リクシルの浴室の床で、人気のある製品が『キレイサーモ』です。
『床の汚れが落ちやすく、床の冷たさを感じにくい』
という特徴が評判なんですよ!
床の便利な機能を長持ちさせるためにも、正しい掃除方法は知っておきたいですよね。
ということで今回は
- リクシルのお風呂の床は加工が剥がれやすいのかどうか
- リクシルのお風呂の床の掃除方法
についてチェックしていきます。
ぜひ読んで、正しい方法でお手入れしてくださいね!
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リクシルのお風呂の床は加工が剥がれやすい?
リクシルの床は剥がれやすいかどうか
まず、『リクシルの床の表面加工が剥がれやすいかどうか』についてですが、
正しい方法で手入れをしていれば、表面加工が剥がれやすくなることはまずありません。
表面加工が剥がれやすくなることがあるとすれば、
- 研磨力の強いクレンザー、アルカリ性や酸性の洗剤を日常的に使って掃除をする
- 硬すぎるブラシやたわしでこする
- 風呂の椅子や重い物を引きずって移動させる
- 硬い物を落とす
など、表面を傷めやすい掃除の仕方や使い方をしている場合です。
- 掃除するときは中性洗剤を使う
- 柔らかいスポンジや浴室用ブラシでこする
- 椅子や物を引きずらず、持ち上げて移動させる
- 硬い物を落とさないように注意する
という使い方をしていれば、表面加工が長持ちしますよ。
リクシルの『キレイサーモ』は汚れにくい?
リクシルの『キレイサーモ』は、
- 皮脂汚れが落ちやすい表面加工がしてある
- スポンジが溝の奥まで届きやすい床面になっている
ということから、きれいな状態を保ちやすい床だという評判があります。
はい、実はそういう口コミもあります。
そういった口コミの中には、おそらくキレイサーモを『汚れない床』だと思ってしまった人もいると考えられます。
でも、キレイサーモは
『汚れが落ちやすい加工をしてある床』であって、『汚れない床』ではありません。
浴室の床は湯垢や石けんカスなど、いろいろな汚れが接触します。
ですから、こまめに掃除をしなければ当然、汚れは付きます。
汚れが落ちやすい加工がしてあっても、汚れを放置すると汚れが落ちにくくなります。
その通りです!
リクシルのお風呂の床の掃除方法
ここからは、リクシルのお風呂の床をどういう方法で手入れをしたら良いのか、チェックしていきましょう。
なお、この記事ではリクシル公式サイトを参考にして掃除方法を紹介しますが、床のシリーズによっては、掃除方法が違う可能性があります。
掃除をする前に『お手入れガイド』を見て、自宅の浴室床の掃除方法を確認してくださいね。
お手入れガイドは
『リクシル バスルーム お手入れガイド ○○(シリーズ名)』
で検索できます。
基本的な掃除方法は、こちらを読んでください。
毎日の掃除方法
毎日の掃除は
- シャワーをかける
- スポンジや雑巾などでこする
という方法で行います。
モザイクパターンの床なら、先割れ加工の浴室用ブラシでこすると汚れを落としやすいですよ。
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週1回の掃除方法
毎日掃除をしていても、週1回程度はワンランク上の掃除をしましょう。
用意するもの
- ゴム手袋
- 浴室用中性洗剤
- スポンジ、または毛先が樹脂製の先割れ加工浴室用ブラシ
スポンジと先割れ加工ブラシどちらを使うかは、床の種類に応じて
コーキング材・『キレイ床』
⇒スポンジ
モザイクパターンの床・スポンジで汚れが落としにくい場合
⇒毛先が樹脂製のブラシ
で使い分けてください。
手順は
- 浴室用中性洗剤をかける
- 2~3分くらいそのまま放置する
- スポンジやブラシでやさしくこする
- シャワーで洗剤をよく洗い流す
- 換気をする
洗剤を洗い流したあとに雑巾などで水を拭き取ると、さらに効果的ですよ!
床の黒ずみが出やすくなったときは
床の黒ずみが、なかなか落とせなくなってしまったときは、汚れ部分に中性洗剤を付け、浴室用の先割れブラシで丁寧にこすってみてください。
それでも落ちないときは、浴室用クリームクレンザーを使ってもOKです。
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クレンザーを使う場合は
- 浴室用のクリームクレンザーを使う
- 床が乾いた状態でクレンザーを床にかける
- 力を入れすぎないようにして優しくこする
ということがポイントです。
クレンザーを使うのは、
- 中性洗剤では黒ずみを落とせない
- 黒ずみがひどくなってしまった
といったときだけにしておきましょう。
力を入れてゴシゴシこすったり頻繁にクレンザーを使ったりすると、表面を傷めてしまう可能性があります。
メモ
黒ずみが目立ってきたときは、『ウルトラハードクリーナー バス用』など、浴室用の弱アルカリ性の洗剤を使ってもOKです。
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ただし、弱アルカリ性であっても
- 目立たないところに少し付けて、変色などが起きないか試してから使う
- 日常的な掃除に使うのは避け、汚れが溜まったときだけ使う
ということに注意してください。
カビが生えてしまった場合は?
コーキング材の部分にカビが生えてしまったときは、カビ取り洗剤を使ってください。
カビ取り用洗剤を使うときは
- 洗剤に書いてある使い方や注意事項を守る
- 必ず手袋とゴーグルを着け、換気をしながら掃除をする
といったことに注意してくださいね。
リクシルの床掃除をする時のポイントと注意点
お風呂の床掃除のポイントと注意点は
- こするときは、スポンジか浴室用のブラシを使う
- 中性洗剤を使う
- 硬いものでこすらない
ということです。
スポンジか浴室用のブラシを使う
浴室の床は、硬い物でこすると傷がついてしまいます。
掃除のときには
- 柔らかめのスポンジ
- 浴室用のブラシ
を使いましょう。
そして、なるべくデコボコの溝にもスポンジが触れられるようにしてこすってくださいね。
スポンジだとこすりにくいときは、先割れ加工の浴室用ブラシを使うのがおすすめです。
メラミンスポンジは、実は意外と硬い素材なんです。
床の素材や表面加工によっては傷が付いたり加工が剥がれたりする可能性もあるので、私としてはおすすめしません。
傷が付くと、中に汚れが入り込んで落としにくくなってしまいます。
傷を付けない方法で掃除してくださいね。
関連記事:激落ちくんに毒性は本当?メラミンスポンジの正しい使い方と原理を解説
中性洗剤を使う
床掃除に使う洗剤は、『お風呂用の中性洗剤』を使うのが基本です。
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先にも書いたように、
- カビが生えたときにカビ取り洗剤を使う
- 中性洗剤では汚れが落ちないときに弱アルカリ性の洗剤を使う
という風に、必要なときだけカビ取り洗剤や弱アルカリ性洗剤を使うのはOKです。
でも、
- 頻繁にアルカリ性の洗剤を使う
- アルカリ性や酸性が強い洗剤を使う
ということは床を傷めかねないので、避けてください。
はい、リクシルの公式サイトでは推奨していないので、長持ちさせたいならやめておいたほうが良いです。
他のメーカーの床も、『中性洗剤を使うように』と書いてある場合は、酸性やアルカリ性の洗剤を使わないほうが良いですよ。
きれいに洗い流し、なるべく乾かす
掃除の最後には、
- 洗剤が床に残らないように丁寧に水で洗い流す
- なるべく水分を残さないようにし、換気をして浴室内を乾燥させる
ということも忘れずに行ってください。
そうですね。
具体的な方法としては、
- スクレーパーで水を切る
- 雑巾などで水を拭き取る
という方法があります。
そこまでするのはちょっと大変に感じるかもしれませんが、ひと手間かけると汚れにくくなります。
無理のない範囲でやってみてくださいね。
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まとめ
リクシルのお風呂の床は、きちんと手入れをしながら使えば長くきれいに使えます。
基本的な掃除の方法は
毎日の手入れ
⇒シャワーをかけてスポンジや雑巾などでこする
週1回の手入れ
⇒浴室用中性洗剤をかけて2~3分おき、スポンジやブラシでこすって洗い流す
洗剤は『中性洗剤』を使ってください。
酸性やアルカリ性の洗剤を使うと、表面を傷める可能性があります。
ただし、カビが生えてしまったり黒ずみが落ちなくなってしまったときには、汚れに応じて
- カビ取り洗剤
- 浴室用クレンザー
- 弱アルカリ性の浴室用洗剤
を使ってもOKです。
掃除をした後は洗剤をよく流し、水を拭き取るなどして乾燥させてくださいね。
リクシルの『キレイサーモ』は、皮脂汚れなどが落ちやすい加工がしてあります。
毎日のちょっとした手間で黒ずみも防げるのです。
きれいな浴室で、気持の良いバスタイムを過ごしてくださいね!