の工夫をしてくださいね

 

ガス料金を根本から節約する方法

プロパンガス料金を節約するには、もちろん日常生活の中で節約をすることも大切ですが、

『ガス会社を乗り換える』

もしくは

『ガス会社に価格を安くしてもらうよう、交渉する』

という方法で、ガス料金そのものを安くしてしまうのが、一番しっかりと節約できる方法です。

 

プロパンガスの価格は、実はガス会社によってかなり違いがあります。

中には、

地域の相場価格よりずっと高い値段で売っている会社もあるのです。

地域の相場価格を調べて、それより高い時は、ガス会社の乗り換えを検討してみてはどうでしょうか?

 

また、乗り換えを考える前に、

ガス会社に交渉して値下げをしてもらう

のも良いです。

 

『ガス料金は変わらない』

と思っている人も多いようですが、

交渉すれば、値下げしてくれる場合もあります。

ガス会社の中には、

『価格のことを交渉してきた人には安くして、黙っている人にはそのままの価格』

という会社もあるので、交渉してみる価値はありますよ。

ガス会社に

「このあたりの相場価格よりずっと高いので、値下げしてほしい」

と持ち掛けてみてください。

 

ちなみに、相場価格は

『プロパンガス料金消費者協会』のサイト

https://www.propane-npo.com/

で、調べることができます。

この協会では、プロパンガス料金に関する相談も受け付けているので、必要な時は問い合わせてみてください。

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まとめ

毎日の節約って、ちょっと大変そうですよね。

でも、ほんの少しの心掛けや、ちょっと手をかけることで、ガス料金はかなり節約できます。

中でも、

ガスの使用量が多い、お風呂やシャワーでの節約

が大切です。

お風呂の使い方やシャワーの時間の長さ、温度を下げたり保温シートで保温をしたり、ということを、ぜひ試してみてください。

最初は面倒だったり、大変だったりするかもしれません。

しかし

『生活の中の習慣』

になってしまえばこっちのものです。

どのくらい節約できたか、明細などで確認しながら、ゲームのように楽しんでみるのも良いでしょう。

心や身体の健康とのバランスも大切にしながら、楽しみながら節約できると良いですね!

-プロパンガスの節約