やかん

プロパンガスの節約 プロパンガスの違い

プロパンガスとIHケトルでお湯を沸騰させる光熱費はどっちが安い?

最近はすっかり普及してきた、IHケトル

火を使わずにお湯を沸かせるのが、安心ですよね。

そして、電気ケトルも、

「手軽に素早くお湯を沸かせる」

と、人気です。

その他にも、

電気ポットや、やかんをガスコンロにかけてお湯を沸かす

など、お湯を沸かす方法は、たくさんあります。

 

でも、光熱費が一番安いのは、プロパンガスとIHケトル、どちらなのでしょうか。

毎日の暮らしのことなので、

『なるべく光熱費が安くなるように使う』

って、とても大事ですよね。

 

今回は、『プロパンガスとIHケトルでお湯を沸かしたときの光熱費の違い』について

さらに、電気ケトルや電気ポットではどうなのか、ということについて、お伝えします。

光熱費を考えるための、参考にしてくださいね。

また、IHケトルや電気ケトル、電気ポットの購入を考えている方も、ぜひ読んでみてください。

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プロパンガスと電気、お湯を沸かすならどちらが安い?

ガスコンロでお湯を沸かす光熱費は?

ガスコンロでお湯を沸かす光熱費は?

それぞれの名前とお湯の沸かし方について

比較に入る前に、それぞれの名前やお湯の沸かし方について、整理しておきましょう。

プロパンガス

プロパンガス使用のコンロに、水を入れたやかんを置いて加熱。

IHケトル

IHコンロ対応のやかん。

IHコンロに、水を入れたIHケトルを置いて加熱。

電気ケトル

0.15~1.2リットルくらいの少量のお湯を沸かすことができる小型ケトル。

電気の力で加熱し、お湯を沸かす。

電気ポット

2リットルくらい入りのポット。

電気ケトル同様、電気の力で加熱する。

『IHケトル』『電気ケトル』『電気ポット』は、どれも似ている感じですが、このように違います。

 

さて、次は試算ですが、ここでは参考のために

  • 都市ガス
  • 途中まで給湯器で加熱してから、プロパンガスで沸かした場合
  • 適正価格のプロパンガス

も加えて、比べてみましょう。

 

それから、計算するには、条件をそろえなければなりません。

今回の計算の条件は

  • 水は15℃から100℃まで温度を上げる
  • 水の量は1リットル
  • プロパンガスの熱量は24,000Kcal/立方メートル、熱効率60%
  • ガス給湯器と併用の場合は、給湯器で50℃まで温め、そこからガスコンロで加熱
  • 都市ガスの熱量は11,000Kcal/立方メートル、熱効率60%、
  • IHコンロ、電気ケトル、電気ポットの熱効率は90%
  • 電気は1Kwhで860Kcal

とします。

光熱費はどれが一番安い?

さて、いよいよ光熱費の比較です。

『単純計算での、だいたいの結果』としては、このようになりました。

水1リットルを

沸かした光熱費

1日3回(3リットル)

1年間沸かした場合

備考
昼間における

IHケトル

電気ケトル

電気ポット

約3.4円 3,723円 IHケトル・電気ケトル・電気ポットの3つの数字が同じになるのは、

『1リットルの水を加熱した場合の必要カロリー量』

同じだから。

従量価格は、

昼間31.27円

夜間12円

夜間における

IHケトル

電気ケトル

電気ポット

約1.3円 1,423.5円
プロパンガス 約2.8円 3,066円 従量価格470円の場合
給湯器

プロパンガス

約2.4円 2,628円 給湯器で50℃まで加熱。

そのあとガスコンロで100℃まで加熱。

ケトルに移す時の熱のロスは、ないものと仮定した場合。

適正価格の
プロパンガス
約1.7円 1,861.5円 適正価格280円の場合
都市ガス 約1.8円 1,971円 従量価格142円の場合

(小数点2位以下は四捨五入)

この結果を見ると、

  1. 夜間料金のIHケトル、電気ケトル、電気ポット
  2. 適正価格のプロパンガス
  3. 都市ガス
  4. 給湯器+プロパンガス
  5. プロパンガス
  6. 昼間料金のIHケトル、電気ケトル、電気ポット

という順になり、

  • 電気が一番安いのは、夜間料金の場合
  • 昼間の料金だと、電気は一番高くなる

ということになります。

そして、

『プロパンガスは都市ガスより高い』

というのは、よく言われることですが、

『プロパンガスでも、適正価格であれば、都市ガスに負けないくらい安い』

ということもわかるかと思います。

 

ただし、ここでの結果は

『いろいろな条件を、かなり単純化した場合の試算』

だと思ってください。

実際の光熱費は、

  • 電気のプランや時間帯
  • 電気、ガスの従量単価
  • やかんの熱伝導率
  • 電気ケトルや電気ポットの性能
  • やかんやIHケトルの熱伝導率

などによって、変わります。

なので、『だいたいこのくらい』という感じの結果として、参考にしてくださいね。

 

光熱費の計算方法

なお、今回の計算では、

『水1リットルを沸かすのに必要なカロリー量を得るのに、光熱費がいくらかかるか』

を元にしています。

1リットルの水の温度を1℃上げるのに必要なカロリーが1Kcalなので、1リットルを15℃から100℃にするには、85Kcal必要です。

85Kcal分の光熱費の出し方は、

85Kcal ÷ (1kwあたりもしくは1立方メートルあたりの熱量×熱効率) × 従量単価

となります。

電気の光熱費

昼間の料金

85Kcal ÷ (860Kcal×0.9) × 31.27円 = 3.43円

夜間の料金

85Kcal ÷ (860Kcal×0.9) × 12円 = 1.31円

プロパンガスの光熱費

従量価格470円

85Kcal ÷ (24,000Kcal×0.6) × 470円 = 2.77円

従量価格280円(適正価格のプロパンガス)

85Kcal ÷ (24,000Kcal×0.6) × 280円 = 1.65円

給湯器+ガスコンロの光熱費

給湯器で15℃から50℃まで上げるのにかかる光熱費

(50-15)Kcal ÷ (24,000Kcal×0.9) × 470円 = 0.76円

給湯器の熱効率は、コンロより良く、ここでは90%としています。

50℃から100℃までコンロで加熱する分の光熱費

50Kcal ÷ (24,000Kcal×0.6) × 470円 = 1.63円

以上の結果を足して、

0.76+1.63=2.39円

都市ガス

都市ガスの熱量は1立方メートルあたり11,000Kcalなので、

85Kcal ÷ (11,000Kcal×0.6) × 142円 = 1.8円

今回は、以上のように計算しました。

 

一番リーズナブルな、お湯の沸かし方は?

では最終的に、

「一番オトクで実用的なお湯の沸かし方はどうなのか?」

というと、

『給湯器+ガスコンロで沸かし、魔法瓶などの保温力の高いポットに入れておく』

が正解です。

 

試算の結果にもあったように、一番安いのは『適正価格のプロパンガス』です。

ただ、現状として、

プロパンガスを適正価格で提供しているガス会社は、そんなに多くないと考えられます

なので、次善の策としては

『給湯器+ガスコンロ』

になるわけです。

これだと、光熱費も安く済みますし、必要なだけの量のお湯を沸かすことができます。

そして、保温性の高いポットに入れておけば、必要な時にお湯を使えます。

保温のための電気代も、要りません

 

ただし、厳密に考えると、『適正価格のプロパンガス』を除いて一番光熱費が安いのは

『夜間の電気代が安い時は、IHケトルなどで沸かし、昼間の電気代が高い時は給湯器+ガスコンロで沸かす』

ということになります。

 

といっても、これはあくまでも『お湯を沸かす時』に限った計算上の話です。

たとえば、IHコンロも使うとなると、卓上のIHコンロを購入する費用などもかかります。

それに、時間帯を気にしながら使い分けるのは、ちょっと大変ですよね。

なので、あまり無理せずに、お湯の使い方や、ライフスタイル、使い勝手の良さなども考えて、どれを使うか選ぶと良いでしょう。

たとえば、コーヒー1杯分くらいの、少しのお湯しか沸かさない場合は、ガスが安いと言っても、ガスを使うのももったいない気もしますよね。

そんな時は、電気ケトルを使うのも、良いと思います。

 

もっと光熱費が安くなる方法はある?

「ガスを使うとしても、なんとかして、もうちょっと光熱費を安くできないかな…」

と思うのは、誰でも同じ。

実は、その方法はあります。

その方法とは、

『安いガス会社に乗り換える』

ことです。

 

プロパンガスは、ガス会社が料金を決めています。

そのため、ガス会社によって、料金はそれぞれ

地域の相場価格より高い価格に設定しているガス会社もあれば、相場より安い価格の会社もあります

そんないろいろなガス会社の中で

『良心的な価格の会社』

を選んで、契約すればよいのです。

 

ガスの節約は、もちろん日々の暮らしの中でのガスの使い方を工夫することでも、できます。

でも、従量単価が安くなることが、節約には一番の近道です。

「ガス代が高いのを、なんとかしたい!」

と思っている人は、ぜひ一度、ガス会社の乗り換えを検討してみてくださいね

メモ

「うちは賃貸だからガス会社を乗り換えるのは無理…」

と思って諦めるのは、まだ早いです。

賃貸でもガス会社を変更するための方法があります。

こちらの記事を参考にしてみてください。

プロパンガスの配達
賃貸の家でプロパンガス代を節約したい!ガス会社の変更は可能?

続きを見る

 

IHケトルや電気ポット、電気ケトルの比較

手軽で便利な電気ケトル

手軽で便利な電気ケトル

先ほどの比較では、

『電気の夜間料金の時間帯以外は、電気よりガスを使ったほうが光熱費が安い』

という結果になりましたが、

IHケトルや電気ポット、電気ケトルにもメリットはあります

今度は、この3つを、比較してみました。

IHケトル、電気ポット、電気ケトルを比べてみると

では、

  • IHケトル
  • 電気ポット
  • 電気ケトル

そして、参考にガスコンロで沸かす場合も含め、それぞれのメリットとデメリットを比べてみましょう。

メリット デメリット
IHケトル
  • 少量から多くの量まで、好きな量のお湯を沸かしやすい。
  • ガスコンロより熱効率が良い。
  • ガスコンロより手入れが楽。
  • ケトルをIHコンロにかけたまま忘れてしまうと、沸騰し過ぎたり、余分に電気代を使ってしまったりする。
  • 他の電気製品も同時に使っていて、電気を使い過ぎると、ブレーカーが落ちる。
電気ケトル
  • 少量のお湯を素早く沸かせる(カップ1杯分くらいなら、1分くらい)。
  • 保温をしないので、保温の電気代がかからない。
  • お湯が湧いたら自動的に電源が切れるものもあり、安心。
  • コンパクトで軽いので、移動も楽。
  • 沸かせるお湯の量は多くない
  • 保温ができないので、その都度沸かさなければならない。
  • 時々、水垢やカルキの汚れを取り除かなければならない(放っておくと、熱効率が悪くなってしまい、電気代がかかる)。
  • 他の電気製品も同時に使っていて、電気を使い過ぎると、ブレーカーが落ちることがある。
電気ポット
  • 電気ケトルより多くのお湯を沸かすことができる。
  • 保温もできる。
  • 用途によって、何通りかの温度設定ができるものもある。
  • 保温に電気代がかかる。
  • 時々、水垢やカルキの汚れを取り除かなければならない(放っておくと、熱効率が悪くなってしまい、電気代がかかる)。
ガスコンロ
  • 少量から多くの量まで、好きな量のお湯を沸かしやすい。
  • 電気と違い、どの時間帯でも料金が一定。
  • 他に電気製品を使っていても、ブレーカーが落ちる心配がない。
  • 水垢やカルキ汚れが付きにくい。
  • 停電しても、ガスが使えればお湯を沸かせる
  • 火の扱い、火の元に注意が必要。
  • コンロにやかんをかけたまま忘れてしまうと危険。
  • IHコンロより手入れに手間がかかる。

IHケトル、電気ケトル、電気ポットの一番の利点は

『火を使わないので安心』

というところですね。

一方、電気を使ってお湯を沸かす器具だと、

『一度にたくさんの電気製品と使うとブレーカーが落ちることがある』

というのが弱点になります。

 

一方、ガスコンロは、

『絶対に目を離してはいけないし、ヤカンをかけたまま忘れないように注意が必要』

という、弱みがあります。

でも、昼間の料金が高くなったり、ブレーカーが落ちたりする心配はありません

それぞれのデメリットもわかりつつ、メリットをうまく生かして、活用していけると良いですね

電気ケトルか電気ポットか

今回比較した中で、一見似ているのが

『電気ケトル』『電気ポット』です。

 

先ほどのメリット、デメリットの比較でも書いたように、

この二つの一番の違いは

  • 沸かせるお湯の量
  • 保温できるかどうか

です。

なので、このどちらかを使うとしたら、

『常に、ある程度の量のお湯を用意しておきたい』という場合は、電気ポット

『飲みたい時にちょっとの量を沸かせればいい』という場合は、電気ケトル

がおすすめです。

 

ただ、先にも書いたように、たとえばもし

『電気の安い時間帯に使うために、わざわざ買う』

のだとしたら、購入の費用と、見込める節約効果が見合うかどうか、よく考えてみたほうが良いでしょう

また、ガスのほうが安いからと言って、無理してまでガスばかりにする必要も、ありません

節約には、無理しすぎないことも大切です。

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まとめ

プロパンガスとIHケトルでお湯を沸騰させる光熱費を比べると、大まかな試算では

  1. 夜間料金のIHケトル
  2. プロパンガスの給湯器+ガスコンロ
  3. プロパンガスのガスコンロ
  4. 昼間料金のIHケトル

という結果になりました。

 

『プロパンガスは高い』

というイメージって、強いですよね。

でも実際に計算してみると、

必ずしもプロパンガスが電気より高いわけではありません

電気代の価格設定によっては、電気のほうが高くつくこともあります

もちろん、電気やガスの料金プランや、電気ケトルなどの性能にもよります。

ただ全体的には、無理に電気を使うよりは、上手にガスを使ったほうがおトクです。

同時に、電気料金の安い時間帯は『ガスよりも電気を使う』節約方法もあります。

また、電気ポットや電気ケトルなども、上手に使うと、とても便利なグッズです。

道具は上手に使いながら、無理なく、あなたに合ったやりかたで、節約してくださいね

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