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プロパンガス、使わないのに基本料金?閉栓と解約どっちが得?

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検針票の使用量はほぼゼロ。それでも基本料金は毎月かかる。「コンロを使わなかったのに?」と、二度見したくなりますよね。

  • ガスを使わない月まで基本料金がかかる。契約を残すだけで、年間いくら払っている?
  • カセットコンロや卓上IHに替えたいけれど、買い替え代を含めても安くなるの?
  • しばらく使わないだけなら、一時閉栓と解約のどちらがいい?

ただ、ガスでお風呂のお湯や暖房を使い続ける家は、調理の火を替えてもガスの供給が必要です。賃貸で供給会社が指定されている場合も、大家さん・管理会社への確認が先になります。

その条件を確認できたら、契約維持・一時閉栓・解約+代替調理を、同じ12か月にかかる合計額で比べます。基本料金だけで決めると、再開の手数料や新しい鍋の代金を見落としてしまうんです。

コンロ以外も使っていませんか?ガスを止める前に、給湯と賃貸の条件を確認

給湯・賃貸の条件を確認してから年額を比べ、維持・閉栓・解約を選ぶ流れ

お風呂・シャワー・暖房もガスなら、調理の代替だけでは足りない

キッチンのコンロ、お風呂と洗面所の給湯器、床暖房、ガスファンヒーター、ガス衣類乾燥機。家でガスを使う機器を確認します。給湯器の熱源が分からなければ、型番からメーカーの説明書を調べるか、管理会社に聞いてください。

同じ契約のガスで給湯もしているなら、供給を止めるとシャワーのお湯も使えなくなります。フライパンの火だけ替えるつもりが、お風呂まで水。そこは避けたいですよね!

ガス給湯を使い続けるなら、契約維持を候補にします。一方、家を長期間空けて、残る家族もガスを使わないなら、その期間の一時閉栓を相談できる場合がありますよ。

賃貸の会社指定と、ガスを使う契約の終了は分けて確認する

賃貸で会社が指定されていても、それだけで使用契約を一切解約できないとは限りません。ただし、会社の変更や貸与設備の撤去を入居者だけで決められるかは別の話です。

たとえばニチガスの賃貸住宅向けFAQでも、LPガスの会社変更では物件の所有者と話をすると案内しています。「自室のガスを休止・解約したい」「備え付け設備はどうなるか」を、大家さん・管理会社と今のガス会社にそれぞれ確認しましょう。

給湯も暖房も別の熱源で、ガスは調理だけ。さらに契約や設備の条件も確認できた家なら、カセットコンロ・卓上IHへの代替を含めて比べられます。

使わなくても年額は積み上がる基本料金2,600円なら、12か月で31,200円

ガスの基本料金は、使用量に応じた従量料金とは別にかかる固定費です。供給設備や保安、検針などの費用を含むと、カネダ設備ガスの料金案内でも説明されています。

木谷プロパンの案内では、一時閉栓をしないと使用量が0m³でも毎月基本料金が発生するとしています。コンロの元栓を閉めただけでは、会社への休止・解約の申し込みにはなりません。

ここでは基本料金が税込2,600円、設備料金などの別の固定費は0円と仮定します。特定地域の相場や、どの会社にも当てはまる料金ではありません。

2,600円 × 12か月 = 年間31,200円

これは基本料金だけの合計。少量でもガスを使った分の従量料金は上乗せになります。私は月額だけ見ると「まあ、このくらい」と流しそうですが、年額にするとちょっと手が止まりますね。

自宅では検針票の基本料金に入れ替えて計算してください。設備料金や機器のレンタル料なども毎月払っているなら、別に年間分を足す必要があります。

戻るときの費用まで聞く一時閉栓は何か月から得?往復費用で計算

一時閉栓は、ガスの供給をいったん止め、後日また使うために相談する方法です。休止できる期間、契約を残せるか、基本料金が止まるかは会社・プランによって違います。「ガスが出ない状態」と「請求が止まる状態」は、同じとは限らないんですね。

カネダ設備ガスは、長期不在の一時閉栓でも期間によって受けられない場合があると案内しています。1週間の旅行でも休止できる、と見込んで申し込むのは早いでしょう。

費用も一律ではありません。長沢住宅設備の公開料金表には、通常の一時閉開栓には手数料があり、季節開栓プランではその手数料が無料と記載されています。ただし、季節プランには長期未使用時の設備維持費もあるため、「手数料無料」だけでは支払い総額を判断できません。

基本料金が止まり、ほかの請求もない場合の分岐

ガスをまったく使わない期間を考えます。基本料金は税込2,600円、閉栓から再開までの往復費用は、計算用の目安として仮に税込3,000円または6,000円。この2つの金額は、全国の手数料相場ではありません。

止められる基本料金の合計が、閉栓・再開に払う合計額を超えると、一時閉栓のほうが安くなります。

基本料金だけの比較例(税込)。完全な月単位で休止し、休止中の別料金・代替調理費は0円と仮定。
使わない期間維持した場合の基本料金往復3,000円なら往復6,000円なら
1か月2,600円閉栓が400円高い閉栓が3,400円高い
2か月5,200円閉栓が2,200円安い閉栓が800円高い
3か月7,800円閉栓が4,800円安い閉栓が1,800円安い
6か月15,600円閉栓が12,600円安い閉栓が9,600円安い

往復3,000円なら、3,000 ÷ 2,600 ≒ 1.15か月。完全な月で比べると2か月から閉栓が安くなります。往復6,000円なら約2.31か月なので、3か月からですね。

ただし、月の途中の閉栓・再開を日割りで扱うか、維持費やレンタル料が残るかは自宅の契約で確認してください。家にいてカセットやIHを使う期間なら、その燃料・電気代や新たに買う機器代も閉栓側に足します。冬だけ使うなど、年に何度も止めて戻す予定なら往復の回数分の費用も必要ですよ。

買った年と、その翌年を分ける解約+カセット・卓上IHは1年目の合計で比べる

ガスを今後使う予定がなく、調理だけ代替すれば暮らせる家なら、解約も候補です。比較するのは年間の燃料・電気代+機器や鍋の購入費+解約に伴う費用。使い始めるための支払いを忘れると、安く見積もってしまいます。すでに機器や対応する鍋を持っていて買い直さないなら、その購入費は0円で計算してください。

カセットは年間本数、卓上IHは年間kWhで計算

カセットなら、年間に使うボンベ本数 × 1本の購入単価で燃料代を出せます。税込250円を年24本使う仮定なら、250 × 24 = 年6,000円ですね。

24本は標準的な消費量ではありません。鍋をする回数や煮込み時間で本数は変わりますし、こんろに指定されたボンベを買う必要もあります。短期間試して消費した本数から、自分の年間分を見積もってください。

卓上IHなら、消費電力(kW)× 使用時間 × 使用日数 × 電気の単価。1kWは1,000W、kWhは使った電力量の単位です。平均1kWで1日15分、年180日使い、追加使用分の電気単価を税込35円/kWhと仮定すると、1 × 0.25 × 180 = 45kWh、45 × 35 = 年1,575円になります。

平均1kWは計算用の仮定です。表示の最大出力が調理中ずっと続くとは限らず、火力や加熱時間で消費電力量は変わります。35円も自宅の請求に合わせて、燃料費調整額・再エネ賦課金などを含む追加使用分の単価へ入れ替えましょう。電気の契約容量を上げる必要がある場合は、増える基本料金も別途足してください。

調理そのものの光熱費を詳しく比べたい場合は、カセットコンロとプロパンガスの比較や、IHの電気代とガス料金の比較も参考になります。

半年不在・半年だけ調理する家で、3つの選択肢を並べると

次は、給湯・暖房はガス以外、年間6か月は家族全員が不在、残り6か月だけ少量の調理をする家の練習例です。すべて税込の仮定で、基本料金は月2,600円、在宅期間のガス従量料金は年1,800円、別の固定費は0円とします。

一時閉栓は不在の6か月だけで、往復費用を3,000〜6,000円、閉栓中の請求を0円と仮定。解約側は、これからの12か月が始まる時点で解約でき、解約に伴う費用は5,000円とします。カセット機器の購入費は4,000円、IHと必要な鍋の購入費は合計8,000円です。

今後12か月の比較例(税込・地域や会社の相場ではありません)。カセットは年24本、IHは前述の年45kWhで計算。
選択肢1年目の計算1年目の合計
契約維持基本2,600円 × 12か月 + 従量1,800円33,000円
6か月の一時閉栓基本2,600円 × 6か月 + 従量1,800円 + 往復3,000〜6,000円20,400〜23,400円
解約+カセット燃料6,000円 + 機器4,000円 + 解約費用5,000円15,000円
解約+卓上IH電気1,575円 + 機器・鍋8,000円 + 解約費用5,000円14,575円

ガスの従量額、ボンベ本数、IHの使用時間は、それぞれ独立した仮定です。同じ料理量で測った数値ではないので、表の合計だけでカセットとIHの性能や実際の安さを決めることはできません。

この仮定では、解約+代替調理の1年目が安くなります。翌年も同じ消費量で、機器の買い替えやガスの再契約がなければ、カセットは年6,000円、IHは年1,575円。ただ、戻す予定があるなら再契約・開栓の費用も必要なんです。

解約は、1年目の合計が契約維持と一時閉栓の両方より安いかで比べます。たとえば購入・解約費用を合わせて30,000円使うなら、カセットの1年目は36,000円。この例の契約維持33,000円を超えますよね。燃料代だけでは決まりません。

解約する前に見落としたくない設備の精算と、代替調理の注意点

違約金・撤去費・貸与設備の残額を確認する

解約するときは、契約書の解約条件と、設備の貸与・分割払いなどの別契約を確認します。違約金、撤去費、設備代の残額があるかを会社に聞き、請求されるなら項目ごとの金額と根拠を書面でもらってください。

設備の購入・レンタルを別に契約しているなら、ガス解約後の支払いもその契約書で確認してください。残額を一括で払うのか、月々の支払いが続くのかで、1年目の費用も違うんです。配管などの設備契約については、配管工事費用・残存設備の確認に関する記事も参考になります。

すでに使ったガス代の精算も残るので、最終請求で払う金額は別に確認しましょう。金額や契約内容で話が食い違う場合は、消費者ホットライン188で相談できます。

カセットコンロは換気と置き場所、IHは鍋と電源を確認する

日本ガス石油機器工業会の公式動画「カセットこんろの正しい使い方」(5分版)です。

カセットコンロは、指定されたボンベを使い、換気できる場所で調理します。IHの上に載せたり、コンロを覆う大きな鍋を使ったり、2台を並べて使ったりしないでください。ボンベの過熱につながる使い方は、工業会の安全案内でも禁止されています。

使用期限や本体の傷みも取扱説明書で確認してください。消費したボンベを補充する手間も残ります。卵を焼こうとして燃料切れ、という朝はちょっと困りますね。

卓上IHは、対応する鍋の材質・底の形・サイズと、コンセントの条件を先に確認します。急いで本体だけ買ったら「手持ちの鍋がほとんど使えない!」では、追加の出費ですよね。

たとえばアイリスオーヤマIHK-T391の説明書は、AC100V・定格15A以上のコンセントを単独で使うよう指定しています。置き場所や使える鍋も機種ごとの説明書に従いましょう。

自宅の見積もりで決める契約維持・一時閉栓・解約を選ぶために聞くこと

自分の数字で契約維持・一時閉栓・解約+代替を比べる分岐

検針票と契約書を手元に置き、ガス会社に次の項目を聞きます。電話で決まらない金額は、メールや書面の見積もりを頼んでください。

  • 一時閉栓:希望する期間の休止ができるか、契約を残せるか、それとも解約扱いかを聞きます。基本料金が止まる日・再びかかる日と、休止中に残る設備維持費・レンタル料も確認してください。
  • 再開:閉栓・再開を合わせた費用は、税込でいくらになりますか?立ち会い・予約の有無と、再開後も同じ料金プランを使えるかまで聞いておきましょう。
  • 解約:最終請求の内訳と、違約金・撤去費・設備代の残額を項目ごとに聞きます。解約後も支払いが残る別契約があるか、契約書と照らして確認しましょう。

「半年使わない予定です。休止中に残る請求と、止めて戻すまでの合計額を教えてください」と聞くと、会社も期間を含めて答えられますよ。開栓の準備や立ち会いの流れは、開栓・閉栓の手続きに関する記事を参考にしてください。

給湯などで使い続ける家は契約維持、全員が不在の期間がある家は一時閉栓、ガスが調理だけで今後も戻さない家は解約+代替を候補にします。そのうえで、自宅で可能な選択肢だけを年額で並べ、安いものを選ぶ順番です。

戸建てで給湯にガスが必要なら、今の会社を維持する以外に、供給を続けながら料金を見直す方法もあります。同じ地域・使用量で取った見積もりより基本料金や単価が割高なら、プロパンガス料金の比較・診断や、エネピを使ったガス料金の見直し方法も確認できます。使用量が少ない家ほど、従量単価だけでなく基本料金・設備料金を含む年額を比べてください。

よくある質問(FAQ)

プロパンガスを使わない月は、基本料金を払わなくていい?

使用量が0でも、供給契約が続いていれば基本料金が発生することがあります。自宅の料金プランと、会社への休止・解約手続きが済んでいるかを確認してください。

コンロの元栓を閉めれば、一時閉栓になりますか?

元栓を閉めるだけでは、会社への休止の申し込みにはなりません。料金を止めるための手続きは、契約しているガス会社に依頼します。

一時閉栓なら、基本料金も再開費用も無料ですか?

会社・プラン・休止期間によって違います。基本料金が止まっても手数料や維持費がかかる場合があるため、止めるときと戻すときの合計額を確認しましょう。

ガス給湯器がある家でも、カセットコンロだけで暮らせますか?

カセットコンロは給湯器の代わりにはなりません。同じガス契約でシャワーやお風呂のお湯を使い続けるなら、ガスの供給を残す必要がありますよ。

閉栓するか迷ったら、何か月を目安にすればいい?

往復費用を、1か月に止められる固定料金で割ると計算できます。月2,600円・往復6,000円・休止中の別請求なしなら約2.31か月なので、完全な3か月の休止から安くなる計算ですね。

まとめ

プロパンガスをほぼ使わなくても、基本料金だけで年額は積み上がります。月2,600円なら年31,200円。ただし、給湯・暖房を使う家や賃貸の指定がある家は、止めたあとの暮らしと契約条件の確認が先です。

一時閉栓は、止められる料金と閉栓・再開費用で比較。解約+代替は、燃料・電気代に購入費や解約費用を加えて比べます。自宅で選べる方法の12か月分を並べれば、使用量が少ない家でも、契約を残すほうが安いのかが分かりますね。

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