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プロパンガスの節約、煮込みを電気鍋に移すと請求は下がる?

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夕飯の支度で鍋を火にかけ、皿を出したり洗濯物を取り込んだり。台所へ戻ると、まだコトコト。煮込みの鍋はコンロで残業しがちです。

  • 煮物やカレーをよく作るけれど、火を長く使う日のガス代が気になる。
  • 電気鍋に移したい。でもガス代が減って、電気代が増えるだけでは?
  • 食べたい料理まで我慢するのは、ちょっとさみしい。

先に答えると、長くコンロを使う料理を電気鍋・電子レンジ・圧力鍋・蓋と余熱に振り分ければ、調理に使うプロパンガスの量は抑えられます。ただし、電気鍋も電気を使うので、光熱費の合計が必ず下がるわけではありません。

まず見直すなら、食事を減らすより「コンロを長く使う料理」です。

ガス代全般の節約方法も見たい場合は、一般家庭のプロパンガス代が高い原因と節約方法も参考になります。ここからの話は、調理の仕方に絞ります。

ガスの使用量と請求額は別電気鍋へ移すとプロパンガス代は下がる?

煮込みを電気鍋に任せれば、その料理でコンロを使う時間が減り、プロパンガスの使用量も減るんです。

ただ、プロパンガスの請求には、使った量に関係なくかかる基本料金と、使用量に応じて変わる従量料金があります。契約によっては設備料金が別に載ることも。調理で減らせるのは、主に使用量に応じる部分です。

電気鍋に替えただけで、ガス代と電気代を合わせた請求まで必ず下がるとは限りません。

電気の単価、プロパンガスの使用量あたりの料金、器具の消費電力で結果が変わります。調理を工夫しても料金が高いと感じるなら、検針票で基本料金と使用量あたりの料金を見てください。戸建てでガス料金そのものも気になる場合は、プロパンガスの料金を比較診断する方法もあります。

長く火を使う料理からどのメニューを別の器具へ移す?

料理名だけで「これが一番ガスを使う」と順位をつけることはできません。量や火加減、コンロを使う時間が家庭ごとに違うからです。まずは火を長くつける料理から手をつけるのが近道です。

長く火を使う料理の振り分け(煮込み→電気鍋→レンジ下ごしらえ→蓋と余熱)
料理コンロを使う場面先に試す方法
煮物・カレー煮立てたあとも、長く火にかける電気圧力鍋があれば任せる。ガス式の圧力鍋なら、レシピに沿って加圧時間を短くする。蓋と余熱も候補。
根菜の下ごしらえ鍋で湯を沸かして柔らかくする電子レンジで下ゆでしてから鍋へ。資源エネルギー庁も、煮込み料理の野菜をレンジで加熱してから鍋に入れる方法を紹介しています。
炒め物火力は強めでも、調理時間は短いことが多い鍋底から炎がはみ出さない火力に調整。短時間で仕上がる炒め物まで、無理に電気鍋へ移す必要はないです。
揚げ物油を温め、調理中も温度を保つ温度と調理時間、揚げる量で変わる。弱火にしすぎて温度を下げるのではなく、コンロの温度調節機能があれば使ってください。

煮込みに何分火を使っているか、次に作るときに測ると、先に変える料理が見えます。

短時間で終わる炒め物まで電気鍋に出動させると、洗い物が増えるだけ、というオチもあります。

電気圧力鍋で角煮などを作る流れは、パナソニック公式の紹介動画がわかりやすいです。動画内の機種はSR-MP300。

今ある鍋でもできるコンロで作る日は蓋・火力・余熱を見直す

電気鍋がなくても、できることはあります。鍋底の水滴を拭いてから火にかける、沸かすときは蓋をする、鍋の底から炎がはみ出さない火加減にする。この3つは、どれも調理の手間を増やしません。

資源エネルギー庁の省エネ情報にも、電子レンジでの下ごしらえや、鍋の蓋を使う方法が載っています。キッチンでできる省エネ方法を見ても、根菜は先にレンジで加熱する形です。

火力は弱ければよい、というものでもありません。東京ガスの調理の節約記事では、鍋底から炎がはみ出さない火加減がおすすめ。火が弱すぎると調理時間が長くなり、かえって熱が逃げることもあります。鍋の蓋や火加減についての説明も参考にしてください。

煮立ったあとに火を止め、蓋をしたまま余熱で仕上げられる料理もあります。使うレシピに余熱の手順があるときに試してみてください。火を止める時間を勘で早めると、具材に火が通らないことがあります。

根菜をレンジで下ごしらえし、鍋には蓋をする。まずはこの組み合わせで十分試せます。

電気代もかかる電気鍋なら節約、と決める前に見ること

ガス式の圧力鍋は、加熱時間を短くしやすい一方、調理にガスを使います。電気圧力鍋はコンロを使わずに済みますが、その分の電気を使う器具です。同じ「圧力鍋」でも、ガスと電気で家計への出方が違います。

調理で増える電気料金は、器具の消費電力量が分かる場合、次の式で目安を出せます。

調理に使った分の電気料金の目安 = 消費電力量(kWh)× 自宅の電気料金単価(円/kWh)

消費電力量が分からない場合、消費電力の表示だけで正確な調理代を出すのは難しいもの。機種の説明書やメーカーの仕様を確認してください。節約のためだけに新しい器具を買うなら、本体代も含めて考えるのがおすすめです。

電気鍋は電気も使います。魔法の鍋ではありません!

ガスと電気の単価が分からないまま、年間いくら下がると決めつけるのは避けたいところ。プロパンガス料金は販売店ごとに異なります。検針票に使用量あたりの料金が載っているか確認し、調理の工夫と料金の見直しは別々に考えるとよいです。

まずは一品だけ今週の夕飯で調理の振り分けを試す

  1. 火を長く使う料理を一つ選ぶ。煮物やカレーなど、作っている間ずっと鍋がコンロに乗る料理が候補です。
  2. 家にある器具で一か所だけ変える。根菜をレンジで下ごしらえする、蓋をする、電気鍋に任せるなど、無理なくできる方法を試してください。
  3. いつもの作り方とコンロの時間を比べる。火をつけていた時間を測り、いつもの作り方と比べます。光熱費も比べるなら、検針票でガス使用量と電気使用量を確認してください。

検針票の合計だけで、調理方法の効果を決めつけないでください。お風呂や給湯で使う分も同じ請求に入るからです。ほかの使い方が大きく変わった月は、料理の差だけを読み取れません。

今週は一品だけ振り分ける手順

食べたいメニューを全部あきらめなくても大丈夫。炒め物が短時間で済むなら、そのままコンロで作ればいいんです。鍋を買い足す前に、長く火を使う料理を一つだけ振り分けてみてください。

よくある質問

電気鍋に替えれば、プロパンガスの請求は必ず安くなりますか?

必ずとは言えません。調理に使うガスは減る一方、電気代が増える場合があるんです。ガスの使用量あたりの料金と、電気鍋の消費電力量で結果は変わります。

揚げ物・炒め物・煮込みでは、どれが一番ガスを使いますか?

料理名だけでは順位をつけられません。火力とコンロを使う時間の組み合わせ次第。長く煮る料理から見直し、揚げ物は油を温めている時間も含めて考えてください。

一人暮らしでも調理の振り分けは役立ちますか?

役立ちます。作る量が少なくても、少量の煮込みを長く火にかけているなら候補です。器具を買い足すより、蓋やレンジでの下ごしらえから試せます。

お風呂のお湯張りも、この記事の方法で節約できますか?

お湯張りは給湯器を使うため、コンロの調理とは別の使い方です。給湯器の設定温度が気になる場合は、ガス料金を節約する給湯器の使い方も確認してください。

まとめ

プロパンガスの調理で見直すなら、まずコンロを長く使う煮込み料理から。電気鍋や電子レンジへ移す方法に加え、鍋の蓋・火力・余熱も試せます。

電気鍋に替えるとガスの使用量は減りますが、電気代を足した光熱費まで安くなるとは限りません。節約額は、器具とそれぞれの料金単価次第です。

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